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少年Bのエッセイ・コラム

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少年Bがnoteで書いたエッセイやコラムです。
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担当連載の書籍が出ます。「デザインの言語化」の編集者は何をした?

担当連載の書籍が出ます。「デザインの言語化」の編集者は何をした?

編集者として関わっているウェブメディア・Workship MAGAZINEから新しく本が出ます。

著者はこげちゃ丸さん。編集をWorkship MAGAZINE編集部(少年B、じきるう編集長)が担当しています。

こちらの本ですが、Workship MAGAZINEの人気連載「デザインの言語化ってなんだろう?」の書籍化となります。この連載の担当編集がわたしなので、そのまま書籍の編集も担当すること

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記事の企画を立てるにはどうしたらいい? フリーライターの頭の中身、ぜんぶ見せます

記事の企画を立てるにはどうしたらいい? フリーライターの頭の中身、ぜんぶ見せます

こんにちは、フリーライターの少年Bです。

ライターとして最も大切なことはなんでしょう。文章力……はそりゃもちろん最低限必要ですが、個人的には「いかにいい企画を出せるか」だと思います。そこで、今回は企画の立てかたについて書いていきます。

ライターに求められるものとは?そもそも、フリーライターって何のために仕事をしているんでしょう。いろいろ考えはあると思いますが、個人的には「メディアの価値を上げる

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気をつけるポイントはココだ! インタビューの実力を上げる10のコツ

気をつけるポイントはココだ! インタビューの実力を上げる10のコツ

こんにちは、フリーライターの少年Bです。

グルメに旅行、農業に教育、フリーランス向けのお堅いメディアで書くこともあれば、散歩におもしろ記事まで……もう思いつく限り、手当たり次第にいろんなジャンルで記事を書いているのですが、どのジャンルにも共通して大事な能力があります。

そう、インタビューです。

有識者や会社の広報さん、芸能人はもちろん、サービスの開発者、グルメであればお店のかたなど、取材をさ

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ウェブ記事の名義についての個人的すぎる考察

ウェブ記事の名義についての個人的すぎる考察

ウェブ上になんらかの文章を発表するにおいて、まず悩むことはなんだろうか。
エッセイにするのか、それともレポートにするのかといった体裁だったり、題材の選びかた、文章力を上げる方法……とまぁいろいろあるけども、まずは「名義」ではないかと思う。

たとえば、すでになんらかの仕事をしていて、それと結びつけて文章を書きたいひとは本名一択であろう。お店の経営者だったり、デザイナーだったり、会社の要職についてい

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文章力がなくても「いい文章」は書けるんじゃないか

文章力がなくても「いい文章」は書けるんじゃないか

「ライターが足りない」という話をよく聞く。

先週も聞いたばっかりだ。どうやら、ウェブメディアにおいてライターという職業は全体的に人手不足らしい。
その割に「ウェブライターになりたい!」というひとも同じくらいよく見るような気がする。

じゃあなんでそこがマッチングしないんだろう。そこにはたぶん、「ライター」という仕事に対する認識の差が大きいような気がする。
なので、「基本のk」ではあるんだけど、求

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ライターになった経緯と仕事の取りかた

ライターになった経緯と仕事の取りかた

フリーライターをしています。

と言うと、よくクラウドソーシングの話を振られることが多いのだけど、ざんねんながらそういうサービスは使ったことがない。
仕事依頼のページに載っている仕事がわたしのすべて。すべて記名で、ありがたいことに指名をいただいて記事を書いている。

「すごいですね!」と言っていただけることもあるけども、ぶっちゃけぜんぜん稼げていない。生計が立っていないので、まったくすごくない。単

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あの日、想像もできなかった未来に

あの日、想像もできなかった未来に

定期的に文章を書くようになって1年が過ぎた。

元々、わたしは中高のころからインターネットに親しみ、ほんとうにくだらない日常垂れ流しのブログ(当時はブログということばすらなく、ウェブ日記と言っていた。ああ、2000年代初頭のインターネットよ)や、mixiにて黒歴史を量産していた。テンションに任せて書いた日常の殴り書きやポエムなどといったそういうたぐいのものである。目を覆いたくなるような惨状だ。ああ

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思考の「外注化」について

思考の「外注化」について

便利な世の中になった。

ひとたびネットにつなげば、おいしいお店や話題のニュース、いろんなひとたちの意見や反応など、なんでもかんたんに知ることができるだろう。これはありがたい。電波さえあれば、どこでもひとりでも、そうそう退屈することはない。なんという科学の進歩であることか。
とくに、知識人の意見や、インフルエンサーの思考が流れてくるTwitterのタイムラインを見るのはとてもおもしろい。ついつい「

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