鼻声俊

最近はうつ病になったので病気のことについて発信しています。

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マガジン

  • うつ病日記

    うつ病になってあれこれ考えたことや起きたことをまとめています。

  • うつ病おじさんのDIYひとり暮らし

    うつ病をきっかけにどうせなら自分の好きなところに住もうと思い、セルフリノベーション100%OKの物件に引っ越してみた。

  • うつ病になってから申請した支援制度色々

    実際に自分がうつ病になってから活用した支援制度について解説します。

  • アーティストインレジデンス【宮城県 遠刈田マルヨシ】

    アーティスト・イン・レジデンスで訪れた宮城県遠刈田マルヨシでの思い出やリサーチ内容、考察などを書きます。

最近の記事

退職してみて、就職していた意味って結構あったんだなと感じている

先日、よく行くお店でバイトが決まったことを書いた。 さすがにこれだけでは生活できないので、良い求人がないか暇さえあれば探すようにしている。 私はかつてNPO業界にいたので、NPOの求人がないかぼちぼち探してみている。 しかし、ネットで検索しても全然出てこない。 大概にして、ネットで公にされている情報は万人向けの求人であることが多く、特技や経歴を重要視されないものが多い。 こういう求人だとうつ病30代おじさんには勝ち目がない。 大学生らと張り合ったときに魅力がないからだ。 こ

    • Twitterをやめてみた

      先ほどTwitterをやめた。もうアカウントを削除した。 前回SNS断捨離で見る専用に残していたTwitter。 しかし、なんだか最近見るのが辛くなってきた。 Twitterとは基本的に二極化している。 それは右か左かというのももちろんあるが、それ以外にも二極化していると感じる部分はたくさんある。 例えば、男か女。 「結局男とは○○で」 「女とは○○という生き物で」 まあ、言いたいことはわかるが、そればかり見ているとなんだか嫌になってくる。 そもそも普段生きてて男か女かを

      • うつ病 常連だったお店でバイトをすることになった

        ここずっと短期のバイトを探していたが全然見つからなかった。 最初の頃は人材派遣会社もこまめに連絡をくれていたが、ついぞその電話も鳴らなくなった。 以前誰かが「仕事とはお金をもらえるSNSみたいなもの」と言っていた。 仕事をしてないとなんだか社会から孤立している気がして、仕事をしてないだけで心が病んでしまう。 実は最近自殺未遂をした。 ベルトで首を吊って死のうとしたのだ。 ところが安いベルトだからか、金具が壊れてしまいベルトが解けて首を吊れなかった。 なかなか死ねないものだ。

        • うつ病になるとなぜ孤立するのか

          私には親友と呼べる人がいる。 彼とは幼いときに出会い、以後、なんだかんだ関係が続いて今でも友人でいる。 彼とはなんとなくな話はしていたが、自分の病気のことは告白していなかった。 してもよかったのだが、する機会がなかった。 いや、やっぱり告白するのが怖かった。 彼の性格上私がうつ病だからって私を嫌いになったりはしない。 しかし、気は使うだろうなと思った。 だって突然「僕は重いうつ病でね、自殺未遂もいっぱいしてるんだ」なんて言われたら、なんて返せばいいか困るだろ? 事実、私の周り

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        記事

          自殺の相談窓口に電話をかけてみた

          昨夜、希死念慮が強くなったので酒を大量に飲んで首を吊ろうとしてみた。 しかし、死ぬ前に試してみたいことがあったのでちょっとそれをやってみようと思った。 それは、自殺の相談窓口に電話をかけてみることだ。 世の中には私のように自殺をしたい人がたくさんいて、彼らに対する支援の一環で相談窓口が用意されている。 以下に代表的なものを記載する。 #いのちSOS よりそいホットライン その他の代表的な相談先 実は私は昔NPOで働いていたとき、これら電話の受取り手の人と話したことがあ

          自殺の相談窓口に電話をかけてみた

          仕事選んでないのに選ばれない

          「仕事なんて選ばなければいくらでもあるだろう」と知人から言われた。 なかなか仕事が決まらない私に対してのぷち説教みたいなものだった。 こんなご時世で、なおかつうつ病で大した特技もないのだから仕事なんて選んでちゃダメだということらしい。 しかし私から言わせればそれは選べる側の人間だから言えることなのだ。 仕事を選ばないとはつまり、誰でもできる仕事しか選ばないということだと思う。 言うなれば、コールセンターや事務職などが代表される。 しかしそれらの仕事は概ね若い女性が採用される

          仕事選んでないのに選ばれない

          うつ病 もう余命後一年だと思って生きることにする

          相変わらずうつ病高卒資格なしだと仕事なし。 面接では、「ブラインドタッチはできますか?」とかわけわからんことを聞かれた。 いや、うつ病だからってバカにしてんすか? 「オフィスソフトは使えるとおっしゃいますけど、資格はないんですよねー?」とも聞かれる。 そりゃーなにかね、MOSのことを言いたいのかね。 しかしねー、御社の仕事は決められたフォーマットにデータを打ち込んでいく仕事でしょーに。 と、まあ、こんな感じでぜんぜん盛り上がらない面接をこなし、見事全てに不合格。 どうも私が前

          うつ病 もう余命後一年だと思って生きることにする

          うつ病というだけで嫌ってくる人がいる

          私がSNSなのでうつ病を告白してから、約2ヶ月半が過ぎようとしている。 その間多くの人が私の前から去っていった。 さすがにうつ病を甘えだという人はかなり減ったが、「うつ病が治ったら会おうね」みたいな人がかなり多かった。 私だってうつ病が治ったらいいなと思っている。 しかし、この病気はなかなか治らない。 少なくとも私は10代の頃からうつ病で、もうずっと付き合ってきている。 だから、今まで私と交流があった人は、うつ病持ちの私と交流があったのだ。 それなのに、うつ病を告白したらとた

