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金融初心者

神谷俊彦監修、「図解でわかる金融のしくみ いちばん最初に読む本」(アニモ出版)を読んだ。私はほとんど金融の知識がないので、さすがに資本主義社会で生きている一人の人間としてそれはどうなんだ、ということで最初の一冊目としてわかりやすそうな本書を買った。なんせタイトルに”いちばん最初に読む本”と入っているから、文字通り(高校の政経の教科書はノーカウントとして)金融についての本として一冊目に読んだ。

読んだ感想としてはかなりわかりやすかったです!何も知らない自分が読んでも書かれていることの7~8割くらいは一応理解出来た気がする。見開き1ページで一つのトピックについて簡潔に書いてあるため見やすくもあった。ただ時々あまりに簡潔に書かれているため、もう少し説明や具体例が欲しいなと思うときもあったが、そんな時はネットで検索しながら読んだ。
株は企業がお金を集めるために発行し、2つの権利がある。1つ目は会社の方針について発言する権利。もう一つは会社の利益の配当を受け取る権利。債権は満期日に元本と決められた利息を支払わなくていけない証券。投資信託とは複数の個人投資家からお金を集め、そのお金をプロのファンドマネージャーが運用していくこと。他にも色々勉強になったが、この本から勉強して今さっと思いついたのはこんな感じのことだ。
投資信託は少ない額からでも始めることが出来るから、もう少し知識がついたらやってみたいと思った。なんだか聞いた情報によると簿記の資格の勉強をすると会社の決算書の書類?とかが読めるようになるから、投資信託をするときにどんな風に集まったお金を分散投資するかの目論見書を読むのに役に立つらしい。確かなことはよくわからないから今度簿記の本でも買ってきて読んでみることにしようか、とも考えている。誰かのまた聞きは一応自分でも確かめてみたほうがいい気がする。貧乏人の私には微々たるお金であっても大事だからね。簿記の本読んだついでにもし可能ならちゃんと勉強して簿記の資格取るのもいいかも。
あとはファイナンシャルプランナーの資格も色々と満遍なくお金について勉強出来るというのもどこかで聞いた情報だ。金融のことだけじゃなくて不動産とか色々知っておいたほうがいいことは世の中たくさんありそうなものだ。
あと、本書では日銀の金融政策について解説している章もあったのだけれど、そこは私には少しわかりずらく感じた。質的金融緩和は国債を買って長期金利をコントロールしようとするものらしいが、どうしてそれで長期金利がコントロールできるのかがわからなかった。あとマイナス金利とかもよくわからなかったな~。これは今度別の本を読んでみたり、自分でちゃんと調べたりする必要ありかも。

総じて右も左も分からない自分にはかなりぴったりな本だと感じました!買って良かった。


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