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ふわふわした話なのかな
フィリップ・K・ディック著、「逆まわりの世界」(早川書房)を読んだ。以前、電気羊は読んだことがあるのだけれど個人的には世間が言うほど名作なのかな、自分はよく読めていないのかな、と思っていたのでフィリップ・K・ディックは少し避け気味だった。しかし、いつも本屋に行くとハヤカワ文庫のフィリップ・K・ディックの背表紙は目立っていてなんとなく気になっていて、ある日タイトルを順番に読んでいくと「逆まわりの世界
もっとみる一人で勝手に突っ走らない
ケヴィン・デイヴィス著、「ゲノム編集の世紀: 「クリスパー革命」は人類をどこまで変えるのか」(早川書房)を読んだ。
本屋さんに行って何か科学系、特に生物系についての本を読みたいなと思って探しているときに見つけた。ゲノムって遺伝子に関連したものなのか、くらいの知識しか私は持ってなくて、そもそも私は生物に全く詳しくない。それでも本の表紙がかっこいいのと、遺伝子を操作するってどういうことなんだろうという
カオスで意味がわからなくて、センスオブワンダーのあふれた世界
エリザベス・ムーン著、「くらやみの速さはどれくらい」(早川書房)を読んだ。SFのタイトルってかっこいいものが多い気がする。「くらやみの速さはどれくらい」って単純にかっこよくないですか。ネットで他の方が「原題は"The Speed of Dark"だから直訳すると"くらやみの速さ"のばずなのにそれに"どれくらい"を加えるのが粋」みたいなことをおっしゃられってて確かにな~と思った。
たくさんの方が作
読んでもわからんかった
ベンジャミン・カーター・ヘット著、「ドイツ人はなぜヒトラーを選んだのか 民主主義が死ぬ日」(亜紀書房)を読んだ。
私は高校生のときに真面目に勉強していなくて、今でも少し後悔しているのだが、そのおかげで世界史の知識はほとんどないのである。最近YouTubeでTryの世界史の映像授業を少しずつ見ていて第二次世界大戦が終わって冷戦のときにインドが独立するところまで見終わった。余談ですけど、YouTube