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人生が全然上手く行ってないのは僕のせい

以下、私の長文ポエムとなっております。なお、誹謗中傷はご遠慮願います。十分僕が出来損ないなのはわかってますんで(涙)


昔から僕は物覚えが悪くて、要領を得ない人間でした。

そして、とにかく想定できないことや準備していないことへの対応が苦手で、運動、勉強共に地の底辺をさまよっていた記憶があります。

僕をぶん殴りながら算数の勉強を教えていた父親は僕の頭の悪さにいよいよ匙を投げ、そういう出来の悪い子供たちが通うような塾に行くことになりました。しかし残念ながら成績が上がることはありませんでした。

人間関係の構築もうまくありませんでした。なぜなら相手は何を考えているかわからないので、自分がどう行動をとればいいか瞬時に対応することができなかったんです。つまりは言葉のキャッチボールができないので、友達なんているできるはずもありませんでした。

「早く死にたいな」と思ったのは小学生の高学年の時。自分に包丁をあてて死ぬフリをしてたら、妹にそれを見られてチクられる→親にぶん殴られました。生きづらい、とにかく早くいなくなりたい。そう思いつづけながら人生を歩んできました。

頭は悪い、人付き合いも悪い、なんなら顔つきも目つきも悪い(笑)

「あんた、このままじゃ生きていけないよ」

と言った母親。いやなんなら早く死にてーよと思いながらも、この一言から、とにかく相手に対していい印象を与えることだけを目的として、人前で明るい自分を演じることで社会生活になんとか溶け込めたように思えています。

とはいいながらも何かが好転するわけでもなく大学受験は失敗し(ここら辺は過去のnote参照)、僕の人生はどうなってしまうんだろうかとぼんやりと思ってました。このままじゃ不味い。生きるのはつらいけど、死ぬのは怖い。なんとか平均点の生き方はできないかと悩み、苦しみました

その結果、どうしたか。

僕はとにかく「あらゆることを準備をしよう」と決めました。

大学受験なんて参考書に出てくる問題しかでないんですから、それをとにかく覚えればいいと考えたんです。コレがでたらコレ!みたいな、反射神経測定ゲームです。暗記は苦手なのに、とにかく覚える覚える。おかげで世界史だけは得意になりました。それを何度も繰り返して浪人後の大学受験を乗り越えました(Fランですけどね)

この成功体験が、今の僕を形成しています。

とにかく「準備」すること。予期しないことが起きないよう、あらゆることを準備しておけばいいと思ってました。相手としゃべるときも相手が何を言ってくるかを想定してその答えを作る。瞬発力勝負です。

まるで毎回面接に挑むような感覚で友達ともしゃべってました。こんなことを繰り返してるので、息苦しいのは今も昔もかわらないです。

新卒時の就職活動は、これまたうまくいかずに大失敗。

あぶれた僕はITの世界でも下流と呼ばれる「運用・保守」の世界に飛び込みました。最初はヘルプデスクのコールセンターでしたからね。よくやってたなと思います。そんな中、わからないことを潰しこもうとしたために取り組んだのは資格の勉強でした。頭がいい人はえてして資格なんてとらないんですが、僕はあほの一つ覚えのように一個ずつ取っていきました。

資格勉強を通じて、ITエンジニアとしての知識を拡充し、想定外のことが起きないよう準備するという目的そのものでした。

ちなみに(少なくとも当時の)ITの運用・保守は新しいことが突然入ってくることはあまりなくて、慣れてくるとだいたい勘所が分かってくるので、自分にとっては安心できる世界なんだったんだと思います。

Aという障害がおきれば、コレ。Bという障害がおきれば、コレ…みたいな。暫定対処を施したのち、二度と起こらないな根本解決を図る。いわゆるITILのPDCAなる世界の話です。僕はその一連の流れに身を任せておけば、まあまあ居心地はよかったはずでした。

