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#9【社長対談Vo.3】藤原社長直伝、「数字を上げるコツ」とは? プライベートにも迫ります!

みなさん、こんにちは。
毎月、第2・第4火曜日にお届けする「インタビューシリーズ」。
3回に分けてお届けしてきた「社長対談」もいよいよ最終回を迎えました。

今回は、タカマツハウス代表取締役社長、藤原元彦自身について掘り下げていきます。
前職、積水ハウスで“伝説のエース社員”と呼ばれた華々しい営業成績は一体どうやって上げたのか。新入社員から管理職の方まで、読めば何か気づきがあるはず?!気になるプライベートについてもお答えいただきました!


【プロフィール】代表取締役社長 藤原元彦

【代表取締役社長】藤原元彦

藤原元彦(ふじわらもとひこ)1962年生まれ。1985年積水ハウス入社。国内戸建住宅事業の営業として活躍後、北関東、東関東、神奈川の各営業本部長を歴任。2010年執行役員、2012年常務執行役員に就任。2019年に同社を退職後、タカマツハウス代表取締役社長に就任。60歳。

【就職活動】父の影響で住宅メーカーに就職。

〈社員〉社長の新卒時代のことを教えて下さい。
〈社長〉就職活動は、衣・食・住をまわりました。幼少期に母が作った服を着ていたということもあり、最初は洋服に興味を持ちアパレルへ。でも、次第につくることより営業系の仕事がいいのでは?と、考えはじめるようになり、食品関係や広告代理店もまわったのですがしっくりこなくて…。そんな時にふと、戸建ての建築工程を一緒に見にいくのが好きだったことを思い出したんです。そこから住宅メーカーに興味が湧いて「積水ハウス」に入社しました。

【数字を上げるコツ】心も身体も揺さぶれ!

〈社員〉なぜそんなに数字をあげられたのですか?
〈社長〉実はそんな難しくないんです。競合が多い、マーケットが悪い、設計と営業に垣根がある、業者さんがそっぽを向いている…など、数字をあげられない人はよく理由をつけますが、どこに行ってもそんなことはなくて。あなたがダメなんじゃないの?と思ってしまいます。
僕は、営業としての仕事の取り方のコツを、部下ひとりひとりの能力に合わせて教えていきます。その土台として、必ずやってきたことがあります。

〇まずは、コミュニケーション!

取りすぎても足りないのが、コミュニケーション。礼節、コミュニケーションができるようになって、初めて団結になるんです。ダメなところは大体、礼節や活気が無い。しっかりコミュニケーションを取ることで、活力を取り戻します。

〇次に、期待する。

調子が上がらないのは本人の責任もありますが、周りの責任が大きいと僕は思っています。中でも重いのが「見逃しの罪」と呼んでいて。出来が悪いから…と見限らず、家族だと思って落ちこぼれを作らない組織をつくればいい。数字の悪い社員に対しては、徹底的にかまっていきます。仕事が取れないと罪悪感から気持ちも離れていく。部屋の隅で反応も鈍くなる。

〇だから、心も身体も揺さぶれ!

成績の悪い社員がいたら、周りの人間に「もっと関心を持ってくれ」と、必ず言います。「自分の兄弟・仲間だったらどうする? 見過ごせないだろ?」と。そうするとみんな協力し始めるんです。すると成績が悪かった社員は、徐々に責任感が芽生え、モチベーションがあがり、行動が変わっていきます。それで駄目になってしまう人も中にはいますが、成果を上げた人達をたくさん見てきました。

〇最後に大切なのは、徹底的に評価する。

成果を上げたら全員の前で表彰するなどして、とにかく称賛します。もちろんインセンティブというしっかりとした形でも表すことで、モチベーションを上げていきます。
数字を上げる人は、「スキル・モチベーション・行動力」この3つを必ず兼ね備えています。それらを習得しやすい環境に整えてあげることが大切です。

【対談風景】

【意外なプライベート】孫に大人気な「ボス」?!

〈社員〉社長の本来の性格は?
〈社長〉普段の僕はせっかちだけど穏やかです。ただ、仕事が絡むと立場と責任が当然あるので、言わないといけない場面では言うし、オーバーに言うこともあります。朝起きて気分悪いとか、ジャイアンツが負けて機嫌が悪いとかはないです(笑) 以前そういう上司がいて、その時は、ジャイアンツ勝ってくれ〜と願っていました(笑)
プライベートでも本気で怒ることはめったになくて。妻や娘がつくってくれる家族の空気感が、リラックスできて居心地がいいので、それに身を任せています。

〈社員〉これまでの人生を振り返って思うことは?
〈社長〉僕は過去を美化しないし、やり直したいことは人生でひとつもないんです。勉強してもっといい大学を出ておけばよかった、というのもない。そしたら、それ以外に費やした時間で得たスキルや人脈、経験がこの仕事に生きなかったかもしれないし、妻とも出会えてなかったかもしれない。全てにおいて、全部がよかったなと思っています。

【まとめ】

人間味溢れる社長のもとで働ける幸せを感じられたインタビューでした。藤原社長の周りはいつも活気に溢れている理由もわかった気がします。

3回にわたってお届けした社長×社員の対談。
この対談を公開することで、勢いのある環境づくりの参考になれば幸いです。私達はまだまだこれから。みんなで力を合わせて突き進むのみです!

次回は本部長へインタビューした様子をお届けします。どの部署の本部長にインタビューをしたのか、、、乞うご期待!


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