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#コラム
人と同じことを人と違う方法で行う人たち。
どのように、何をするか、という時の「どのように」の部分には興味があります。昔ある人に、「人と違うことをするんじゃなくて、人と同じことを人と違う方法でするんだよ」と言われたことがあります。確かに、そんな気もします。人と違うことをしているように見えても、辿っていけば実は同じことをしていて、だけれども、その捉え方や方法が違うために、出てきたものが人と違うように見える、そういうことなのかもしれません。
Necessity is the mother of invention|必要は発明の母
新しい戦術が生まれるとき、そこには必要性があります。アリゴ・サッキだって、ペップだって、クロップだって、誰だって、そこに必要性がなければ血眼になって戦い方を発明することなどなかったはずです。そうしなければ、ならなかった(勝てなかった、あるいはクラブが発展しなかった)。この必要性を無視してしまうと、つまり、戦術を生み出すことや、戦術を実行すること自体が先に来てしまうと、そこでエラーが発生してしまうの
もっとみる環境に向き合うか、気にせずに生きるか
サッカーのような分野に身を置こうものなら、そりゃそうなのだけれども、世界を意識せざるを得なくなる。世界中で行われているものだし、その中心は残念ながら自分がいる場所にはない。このことに向き合うか、それとも気にせずに生きるのか、そういう選択に迫られる。
30歳手前になって、これからの人生を考えるとき、自分にとっては人生を考えること=サッカーを考えることであるし、自分の職業を考えることもであるのだけれ
『お前は一体、サッカーで何がしたいんだ?』
父は「野球のルールは複雑だから、お前にはまだ難しい」と僕に言った。自分がサッカーを始めた理由は、多分、これだと思う。実際のところは覚えてないけれど、キャプテン翼に感化されてサッカーを始めたわけでも、憧れの選手がいたわけでも、身内にサッカーをしている誰かがいたわけでもなく、なんでサッカーを始めたの?と聞かれても、答えることが出来なかった。
今となっては、この「サッカーを始めたきっかけ(理由)がわか