うつ病とかいう病気にかからなければなぁと今でも思います。

二度の休職と退職。すでに僕は潰しのきかない、いい年齢のおっさんになってました。

やむなく新たな転職を迫られ、運用畑しか経験のないロースキルかつうつ病休職明けの人間を雇うような会社はほんの一握りでした。

やっとこさ就職できたIT企業はびっくりするほどの小さな会社。自社運用の仕事なんてなくて、開発や設計などの大手企業からとってきた案件を請け負うSES企業でした。

当初から持ってた僕のわずかな運用のITスキルなんてすべてが役立たずになりました。

まるで僕は未知の世界に突然放り込まれた気になりました。目まぐるしく並べ替えられた案件をみて、「この案件に行くの?そしたら何が必要なの?」「え、落ちた?じゃあ、次はこの案件?何が必要なの」のエンドレスでした。準備をする暇もなく、自分が何をすべきかもわからず。ただただ目の前を通り過ぎる案件たち。

真のITエンジニアは出たとこ勝負、勉強しながら仕事をするんですが、僕は当然そんなことができるはずもなく(笑)、準備ができない自分はそれはそれはポンコツでした。1カ月、ずっと一人で過ごしてきたのはなかなかつらかったです。

こんな能無しにあてがわれたのは、上司さえ「俺なら行かない」と言い切った出張案件。関東圏に住む僕が週3日大阪に行くという香しさ満点のお仕事です。見れば見るほど僕のスキルマップに一致しない、何をさせられるかもさっぱり不明な、ただただ人柄採用としか思えない内容でした。

友達に話したら、これはチャンスだといいました。正直、勝手な奴だなと思いました。てきとーなこといって、別にお前がやるわけじゃないくせにと毒づきました(お前が言うな)

いや、確かに人によってはそう思うかもしれないです。違う世界を学ぶことによって、新たなステージに立てるということに喜びや感動を得る人だっているのでしょう。もしかすると給料が上がったりいろんな待遇がよくなったり、あるのかもねと。

でもね、と僕は言います。

僕は変化を楽しめるほどできた人間じゃありません。


今、準備のしようがない案件にぶち込まれてしまったことが不安で仕方がありません。僕は自分が出来の悪いやつだと認識してます。記憶力だってないし、思考ができない。だからせめて石橋を叩いて渡らないと前に進まないやつなんです。

相手企業は僕の出来がよろしくないということはご理解いただいているようです。となるとコミュニケーション能力に期待する以外ありません。でも僕、コミュニケーションも苦手なんですよ本当は!!!!(涙)

こうして来週から僕は未知の世界に飛び込むことになります。

上流工程なんてやったことないし、ぶっちゃけ興味もないです。でもやらざるを得ない。そういう立場に立ってしまったんだと改めて実感しています。覚悟は決まってないけど、もうその位置に立ってしまってるのはわかってます。

なんで働くんだろうと常々思ってます。生きるための金が必要だからと結論付けると、「別に生きたくないし」「でも死ぬのも怖い」というぐるぐるに巻き込まれるだけです。

ある人が僕にご意見をいただいた際、いわゆる定型業務を勧めてきました。別にその意見自体は間違ってないとも思ってます。そもそも運用だって定型業務だし。

僕自身、人間関係がポンコツなので、決まった仕事しかできないのは自覚してます。ITに未練があるわけではないし、僕がどんなに努力してもトップエンジニアになれるとは思ってません。毎日同じことをする作業だって立派なお仕事です。

何をさせられるのかわからず、毎日気持ち悪くなりながら、あほみたいに薬を飲んで無理やり出勤している自分と比較すると、僕にも何が正しいのかなんてわかんないです。

しかし、もう賽は投げられました。本当は認めたくないけど、今はもう進むしかないんです。

せめて、自分ができる限りの範囲で努力したうえで、誰かに認めてくれればそれだけでいい。なんて思うのはおこがましいことでしょうか。

とりあえず、今僕が言えるのはこんな感じです。
あー、悲しくなってきた。

クロチアゼパムかロラゼパムでも飲むかぁ。

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