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【拡散希望】100年続く保養の拠点を作りたい。へっついの家買取りにご支援を!現在の支援者46人、残り38日です。「現在の支援総額594,000円」目標金額 1,800,000円まで120万6000円です。

https://readyfor.jp/projects/life-care4628


このクラウドファンディングを応援することについて、私とのつながりや想いをここに少しだけ記します。


佐渡島(新潟県)のほぼ中央に位置する場所に、「へっついの家」はあります。へっついとは「かまど」のことです。

私たちは2011年、福島県南会津町に暮らしていました。
東日本大震災をきっかけとした地震、津波、放射能といった災害・人災を受けた子どもたちやお母さんたち他の支援を6年半継続しました。
「こめらの森・南会津」は、通年で活動していく中で、様々な現場の生の声を聴かせていただくことになりました。

世界でも稀にみるほどの原子力(核)発電所の大事故によって外遊びはもちろん、太平洋側の海が放射性物質で汚染され、安心して泳ぐことができなくなった子どもたちが多くいました。

「海で泳ぎたい!」、「自分たちが育った近くの海に、子どもを入れることができず残念だ」そんな声が多くありました。


その中で、2012年には友人を頼って、私は身重の妻と一緒に佐渡島を訪問しました。理由は泳げる海を探しに行ったのです。

関東へ避難した福島県の子どもたちも上越新幹線に乗れば、新潟で合流ができます。

翌2013年7月には、早速、「へっついの家」を借りて、7月の下旬に9日間の保養キャンプ生活を開始しました。
産まれたばかりの娘も一緒でした。人生初の海は佐渡でした。

当時はまだまだ、「へっついの家」も保養センターとして駆け出しのようで、ネズミの臭いや床板が抜けそうだったり、利用するにもいろいろ苦労がありました。

今では当たり前のように使っている鉈や斧も、私たちは南会津から持参して煮炊きや風呂に使いました。


佐渡島の方々から野菜や梅干しや味噌や花火をいただいたり、子どもたちが海に行くと言えば、一緒に付き添ってくださったり、本当に本当にお世話になってきました。


海も素晴らしい透明度と魚たちがいて、浜辺の砂でさえ珍しい鉱物があったり、震災で心身ともに傷ついた子どもたち(私たちも)を癒してくれる母なる海と大地の存在は大きな支えとなりました。

佐渡へ一緒に行った子どもたちの中には、既に成人している方もいます。塩づくりをしたり、魚を突いたり、泳いでいるイカを見たり、海が大好きになった子もたくさんいます。

彼ら彼女らが体験から生きる知恵を育んできた場所であり、生きることそのものの喜びや試行錯誤を共にしてくれる家族のような仲間たちが集える場所でした。

2013年から2017年までの5年間で、延べ100人ほどが一緒に行きました。
毎夏に9日間の保養キャンプをさせていただき、また夏に2回のキャンプをさせていただいたこともありました。
本当にありがとうございました!!

古民家というのは築50年以上の建物をいうそうですが、「へっついの家」は100年以上が経過しています。

あちこち傷みもありますが、NPO法人ライフケアの関久雄さんはじめ、ボランティアの方々がそれこそ、何十回も通ったり手を入れながら子どもたちの保養活動に利用されてきました。

今回、皆さんの思い入れのある拠点を、このようにして買い取り、100年続くものにしていきたい!そんな思いにとても共感しています。

東日本大震災から12年が経過して、みなさん忘れたかのように日常を暮らされている方もいるし、あの時とその後の出来事を知らない世代もいます。

しかし、何も終わっていません。
変わってきていることは微々たるものだと思います。

いつ次の震災があって、その時に、どこの原発が爆発するのか解りません。廃炉ではなく、むしろ使用期間が無理やりに法律を変えてまで延長されているのが現実です。

これから100年どころか、それ以上もの長い間、私たちが死んでいなくなっても、その先の先の先の世代まで、この負の遺産と向き合っていくという現実をご存じでしょうか。

保養とは何でしょうか。リゾートで癒されるという話ではありません。
あのチェルノブイリ原発事故では国家的プロジェクトとして、保養活動が継続的に今、この現在も行われています。

日本列島ではいかがでしょう。


私は学びました。

「大切なことを大切だと言い、不要なものはいりません」と声をあげること。そして、僅かでも行動していくこと。

誰のせいでもなく、誰かがやってくれるのを待つのでもなく、
それぞれが未来への希望を担っているのだと思います。

今、仲間たちが助けを求めています。
どうぞご支援ください。お金だけではない仲間になってください。

よりよい未来を選択し続けることができるように、
仲間を増やしてまいりましょう!!

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