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詩20230626-

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詩 20230626-
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#日記

詩:日記・バンドの音

詩:日記・バンドの音

ドラムの音にあわせて元気よく
シンセの音にあわせて元気よく
ベースの音にあわせて元気よく
ギターの音にあわせて元気よく
そして
力強いボーカルが朝を彩る

耳に流れてくる
美しいバンドの音は
気分が上がるね

詩:3月11日

詩:3月11日

3月11日という日になって思う、

だから人は生きようとしなければいけない、

と。

詩:2024年1月1日が明けて

詩:2024年1月1日が明けて

この度の地震災害により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。
皆さまの一日も早いご快復を心よりお祈りします。

ぼくの住んでいるところも揺れて
テレビを点けていたら
気が弱いものだから
ちょっとダウンしてしまった
いまはだいじょうぶ
2024年1月1日を忘れないよう
詩なのか日記なのか
とりあえず
文にしてみる

ぼくがいまできることは

目の前の一日をしゅくしゅくとこなすこと

詩:寒空の下の日記

詩:寒空の下の日記

寒空の下

朝から夕まで花の手入れをしていた

冷たい大風が続いていた

指が思わずあかぎれてしまった

寒さに震えてる花と人

私はまだ震えることはなく

風にニコニコあるいはイライラしながら

ただ黙々と花の手入れをしていた

手入れに終わりはない

詩:パンジーの名前

詩:パンジーの名前

訳あって

5種類のパンジーの名前を覚えなければいけなくなった

レモネード
メープル
ロイヤルブルー
ロゼ
スイートラブ

でも

ロゼの名前はすぐ出てこないし

メープルはいつもカラメルと間違えるし

スイートラブはクジラベーコンにしか見えない

どう見てもクジラベーコンにしか見えないパンジーを

スイートラブと名付けるセンスのよさ

逆にスイートラブと名付けたのに

クジラベーコンと言われて

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詩:退屈な一日

詩:退屈な一日

ベッドで一日ゴロリと寝る

なんにもない退屈な一日

さびしい一日

腰と手が痛くなる

寝すぎたからね

ああでも

ベッドの上で何か起きたら

それはそれで困るかもしれない

退屈を享受する一日

詩:疲れ(てない)たよ

詩:疲れ(てない)たよ

疲れたよ

そう言ってもしょうがないから

疲れてないよ

やせ我慢じゃないよ

エセ我慢でもないよ

疲れてないと言うと

そりゃあウソだけど

疲れたと言うほど疲れてないんだ

まあでも

ちょっと疲れたよ

詩:終りの季節

詩:終りの季節

いろんなことが終っていく

別れや死やら

今の季節は

どうやら

終りの季節

目の前から皆去っていく

一人淋しく風に吹かれて

一人遠くへ去っていく

詩:ダイアリー

詩:ダイアリー

今日

明日

明後日

日記を書いていく

今日

昨日

一昨日

日々が終わっていく

一日後

一週間後

一ヶ月後

日記は続いていく

一日前

一週間前

一ヶ月前

日々よさようなら

詩:追想

詩:追想

ふとした瞬間に

死を

追想する

君はもういない

そのことを思い出すたびに

喪失感に苛まれる

何をしても違うと思ってしまう

この頃

詩:僕はまたしても涙を流さなかった。

詩:僕はまたしても涙を流さなかった。

昨晩飼い犬が死んでしまった。

僕は肉親が死んでしまった時は、

悲しむというよりショックで泣けなかった。

飼い犬は可愛がっていたから、

死んだら僕も泣くだろうと思っていた。

母と妹が泣いている。

その後ろでただうつむいて黙るしかなかった。

僕は、またしても涙を流すことはできなかった。

詩:今日この頃

詩:今日この頃

読みたい本が読めず

ずっと夢の中

起き上がると

もう夕暮れ

舌を鳴らし

夕飯を待つ

今日この頃

詩:眠気

詩:眠気

眠い

寝る

眠い

歩く

眠い

息を吸う

眠い

風にあたる

眠い

水を飲む

眠い

眠い

眠い……