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2024.06 女満別・網走観光ホテル

ここ2年ほど5月に北海道旅行してるので、今年も行かなきゃいけないという使命感。

5月の北海道ってホテルも飛行機もとにかく安い。
新緑の季節が好きな私としては5月って超ベストシーズンなのですが、GW明けともなると雪まつりや夏休みの期間に比べたらめちゃくちゃ閑散期。
AIRDOさんが女満別までの航空券を9000円でだしてたことも後押しになって、ずっと行きたかった網走監獄へ行ってきました。

今回も弾丸1泊2日の北海道旅行です。
今まで北海道行くなら最低でも2泊3日じゃなきゃ…と思っていたんだけど、3月の小樽旅を経て目的さえ絞ってしまえば1泊2日で満喫できることに気付いた。


▶︎出発

仕事のストレスが限界値に達していた5月末。
やっと旅立ち!
午後休を取って会社を後にし、羽田空港へ。

羽田空港の吹き抜けを見ると、私の旅はここから始まるって感じがして毎回すごくテンション上がる。

最高!って感じで浮き足だって案内パネルを見ると…

女満別行きは…欠航?
欠航!!!???

空港近辺が悪天候だったため、搭乗予定だった飛行機が欠航。

またまた(笑)

ご冗談を(笑)

この現実を受け入れられなくて、ヘラヘラしながら一旦トイレ行って戻って来たけどやっぱり欠航。膝から崩れ落ちた…無慈悲。

生まれてはじめて、搭乗前に飛行機が欠航するという事態に呆然。
しかしこのまま引き下がるわけにはいかぬ。
急いで飛行機を週末の便に振り替えて、ホテルも電話したら快く日にちをずらしていただけました。圧倒的感謝。

…で、今日はもうやることがない。
せっかく来たのでそのままトンボ返りする気になれなず、少し空港探索してピエールエルメでアイス食べて帰りました。

思いの外ダメージが大きかったのか、何を食べても味がしなかった。

出発したかった


▶︎羽田→女満別

そして週末!
気を取り直して再出発。
女満別や函館行きの便は羽田空港のサテライトから。

帯広も直行便でいけるのね
いつもお世話になりますAIRDOちゃん

お天気にも恵まれ、晴天のフライト。
実は欠航になった便は夕方発で、その日の現地の天気も雨予報。
今回振り替えになったことで朝発の便になり滞在時間も増え、現地でも晴天に恵まれるという…
あれ?わたし追手内洋一かなと思ってたけど実はラッキーマンだった??
ちゃっかり得した感あるのは嬉しいけど、でもあの絶望はもう味わいたくない。

ラポラを読むためにAIRDOに乗っているまである

羽田から女満別までは1時間40分ほど。
ここでカミングアウトすると、ずーーーーっと女満別(めまんべつ)を「にょまんべつ」って読んでました。なんでスッと変換出ないんだよと思ってたけどそれはそう。

ちなみに日本地理壊滅マンなので、安曇野も「あんうんの」って読んでたし鬼怒川も「きどがわ」って読んでました。地名の正しい読み方は全部ブラタモリが教えてくれた。


▶︎女満別→網走

1時間40分ほどで女満別空港に到着。

空が広くて空気が気持ちいい。
気温も涼しく爽やか。

1日目は網走を散策したあとホテルでゆっくりするプランなので、移動するべく女満別空港から網走バスターミナルまでを繋ぐ路線バスに乗車。
いつも地方で路線バスに乗る時は支払い方法とか気にして身構えるのですが、なんとバーコード決済可&FreeWi-Fi完備という超前進的なバスだった。

今回は空港内の観光カウンターでバスの2日乗車券:あばしりフリーパスを購入済み。
2000円で2日間乗り放題。

空港からバスターミナルまでが1050円なので往復で元が取れる&沿線施設や飲食店で使用できるクーポン付き!網走監獄博物館もこれで10%OFFになります。嬉しいね。

10分ほど走ったところで、メルヘンの丘という絶景スポットを通過。

広大な畑に7本のカラマツが並ぶ風景。
実はここに夕焼けの時間帯に訪れたいと思って予定を立ててたのですが、バスから見てしまうとそれなりに満足できちゃうので翌日の予定に支障を来たすことに…
メルヘンの丘に是非行きたい!って方は通過中は目を瞑ることをお勧めします。


▶︎道の駅・流氷街道網走

そんなこんなで30分ちょいのバス旅を終え、網走にある道の駅・流氷街道網走へとやってきました。

ここには何があるかと言うと…

網走市のポケふた。
このために来たと言っても良いです。

アローラロコンはいつみても可愛い

道の駅の館内に入るとマンホールとして使われてないものがそのまま展示されててびっくりした。北海道のポケふたいっぱいあるねぇ…私は網走市でまだ2枚目。ちなみに今回の旅で3枚ゲットする予定と意気込んでます。

