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#ワーママ
スーパーカーが我が家にやってきた日のこと
男の子は、車派か電車派に分かれるんですよと保育園の先生から聞いた。我が家の一歳児は、ものの見事に車派となり毎日「ブーブ」と言ってはミニカーに戯れている。家にいる時は常に両手にミニカーを一台ずつ持っていて、抱っこをせがむ時も決して離さない。寝る時も一緒である。
息子がミニカーの魅力にハマったのは、義母が彼にプルバックカーを買い与えた日が起点になった。
小さな手でミニカーを握りしめて、床にタイヤを
抱っこが教えてくれる、愛された記憶
息子が言葉を覚え始めて、抱っこの事を「あっこ」と言うようになったのは一歳六ヶ月くらいの事だった。一歳十ヶ月になる今でも、一日で一番話している言葉は「あっこ」で、毎日何度も何度も「あっこあっこ」と言って抱っこをせがんでいる。初めは「だっこだよ」と訂正していたけれども、舌ったらずに「あっこ」と言うのが可愛らしくて、ずっと「あっこ」でも良いかなと思う事もある。
私の母に、息子が「あっこ」っと言っては抱
魔法の言葉「あっち」を覚えた息子の話
息子が一歳十ヶ月になった。子供を産む前は、ひと月ごとに子供の成長の節目を感じるとは思わなかった。ひと月の節目を迎えると、深呼吸を一つして天井を仰ぎ、今月も良く頑張ったと自分を褒めてあげたい気持ちになる。そして子供の成長の早さに毎月驚いている。
一歳九ヶ月と一歳十ヶ月の何が違うのか。コミュニケーションの引き出しが明らかに増えてきた。言葉の数が飛躍的に増えたわけではない。抱っこの事は相変わらず舌った
保育園で忍者になり、息子を見守った話
「息子さんに気がつかれないようにしてください」
ある朝、変装用のバンダナとエプロン、マスクを手渡され、そう言われた。息子の保育参観である。いつもの自然に遊ぶ様子を見て欲しいとのことで、スタッフに化けて息子を見守ることになったのだが、決して本人にママと気が付かれない事がミッションのクリア条件だった。途中でバレてはいけない。まるで忍者だ。
祖母が伊賀忍者の末裔で、わずかだが自分にも伊賀忍者の血が流
子供の発熱、母としての働き方
ゴトリ、と鈍い音がして夜中に目が覚めた。息子が布団からはみ出して、フローリングに頭を打ちつけた音だった。我が家は7畳のフローリングの部屋に直にマットレスを敷いて巣作りをしているのだが、寝相があまりにもひどく、縦横無尽にゴロつき回る息子はしょっちゅう場外に落っこちている。その度に起きて、ふかふかのお布団に乗っけてやるのが親の役目だ。頭を打っているくせに、スヤスヤと平和に眠っている。大した衝撃ではない
もっとみる10億円当たれば働かないのに
はたらくってなんだろう? という問いは、生きるってなんだろう?という人生の目的や意味を聞かれている気がしてならない。
私は仕事で嫌な事があったり、人生もう嫌だと行き詰まる時、宝くじを買うようにしている。10億円当たれば仕事なんてしないで一生遊んで暮らしたい。そう思う人はどれくらいいるだろう。とりあえず3億でも良い。もう疲れたから働きたくなんてないのである。
世のため、人のため。誰かを喜ばせるた