見出し画像

考える時に役立つ3つの視点

1387記事目

こんにちは、旅人先生Xです。

今回は書籍「考えるの始め方」から学んだ「考える時に役立つ3つの視点」について書いていきたいと思います。

のんびり目を通していってみてください。

目次は、以下の通りです。


考える時に役立つ3つの視点

考えるの始め方の本を読んでいて、「なるほど、便利だなぁ」と思った3つの視点についてご紹介したいと思います。

書籍に書かれれていた考える時の3つの視点は

「タテ・ヨコ・算数」

というものでした。

「タテ・ヨコ・算数」は、「歴史・世界・数字」ともいうことができます。


私自身、考える時に「どう考えたらいいのだろうか?」と頭を悩ませることも多いですが、こうした視点があると思考のとっかかりのようなものを得ることができると思います。

また、「歴史・世界・数字」という視点は、自分の視野を広げてくれるものでもあると私は感じました。

それぞれについて、感想を交えて簡単に説明していきたいと思います。



①タテ【歴史】の視点

「その背景にあること」や「今まではどうだったのか」という視点を持つというのが「タテの視点」かなと私は捉えました。

今までのことをとっかかりにして、これからのことを考えるというのは、多くの人がしばしば行っていることではないでしょうか。

なんとなくしていたことも「歴史」の視点と認識して行うのとそうでないのでは、思考の整理の仕方が変わってくると私は思います。

「歴史の視点から見たら、〜だから、〇〇なのではないか。」と1つの結論を得たり、「では別の視点ではどうだろうか」と考えを広げたりすることができるからです。

また、新しいことをするにしても、前例踏襲をするにしても、その背景を知って要るか否かでは、意思決定に変化が生まれることもあるでしょう。

タテの視点はなんとなくやりがちなことですが、意識して使ってみるとその有用性が感じられる面白い視点だなと感じました。



②ヨコ【世界】の視点

ヨコの視点は、「別の場所ではどうしているのだろう?」と考えたり、「世界ではどういう風にやっているのだろう?」と調べたりしてみることだと捉えました。

学校の中のことだったら、「別の学校ではどんなやり方をしているのかな」とか「別の国の学校はどうしているのかな」と考えてみるというイメージですね。

自分が考えもしなかったことや「そういうやり方もあるのか!」といった発見をしやすい考え方とも言えるかもしれません。

ヨコの視点を使って考えることは、視野が広げることや新たなアイディアを見つけることに特に役立つかなと感じました。

また、旅好きの自分としては、すごくわかりみの深い視点でした。

自分の考えの狭さを認識できる視点でもありますね。



③算数【数字】の視点

算数の視点は、シンプルに言えば、考える時に数字を用いるというものだと捉えています。

考えているとついつい想像が入り込んだり、主観が強く影響したりしがちです。

そこに、数字というデータが加わることで、事実や客観性を高めることができます。

自分の考えたことと数字を組み合わせると「根拠のある自分の意見」に変化するということです。

昨今、「それってあなたの感想ですよね?」という言葉が子どもたちの間でも認識されていますが、これは、数字を有効活用して、事実や客観性を伴った考えをするきっかけにもなるかもしれませんね。


また、数字から考えるというのもとても良いアプローチだと思います。

「〇〇というデータから、こういうことが言えるのではないか」と思考を膨らませることは、事実ベースでものを考えることにつながります。

ちょっと数字は得意じゃないという方も注目する数を絞ったり、繰り返したりすることで、上達しやすくなると思います。

実際、子どもたちに授業の中でそうした練習をしてもらっているのですが、得意な子もそうでない子も1時間、2時間と時間が経過する間に力が高まっているなと感じます。


数字という1つの事実をベースにして考えるという力は、職などを問わず役立つ力だと思いますので、鍛えておいて損はないのではないでしょうか。

算数の視点、ぜひ活用したいところです。



これら3つの視点は、考える足掛かりとしても有効ですし、考えたことをチェックする時にも使えるものだと思います。

ぜひ、試したり、活用したりしてみてはいかがでしょうか。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。

この記事が参加している募集

読書感想文

いただいた分は、若手支援の活動の資金にしていきます。(活動にて、ご紹介致します)また、更に良い発信ができるよう、書籍等の購入にあてていきます!