こちらにはお土産屋さんとフードコートが併設されていて、札幌の方では見かけなかった特産品やお土産も多い。

そしてちょっと風変わりなフードコート。
「キネマ館」と言うのは昭和の時代に、網走がさまざまな映画の舞台になったことに由来しているそう。

・愛と憎しみの彼方へ
・網走番外地 男はつらいよ
・寅次郎忘れな草
・ゴジラvsキングギドラ
・抱きしめたい -真実の物語-

ウィキペディア:網走市を舞台とした映画作品

世代じゃないからタイトル見てもピンとこない…
ゴジラvsキングギドラは見てるはずなんだけど記憶ないな。

ドスも凍るぜ北海おろし

2階にはちょっとした展望エリア。
奥にうっすら知床半島が見える。

網走監獄がメインの旅だったのであまり気にしてなかったんだけど、網走のオンシーズンは冬に流氷が観測できる時期。
ここから流氷が見れるし、流氷砕氷船に乗って観光クルーズに出れるみたいです。なので今は閑散期でガラガラ。

あっちの海岸まで行ってみようかと思ったけど…
遠目でも分かるほど飛沫がすごいのでやめた

少し歩いたところにある、流氷硝子館というガラス工房へ。

リサイクルガラスを使った工芸品が購入、簡単な体験もできる。
可愛いゴブレットを見つけたけど、こないだ部屋の食器を整頓したばかりなので我慢…。

その横には炉端焼きや海産物を扱う海鮮市場の網走番屋。

お腹も空いてきたので、ここのラーメン屋さんお昼をとることに。

黄金味噌の味噌玉ラーメンを注文。

輝 け る も の

ラーメン屋さんってどこも混んでで滅多に入らないので、超久しぶりにラーメン食べる!
スープが濃厚で味噌ラーメンってなんでこんな美味しいんだろ。
北海道の黄色い卵麺ってもっちもちで大好き。
大満足の一杯。

当然、塩気の次は甘いものを欲するわけで。

道の駅に戻ってソフトクリームも摂取。

バス乗車券のクーポンが使えて50円引きになりました。
ふわふわ濃厚系だったんだけど、私はミルクさっぱりシャリシャリ系が好きなのであんまり好みではなかったかな…。

全て食べ終わってからカロリミットの存在を思い出した。

お腹も膨れたので、網走の市街地を探索。
海のすぐそばということもあり、どこに言ってもカモメの鳴き声が響く。

網走川の河口

少し歩いたところにモヨロ貝塚や、網走神社といった名所があったのですがバスの時間が割と迫ってたこともあって諦めた。

バスターミナルの近くにある商店街へ。

KAN★SAN

言うて私の地元にある岐阜の柳ヶ瀬商店街もこんなですからね。
流氷の時期はもっと少し賑わうのかな…。

このあとホテルに向かう&ホテルの近くに飲食店はおろか売店もないため夕ご飯の調達が必要でした。
とは言えついさっきラーメン食べてお腹ぽんぽこりん状態だったのであまり食指が動かず…
ご当地っぽさ出したいあまりコンビニで買うのもなぁ〜と渋っていたところでパン屋さん発見。

網走小麦を使用しているパン屋さんということで、こちらで2つほどパンを買ってみました。
朝から小麦粉しか摂取してない。
明日はたらふくお米を食べよう。


▶︎網走観光ホテル

再びバスに乗って本日のお宿である網走観光ホテルへ。
バス停で下車すると、目の前は網走湖。

釣り人やキャンプしてる人がちらほら。
ここで夜に星見たら綺麗かな?
西日が強かったので網走湖は明日にして、先にホテルへ。

スタンドバイミーっぽい
見たことないけど
タイトル回収

網走湖の湖畔に佇むこちらのホテル。

なんとホテル名で検索するとサジェストに「心霊」と出てきます。

今夜はサプライズに期待できる。

お部屋は4階、レイクビューの間取り。

ホテルというより旅館みが強めなちょっと古めかしい感じの和室。
くつろぎスペースも完備。

窓からは網走湖

畳のお部屋だけど、お布団じゃなくてローベッド。…なんかエロス。

こじんまりした感じの備品たち。

これは晩ご飯セット
あんぱんとベーコンエピ

客室にはユニットバスのお風呂がついてますが、大浴場があるので使用しませんでした。

今時のやつ

浴衣も備え付け。

軽く荷物の整理をして、一息ついたところでホテル内を探検。


▶︎幸せスペース・湯上がりサロン

大浴場やメイン食堂の近くにある休憩スペース。

暖炉とワシの剥製
でけぇ

なんと卓球台、大量の漫画・雑誌、マッサージチェア完備で無料のセルフ喫茶があるという超幸せスペース!しかも空いてる!

