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誰かに話したくなる語彙や雑学マガジン

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2021年1月の記事一覧

「脳つぼ」刺激でうつ病改善

「脳つぼ」刺激でうつ病改善

タイトルさながら刺激的だけれど,Natureの記事をもとにしてちらほらいくつかの記事が書かれていた。

ボタンを押せば脳へ刺激が走り,快楽を得続けられるようなボタンがにあって,それを与えられたネズミかサルかが永遠に押し続けるって物語をどこかで見聞きしたけれど,まさにそういう世界が目の前まで。いいねボタン依存なんてかわいいもので。

TOEICの勉強には「金フレ」で

TOEICの勉強には「金フレ」で

外国語学習にはついて回る単語の記憶。特に700点くらいまででTOEICの点数を効果的に上げようと思うと,頻出単語をガンガン記憶しておく方法はとても効果的。

「詰め込みなんて意味ないよー」っていう人もいますけどね。
「うっせーよ!」ですよね。
猛烈に試験対策している身からすれば声を大にして。
とにかく覚えて,覚えて,覚えまくるのです。得点UPの為に。

たくさんある単語帳でしばしば薦められているの

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「アンダンテ」って漫画があったな

「アンダンテ」って漫画があったな

アンダンテ,クレッシェント,フォルテシモ,ポコアポコって楽譜で使われる記号が頭の中で残ってる。

全然音楽に精通していない人が,
「そこ,もうちょいクレッシェントでお願い」
みたいなことを唐突に言う空気感は嫌いじゃない。

攻殻機動隊的な「BMI/ブレインマシーンインターフェイス」の躍進

攻殻機動隊的な「BMI/ブレインマシーンインターフェイス」の躍進

脳波を読み取る技術。

そう聞くと近未来を想像するけれど,もはやそれは現在進行形で,テスラやFacebookは随分前から取り組んでビジネス化を図っている。BMI/ブレインマシーンインターフェイス。ざっと古い記事を見渡すと2000年前半あたりにはすでにちらほらと記事が並んでいた。

人と人の脳波がインターフェースを介してダイレクトに行き交うようになると,受け取る情報の整理が今以上に重要な役割を担うん

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「IT人材」がSIerに偏ってる表

「IT人材」がSIerに偏ってる表

日経に内閣府のデータを引用した記事があったので,データに目を通していた。

日本の派遣に関する問題点は法制度からしてしばしば指摘されるけれど,SIerはSIerで専門性があったり,派遣会社は派遣会社で,ある種雇用の受け皿になっていたりするから,悪い面ばかりではないというのが一つの見解。抜本解決を促す打ち手ってそうそう聞かない。

価値を生まずピンハネだけする構造がはびこることが健全でないのは全会一

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よく耳にする「複雑系」の説明の一つに

よく耳にする「複雑系」の説明の一つに

学生時代,教授が複雑系の説明に「成長の限界」の図を用いていた。

「AだからBである」

複雑な物事を単純に説明することはとても大事だけれど,二元論の過信は危険である。関係する複数の要因を排除し,物事への誤解を生むという意味で。「成長の限界」で用いられた以下の図は,考慮すべき要因を整理し,それをわかりやすく説明する必要性を強く意識するようになったきっかけとして記憶に残っている。

「得られる利益」と「失われる利益」

「得られる利益」と「失われる利益」

違憲審査基準でしばしばみられる考え方。

ビジネス上でも納得感を増す判断の基準として使いまわしが良い。

Aの施策は200人のユーザーが離脱しますが,3万人の新規ユーザー獲得が期待でき,失われる利益より得られる利益が増すという判断から,A施策の妥当性が担保されます。という感じ。

蛇足だけれど…
緊急事態宣言のような施策も宣言によって自粛がなされ経済が停滞するという失われる利益より,ウィルスの蔓延

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東京地裁で,二重国籍を認めない国籍法は「合憲」と

東京地裁で,二重国籍を認めない国籍法は「合憲」と

外国籍を取得したときに日本国籍を失うとした,国籍法第十一条1項が憲法二十二条2項に反するのではないかという事が争点であった。

2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ

2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ

目次を見るだけでもワクワクする。これからの世の中がどのように進むのか。現実的な未来予測は人生のかじ取りにとても役立つ。

目次
第1章 「コンバージェンス」の時代がやってくる
第2章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 1
第3章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 2
第4章 加速が“加速"する
第5章 買い物の未来
第6章 広告の未来
第7章 エンターテインメントの未来
第8章

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「メルクマール」として判断する

「メルクマール」として判断する

行政法初学者から中級者あたりに人気のサクハシ「行政法」のどこかで書いていたのが最初だったと思う。

有名企業の「アルムナイ」

有名企業の「アルムナイ」

電通が約230人の早期退職者を募り,その退職者と業務委託を結ぶという報道で「アルムナイ」という言葉を知った。ラテン語をルーツとする卒業生という意味らしい。

青田さんがアルムナイの記事を書かれていたので,追記。

「そこに青春があった!」

「国語力」 の話

「国語力」 の話

読書好きの親父がリビングのテーブルに数冊の本を置いていて,その中の一つが「国家の品格」であった。上記紹介記事と同じく「国語力」の重要性を信じるようになったきっかけである。発売された当初であったはずだから,今から15年ほども前かと振り返ると感慨深い。

当時,オーストラリアで1年程過ごし帰国したばかりであったという事もあって,日本人としてのアイデンティティを強く意識していた時期であり,年頃であり,そ

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判例でよく見た「蓋し(けだし)」

判例でよく見た「蓋し(けだし)」

「蓋し(けだし)」は判例でよく見る語彙。

「思うに,かなりの確からしさで…」というニュアンスで使われる。

法律の勉強をしていた時のトピックスって色々印象に残っているものがあるのだけれど,ことに語彙へスポットを当てたとき「参酌」と今回の「けだし」が頭に浮かぶ。

平成10年くらいまでの判例で使われていたようで,最近はあまり使われていないとか。

上記の検索でも出てきているように,初めて見たときは

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