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誰かに話したくなる語彙や雑学マガジン

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「元ミス日本」が自民党の比例区から立候補と聞いたらどう思う?

「元ミス日本」が自民党の比例区から立候補と聞いたらどう思う?

ぱっとそういう記事を見たときに、抱く印象というのは人それぞれだと思う。

「女性議員が増えることには歓迎である」
「『元ミス日本』を票集めに使うのか、比例区だし」
「誰だろう?」
「煽り記事だな」

などなど。
他にもあるだろう。一つに絞らずとも、組み合わせて頭に浮かぶ場合もあるかもしれない。

こんな感じね。

「元ミス日本」

という冠に思考のバイアスがかかる。

「元ミス日本」があることで、

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つまらない現実より美しい嘘を…的な意味で「超」常刺激

つまらない現実より美しい嘘を…的な意味で「超」常刺激

ポルノを見すぎると正常な性行為を行えなくなることがある。

というような文脈で知った言葉が「超常刺激」。
wikipediaには超正常刺激として掲載されていた。

「ゲームばっかしていたらアホなんで(アホになるよ)」なんてことは、関西人でなくとも似たようなことを言われたことがあるかもしれない。親とか、学校の先生とかに。

超常刺激を背景にそのようなことを言っているのかどうなのかはさておき、生物学的

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「初心・原点」に返るか・帰るか、どっち問題

「初心・原点」に返るか・帰るか、どっち問題

「玉坂さん、その漢字、ひらいといた方がいいですよ」

と、指摘を受けたのが20代後半だったか30代に差し掛かったかだった時分。Web制作会社にて、業務拡大のために営業兼ディレクターでの求人を出して、自身が採用した2つほど年下の女性だった。

周りに細かなことを指摘してくれる、いわゆる「直属の上司」のような存在がいない環境が長かったので、大変にありがたいチームメイトであった。体大卒で、営業成績も良く

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「ナウル共和国」の人口の40%が糖尿病だとか

「ナウル共和国」の人口の40%が糖尿病だとか

ナウル共和国って10年近く前に聞いてそれからずっと気になってるんですよ。気になった時の記事がこちら。まだ残っていた。

ナウルは人口5000人程度の小さな島で、かつてリン鉱石が豊富に採れた。1968~80年代後半あたりまでで年間200億円相当の採掘があったとか。で、資源が豊かな国の施策として、公共料金や税金は無料という制度を敷いて国民がどんどん贅沢になって、その90%(左記は上の記事参照/2008

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ドヤ顔できる助言は「コスモス」的な意味で

ドヤ顔できる助言は「コスモス」的な意味で

短日植物
一日の日長が一定時間(限界日長)より短くならないと反応が起きないことを短日性といい、花芽の形成が短日性である植物のこと。(正しくは、短日植物とは、連続した暗期が一定時間(限界暗期)より長くなると花芽が形成される植物のことである。) 例としてアサガオ、キク、オナモミ、コスモスなどが挙げられる。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%91

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鉛筆「舐め舐め」算盤はじいてみてください

鉛筆「舐め舐め」算盤はじいてみてください

小学校6年生の時の担任が、プリントを配るときに指を舐めて湿らせるタイプの人でして、せめて湿らせた一枚目が自分には来てくれるなと念じたことを覚えている。

縦横5×6くらいに座った教室で、ペロっと親指を舐めてプリントを5枚取り、席の先頭の生徒に渡す。次の5席の先頭に立ち、指先の湿りを追加してまた5枚を取り先頭の生徒に渡す。舐めて5枚取って、渡して、次。舐めて5枚、次。5枚を取り分けている途中で親指の

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「多分絶対」に英語だってDefinitely Maybe

「多分絶対」に英語だってDefinitely Maybe

「多分絶対」

どっちやねん!と目くじらをたてることも少なくなった。その物事が起こる可能性が50%程度であろう多分と、100%起こる絶対とが交じり合うことは意味的にはありえないのだけれども、脳内ではこの「多分絶対」はしばしば起こる。