だいたい旅館の卓球台ってちびっ子に占領されてて使えないイメージあるんだけど全く混んでない!卓球やりたい!
あれ?全く混んでない卓球台があるのに一緒に卓球してくれる人がいない…?一人旅してて、この日生まれて初めて寂しいと思った。

セルフ喫茶コーナーではコーヒー・紅茶が無料。

漫画はお部屋に持って行ってもOKだそう。

もちろんゴールデンカムイもあるよ

マッサージ機も無料で使用可。

つまり、こういうことが可能。

久しぶりに読みたくなった幽白
冨樫先生がXに昔のイラストをちょいちょい投稿してるのたまらん

ここで足を揉まれ、腰を揉まれ、ファンタ飲みながらこころゆくまでマッサージ機を堪能。
リモコンがうまく使いこなせなかった。


▶︎夕焼けから星空まで

部屋に戻るとちょうど夕焼けの時間。

網走湖の湖畔まで行こうか迷ったけど、すぐ沈んじゃいそうだったので部屋で見ることに。

INしました

今日の日の入りは18:58。
日が暮れたらすぐ真っ暗になるのかなと思ったら、20:30ごろまで過ぎまでは山際に夕焼けが見えてました。

地理壊滅マンなので緯度経度とかあまり詳しくないけど、北海道だと本州とは全く違う自然サイクルなんですね。不思議。
21時過ぎてようやく外が真っ暗になったかなと窓の外を見ると星!

すっごい星だったので、慌ててジャケットを着込んでホテルの外へ。


中央に北斗七星

三脚を持ってこなかったのでノーマルカメラでしか撮影できなかったのですが、生まれて初めて見るってくらい沢山の星。
気温が低いからなのか雲もなく、空が澄んでる。
めちゃくちゃ綺麗で、大きな流れ星も見れました。

あれ?こないだまで石垣島行ってたのなんだった…ってちょっと頭抱えるくらい感動的な星空だった。次は山で星空チャレンジするかな…阿智村行きたいな。


▶︎海鮮のっけ丼バイキング

朝。AM4:00。

ちなみにこの日の網走市の日の出は3:30です。
信じられない!3時とかもはや夜中なんだけど、なんでそんな日の出早いの?

カーテン閉めてても部屋が明るくて、目が覚めてしまったので1番乗りで大浴場に。

シャンプー拘り屋さんはこちらで好きなブランドのシャンプーを貸してらえます。

大きなガラス窓で新緑と網走湖が一望できる展望大浴場。
自然光もたっぷり入って、直近行った温泉&大浴場施設で1番素敵たっだ。

大浴場の写真は網走観光ホテル公式サイトより
https://breezbay-group.com/abashiri-kh/onsen/

お風呂で沖縄からいらっしゃったというマダムに話しかけられたけど、何度も北海道旅行されてるのか冬の網走は流氷で真っ白になりとても綺麗なんだと教えてもらいました。やっぱり冬来なきゃかな。

身支度も終わり、張り切って朝食ビュッフェへ。
地元の食材、旬の食材をたっぷり使った海鮮のっけ丼を楽しむことができます。品数はビュッフェが売りの大手ホテルに比べたら少ない方ですが、でも朝食べるには十分なほど和洋中揃ってる。

この日のラインナップはサーモンのたたき、いくら、マグロのたたきの3種類
トマトジュース、あばしり牛乳

牛乳はもちろん飲む。
トマトジュース苦手なんだけど、美味しそうに見えたので飲んでみる。

そんな感じで、
朝からイクラ丼で優勝していくわね。

米に全振りしたかったので、茶碗2杯の海鮮丼と味噌汁と漬物。
スクランブルエッグとかハッシュポテトみたいなチャラついた食べ物は取らなかった。

イクラは大粒で弾力あって本当に美味しい。
マグロとサーモンも全然スジっぽくないしなめらかで美味しかった。
そしてお米もふっくらでこの2杯で大満足。

これはデザートと言い張ってパンも食べました…。
ちなみに部屋に昨日買って食べてないパンがある。


▶︎網走湖

2日目の今日は博物館網走監獄へ。

ホテルがある場所からめちゃくちゃ近いんです。

目と鼻の先だし歩いて10分くらいかな?と思っていたけど、しっかり迂回させられて徒歩46分だった罠。

バスを乗り継いでも徒歩と合わせて30分くらい。
9時には網走監獄博物館へ行きたかったので、8時すぎにチェックアウト。

少し網走湖に寄ってみる。

近くにキャンプサイトがあって、広い芝生のエリアにレジャーシートを広げて湖畔を眺めながら朝食を食べている人もいました。ピクニックにもに良さげ。

枝が生えてた

冬期は全面結氷し、ワカサギ釣りの釣り人で賑わそう。
水際はコンクリートブロックでしっかり施工されていて、特にお魚とかもいなかったので少し眺めて満足。

網走湖を後にし、この旅で一番の目的だった博物館 網走監獄へ向かいます。

続く。

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