          うつ病というだけで嫌ってくる人がいる

          汚部屋ニート生活のときってなぜか牛丼が食べたくなるよね

          闇金ウシジマくんの中で印象的なシーンがある。 汚部屋に住んでいるニートの青年が「牛丼食いたいよー」と叫ぶシーンだ。 あれは、まるで自分を見ているようだった。 私がうつ病で外に出られなくなったのは20代前半の頃。 当時無性に牛丼が食べたかった。 しかも老舗の定食屋で出されるやつとか誰かが作ってくれたやつとかではなく、ファーストフードの牛丼が食べたくなるのである。 実は昨日から再び体調が悪くなった。 普段はわりと部屋をきれいにしている方だが、一日もあればあっというまに部屋は汚

          汚部屋ニート生活のときってなぜか牛丼が食べたくなるよね

          34歳高卒うつ病資格なし 仕事が見つからない

          ここ最近はさすがにお金の心配が出てきたので人材派遣会社を通して仕事を探している。 仕事と言ってもまだ自分はうつ病なので簡単な業務のものを選んでいる。 派遣会社も最初はのんきに構えていた。私も「まあ、なにかしら見つかるだろう」くらいに考えていたが、どうも仕事が見つからない。 履歴書を書いて送っているのだが、全然返事が来ないのだ。 返事が来てもなにか資格はないかとか特技はないかと聞かれる。 …特技。 いや、だから書いてあるとおりオフィスソフトは一通り使えるし、Photoshopの

          34歳高卒うつ病資格なし 仕事が見つからない

          思い出に名前をつけて保存することは意外といいのかもしれない

          特に恋愛観の話のときにこの話題が持ち上がる。 女性は思い出を上書き保存、男性は思い出に名前を付けて保存。女性に比べて男性はいつまで経っても未練があると揶揄される。 思い出に名前を付けて保存することは多くの場で否定的なまたは嘲笑の対象として扱われがちだ。 しかし、最近私は思い出に名前をつけて保存するって意外といいかもしれないという出来事に出会った。 ここ数年、私の楽しみはウェザーニュースを見ることである。 体調が悪いときは、それこそ家に引きこもって朝から晩までウェザーニュース

          思い出に名前をつけて保存することは意外といいのかもしれない

          うつ病おじさん 初のゲストハウス

          ここ数日は希死念慮が湧き上がってくることがない。 これは私にとっては大いに珍しいことだ。 だが、いつまた希死念慮がふつふつと沸騰してきて、自殺未遂をするかわからない。 言い換えれば、私はいつ死ぬかわからない。 そこで、少し体が動く今の内にやってみたかったことをやってみることにした。 それはゲストハウスに泊まることだ。 34歳にもなって公言することではないが、私は根っからの温室育ちである。 大学生の夏休みもバックパッカーどころか国内旅行にすらでかけなかった男だ。 そんな温

          うつ病おじさん 初のゲストハウス

          うつ病 体が動かない日

          今朝は久しぶりに体が微塵も動かなかった。 布団が重く感じるとかそういうレベルではなく、ほんとに金縛りにあったのかというくらい動かなかった。 いや、もしかしたら金縛りだったのかもしれない。 とにかく体が動くようになったのは昼前だった。 夢が最悪だった。 今自分の住んでいる部屋には実は幽霊がいて、その幽霊が取り付いて体が言うことを聞かないという夢だった。 朝方、普通に目が冷めたが体はうつ伏せのまま全く動かず、体は石のように重たかった。 たぶん自分はこのまま幽霊のせいで死ぬんだろ

          うつ病 体が動かない日

          【うつ病】とにかく今は働かない

          久しぶりに体が動かない日が一週間以上続いた。 おかげで筋トレはおろか、部屋の掃除もできなかったので部屋の中が散らかり放題である。 なんとか洗濯は毎日できたが、天候がよろしくなくて部屋中に生乾きのニオイが充満している。 最悪だ。 体が動かなくなったきっかけはバイトの面接だった。 いいかげん少し収入を得る生活をするかと思いバイトの面接に行ってみた。 面接は大変良かった。 先方との会話も盛り上がり、具体的な仕事の話をした。 面接が終了し、帰りがけにマックで一人お祝いをして帰宅。

          【うつ病】とにかく今は働かない

          うつ病なので筋トレを始めた

          先日主治医から太ったことを指摘された。 「偏食ですか?」と聞かれた。 いや、偏食ではない。 太った原因は間食である。 なぜか希死念慮が薄まった辺りから腹がへることが増えた。 朝の10時くらいと昼の15時くらいに決まって腹が減る。 しかも結構しっかり腹が減る。 食べたいものは主にポテトチップスとチョコレート。 腹が減るということは体か脳がそれを求めているのかなと思い、素直にその欲求に従って物を食べるようにしてきた。 しかし太ってしまった。 当たり前か。ポテトチップスとチョコレー

          うつ病なので筋トレを始めた

          うつ病おじさんのDIYひとり暮らし 部屋完成

          うつ病になったことがきっかけでどうせなら自分の好きな空間に住もうと思いセルフリノベーション完全OKの家に引っ越した私。 これまでのあらすじはこちら。 部屋のリノベーションも終わり、照明もつけて、家具も運び込んで、ついに部屋が完成した。 家具も配置し、作品も飾って良い感じになった。 カバンの類は全て壁にかけるようにした。 そのほうが掃除が楽だからだ。 うつ病において掃除がしやすいのは結構重要だ。 部屋が散らかりだすと一瞬で汚部屋へと変貌を遂げ、それとともに病気は進行していく

          うつ病おじさんのDIYひとり暮らし 部屋完成