なんでもかんでも返答時に「いや」って入れてしまうパターン
いやいや、その「いや」いらんくない?
A:先週入社してきた中途の岡田さん、めちゃくちゃ優秀らしいよ。
B:いや、久々にいい感じの中途の人が入ってきたって感じよ。
返答時になんでもかんでも「いや」を入れる人、あるいは自身が「いや」って入れてしまうこと。見たりあったりしませんか。
上記AさんBさんの例のように、返答の内容が肯定であるにもかかわらずなんでもかんでも文頭に「いや」と挟まってくる感じ。
相手の発言を肯定できない病にでもかかってしまっているのだろうかと、悶々していたのですが、よくよく考えると、「いや」って必ずしも否定の意味だけではないんですよね。
いや
・語源1
驚きの発声「や」「やっ」「やあ」の変化
・・感動詞
驚いたとき、感嘆したとき、また、困惑したとき、落胆したときなどに発する語。いやはや。人に呼びかけるときに用いる語
・語源2
否定の発声「いな」の変化
・・感動詞
【否】否定の意を表す際に発するもの。いいえ。いな。むしろ。そうではなく。
【嫌、厭】嫌悪、拒絶の意を表す際に発するもの。
引用:https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%84%E3%82%84
感嘆の「いや」ね。
A:一杯目のビールは最高だよねー!
B:いやー、実にうまい。
こんな感じの「いや」です。
感嘆。
なんでもかんでも入り込んでくる「いや」のすべては必ずしも完全否定の「いや」ではないよってことですね。
おそらく、相手より勝りたいという気持ちからくるやや否定的な「いや」と、話に対する感嘆の「いや」が入り混じった「いや」がそこかしこに入り混じるようになった。
そういう文化。
何となくそんな感じしませんか。
いや、あくまで仮説ですけども。
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