インスタなんかでキルフェボンのストロベリータルトを見ながらこう言うのである。

「見てみてー。これ多分絶対おいしいよね!」

キルフェボンのタルトで、ストロベリーだ

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「お金」で手に入らないもの

「お金」で手に入らないもの

こんな青臭いタイトルつける気なかったのだけれど、パッと一番良いと思ったのがこれなのだから仕方ない。

Books&AppsというWebメディアがありまして、更新があるとプッシュが来るようにしているので、しばしば訪れては読みます。複数人が寄稿していて、主催者の安達さんはもちろん、たいへん興味深い記事を書いてくださる方がたくさん。層が厚い。高須さん、しんざきさん、能代さんの書く記事に惹かれることが多い

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未来人がAIによって「政治参加」してくるのは、タイムマシーン的な意味で。

未来人がAIによって「政治参加」してくるのは、タイムマシーン的な意味で。

若者の政治参加をー!
なんてことを標榜するときの一つの文脈は以下のようなものだと思う。

■憲法で幸福追求権は保障されている。
■若年・中年・高年どの層も、基本的には自身の幸福を追求する。
■民主主義であり、多数決によって法整備がなされるからこそ、数の論理で人数の多い高齢者の意見が政治に反映されがち。
■若者が投票に行かねば若者の意見が反映されない。
■さらには、未来の人々にとっての幸福は若者にこ

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「反省」してたらしないこと

「反省」してたらしないこと

はん‐せい【反省】
[名](スル)
1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。「常に反省を怠らない」「一日の行動を反省してみる」
2 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。「反省の色が見られない」「誤ちを素直に反省する」
引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8F%8D%E7%9C%81/

反省ってすることあります

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いや、その通りだよね。の「いや」はどこにかかるか

いや、その通りだよね。の「いや」はどこにかかるか

とりあえずなんにでも、かんにでも返答の頭に「いや」を挟むタイプっているよね、自身にもそういうことってあるよね。

そういうことを先日書いた。

ざっくり以下のような見解でまとめたつもり。

・感嘆の「いや」と否定の「いや」がある
・入り混じって強い否定でもないけれど「いや」を挟む習慣が生まれたのかも

そのあと、もう一つ視点が浮かんできたので書いておきたい。

「いや」は誰にかかるか例えばこういう

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なんでもかんでも返答時に「いや」って入れてしまうパターン

なんでもかんでも返答時に「いや」って入れてしまうパターン

いやいや、その「いや」いらんくない?

A:先週入社してきた中途の岡田さん、めちゃくちゃ優秀らしいよ。
B:いや、久々にいい感じの中途の人が入ってきたって感じよ。

返答時になんでもかんでも「いや」を入れる人、あるいは自身が「いや」って入れてしまうこと。見たりあったりしませんか。

上記AさんBさんの例のように、返答の内容が肯定であるにもかかわらずなんでもかんでも文頭に「いや」と挟まってくる感じ。

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おばあちゃんの「ぽたぽた」焼きの反対

おばあちゃんの「ぽたぽた」焼きの反対

一度耳にして、妙にこびりついて離れない言葉というのがいくつかありまして。毎日思い出されるということでもないのですが、ふとした時に、もわもわと言葉が浮かんでくるのです。

誰しもそういう言葉ってあるんじゃないですかね。

その最たるものがこれです。

おじいちゃんのごりごり茹で

ずいぶん前に「有名なお菓子を対義語にすると」という記事があってそこで出会った言葉。

おそらくこのサイトが初出…かな。

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「政治・宗教・野球」のはなしの意味をちゃんと整理しとくから

「政治・宗教・野球」のはなしの意味をちゃんと整理しとくから

飲み屋の席では「政治・宗教・野球」の話は避けた方がいいんだぜ

という指南は、二十歳そこいら大人になりかけた頃に誰かしら目上の人から教えられる訳です。

いやこれなんで?

最初は疑問に思うのですが、まあまあ飲み会の席を重ねると、なんとなくその意味合いの輪郭が掴めてきます。実際に政治・宗教・野球の話をしてみたり、はたまた、アルコールの入った場での何かしらの口論を通じてその指南を思い出したり。
輪郭

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