退職してみて、就職していた意味って結構あったんだなと感じている

先日、よく行くお店でバイトが決まったことを書いた。

さすがにこれだけでは生活できないので、良い求人がないか暇さえあれば探すようにしている。
私はかつてNPO業界にいたので、NPOの求人がないかぼちぼち探してみている。
しかし、ネットで検索しても全然出てこない。
大概にして、ネットで公にされている情報は万人向けの求人であることが多く、特技や経歴を重要視されないものが多い。
こういう求人だとうつ病30代おじさんには勝ち目がない。
大学生らと張り合ったときに魅力がないからだ。
この手の求人は、主に大学生を雇用して、将来正職員になってくれることを狙っている。
つまり、インターンのようなものだ。

私がNPO現役の頃はしょっちゅうどこどこの団体の人手が足りないとか、そろそろあそこの組織はこういうプロジェクトに乗り出すという情報が手に入っていた。
互いに協力できそうなときは、協力をしたものだ。

業界から離れてみると、その業界の情報が全然入ってこなくなる。これは当たり前で、働いていない(しかも病気で働けない)人間にわざわざ相談をしたりしないからだ。
ようは、求人とは相談の一種なのである。
これは、私が面接をする側だったときに実感した。
相手は働いてもいいか相談に来ているが、こちらも仕事を任せてもいいか相談しているのだ。

そんなわけで仕事を辞めるといっきに社会から孤立してしまった。
同じ業界で仕事をするなら、現役のときにある程度情報収集することをおすすめする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?