見出し画像

「人を受け入れることは大事なこと」だと子どもが教えてくれた

1074記事目

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「人を受け入れること」について書いていきます。

今回も子どもとの何気ない日常で変化していく一人の大人の話です。

ぜひ、目を通していってみてください。

目次は、以下の通りです。



子どもの「いいよ」が教えてくれた大切なこと


学校で働いていると友達といざこざしてしまったり、かまってほしくてちょっかいをかけすぎてしまったりといったシーンをみかけることがあります。

話し合いや必要に応じて指導をして、解決を試みるのですが、そうした中で私は、「人を受け入れること」の大切さを子どもから教えてもらってきたと思います。

「~してしまって、ごめんね。」と素直に謝る子を「いいよ。」と許す子。

私の視点から見たら、「嫌にならないのかなぁ?」と思う出来事もあります。




ある日、「いいよ。もうしないでね」と話す子に、私は思わず「いいの?」と聞いてしまったことがありました。

するとその子が「うん。だって、仲良くしたかったんだもん。僕だって、これから仲良くできたらいいなって思うから。だからいいんだよ。」と話してくれました。

私は、それを聞いて、涙出るかと思いました。

「果たして、大人の自分はそんな風に相手を受けいれることができただろうか。」と考えた時に、「できなかっただろうな」と感じました。

そのため、「なんて心が広いんだ」と感動してしまったのです。




子どもに教えていることで自分が教えられるという何とも不思議な体験


別の機会に、子どもと雑談することがあって、ちょっと先ほどの出来事に似た質問をしてみました。

「~の時、自分ならどうする?」と。

するとやはり子どもたちの反応は同様のものでした。

「許してあげようよ。そうやって、ちょっとずつできるようになるんだから」
先生も「みんな少しずつできるようになるんだよ」って教えてくれたじゃん。

こんな風に話していたのです。




その時、「自分は子どもたちに教えていることを子どもたちから教わっているんだなぁ」と思いました。

「知っていること」と「できること」はまた違うわけです。

「私も精進していかなければならない」と強く思いました。




実際に、子どもたちはちょっとしたトラブルを乗り越えて友達との仲を深めたり、信頼関係を構築していったりすることが多々あります。

それは、「人を受け入れること」ができたか否かが一つの大きな要因になっていると思います。




当時、自分のコミュニケーションを振り返ってみると何かあった時、「もういいや」とあきらめにも似た気持ちになるスピードがとても早かったです。

分かり合おうではなく、いかに関わらないようにしようみたいな思考になってしまっていたのだと思います。

そういう手もなくはないと思うのですが、分かり合おうとか受け入れようという気持ちをほとんど持てていなかったことを反省しました。




子どもたちは自分たちの姿を通して、「人を受け入れることがいかに大切か。」を伝えてくれました。

彼らの様子から、

人を受け入れる時に大切なのは、相手の気持ちに寄り添う力と相手とのこれからの楽しい未来を想像する力なのではないか

と私は感じました。

彼らから学んだことを仕事でも日常でも生かしていこうと思います。

振り返ってみて、本当に大切なことを子どもたちから教えてもらっているなと感じた今日この頃です。




お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

みなさんのスキやフォロー、コメントが私の励みになっています。

応援のスキやコメントいただけると嬉しいです。




【最近の記事まとめ】


この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

いただいた分は、若手支援の活動の資金にしていきます。(活動にて、ご紹介致します)また、更に良い発信ができるよう、書籍等の購入にあてていきます!