むつら

石楠花荘25号のゆくえ

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    「地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街」略して地下トン。 時間を遡れそな気がして地下鉄で故郷へ行く普通の街歩き日記。 色々思い出して妄想炸裂…していないでもありません

記事一覧

夜空ノムコウ(続ダーリン・ミシン)

去年の夏に『ダーリン・ミシン』という思い出バナシを書いた時、何故か終わり近くには脳内BGMが「夜空ノムコウ」に変わっていったことがあった。 かの小田和正さんは、以…

むつら
1日前
3

最後の花火#シロクマ文芸部

(1166文字) 夏は夜空に向かって歩いた その街での最後の夏に 花火があがる川べりをめざして 20歳の夏は、育った街で過ごす最後の夏だった。 親の転勤でも自分の独り…

むつら
6日前
8

納豆の日の次の日

なっとう(と、平仮名で書くといかにも粘りこねくり感がある)の日の次の日の今日は、 時の記念日の丁度1か月後。 中途半端な日から突然始めた「5年日記」の1年目の1…

むつら
10日前
3

茅場町編それから

先月の茅場町編↓ 実際、生まれ故郷では正確には19日間しか過ごしていないらしいので(しかも生まれた病院は新宿区)、 私に茅場町成分は、ほんのひとっ垂らしくらいしか…

むつら
3週間前
5

「自分が死んだら燃やしてほしいけど、死ぬまで手元にいてほしいですよね日記ってやつは!」
という、つる・るるるさんからとき子さんへの言葉に頭がもげるほど頷いています。。
思わずここでつぶやいてゴメンナサイ…(^.^;

むつら
1か月前
5

5年日記の1年目まだ3日目

私が買った5年日記は、1日分の行数が3行しかない。 1行の長さは5、5センチ。 まあこんなもんかなと思ったけれど、実際はじめてみたら やっぱりスペースが足らない!!…

むつら
1か月前
6

5年日記

今日から5年日記を始めました。 きっかけになったのは「水琴鈴」に続き、つる・るるるさんのnoteです。 連用日記というのがあることは知ってたけれど、 そんな3〜4行…

むつら
1か月前
7

私は最強。

一昨日、ものすごい雷でテレビがバチっとなり、外付けハードディスクが壊れてしまった。3年分くらいの録画が全部消えた。 羽生君関連も北京オリンピックから記者会見、ファ…

むつら
1か月前
4

ワセダの夢

少し前、 ワセダ大学の架空のサークル「ひもの研究会」の部屋の前から「アジのひらき」を取って来る…というヘンな夢を見た。 何故ワセダなのかどうして干物なのか、その…

むつら
1か月前
7

小さなギターのゆくえ

あれから3年… (♪縁切寺じゃありません) 「ミニギターで楽していたらちっとも上達しない」と、 クローゼットの中にミニギターを封印して大きなギターで練習(と言うほ…

むつら
2か月前
21

地下鉄のタイムトンネル・茅場町編

広いニッポン、まだ見ぬ景色はいっぱいあるから、未知の場所にも行ってみたい… などと言ってるそばから、また地下鉄のタイムトンネルで懐かしい故郷?に行きたくなって、 …

むつら
2か月前
4

ここではない何処か、或いは「ああ〜日本のどこかで〜♪」スピンオフ(仮)

ある記事を偶然みつけて、思わずちょっと大きめの声でひとりごちてしまいました。 ココケイ!(古虎渓) ジョーコージ!(定光寺) コーゾージッ!(高蔵寺) これらはま…

むつら
2か月前
5

「森は生きている」は生きていた

「森は生きている」とはロシアの童話で音楽劇にもなった物語のあれです。 でも私はそんなに説明できるほどは詳しくない。 全然、殆ど?知らない、というか忘れていた。そ…

むつら
2か月前
5

能戸高校ここにあ…った!?/【春とギター】私のフィナーレ

PJさんとにゃんくしーさんの企画「春とギター」がもうすぐフィナーレだそうです。 この企画で、りみっとさんのnoteから生まれた【能戸高校】の「校歌」(りみっとさん作詞…

むつら
2か月前
15

鈴が来た!

あれは去年、酷暑の夏にやって来た涼し気な「鈴」の音色が忘れられなくて、 それがもしかしたら、つる・るるるさんのnoteで読んだ『水琴鈴』というものかもしれないと目途…

むつら
2か月前
6

雪解けアルペジオ

【春とギター】繋がりで【毎週ショートショートnote】に初めて参加します。 なんと裏お題です。 よろしくお願いします。 中高年向けギター教室は今日も盛況。 中でも人気…

むつら
2か月前
10
夜空ノムコウ(続ダーリン・ミシン)

夜空ノムコウ(続ダーリン・ミシン)

去年の夏に『ダーリン・ミシン』という思い出バナシを書いた時、何故か終わり近くには脳内BGMが「夜空ノムコウ」に変わっていったことがあった。

かの小田和正さんは、以前「クリスマスの約束」で『夜空ノムコウ』を歌った時に、共演していたSMAPの中居君に言ってたことがある。

「この曲はとっても良い歌だよ」と。

この歌はちょっと、時間軸が難しくて、好きだと言う人の数ほど「解釈」はあるかもしれないけれど

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最後の花火#シロクマ文芸部

最後の花火#シロクマ文芸部

(1166文字)

夏は夜空に向かって歩いた
その街での最後の夏に
花火があがる川べりをめざして

20歳の夏は、育った街で過ごす最後の夏だった。
親の転勤でも自分の独り立ちでもなく、少しワケ有りの実家の転宅が決まって、住み慣れた土地を離れることになった8月。

そう言えば多摩川の花火なんて、もう何年も見ていないけど、この見慣れた街道沿いの街並みとも、もう少しでさよならなんだ。
「この街の最後に花

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納豆の日の次の日

納豆の日の次の日

なっとう(と、平仮名で書くといかにも粘りこねくり感がある)の日の次の日の今日は、
時の記念日の丁度1か月後。

中途半端な日から突然始めた「5年日記」の1年目の1か月記念日。
(ややこしくて回りくどい)

飽きっぽい私が、1か月間は毎日3行日記を書き続けることが出来た。たとえ3行でも、毎日書くのは初めてかもしれない。

ほぼ毎日1ページくらいを書いてた頃はあったけれど、いつも「ほぼ」は気まぐれだっ

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茅場町編それから

茅場町編それから

先月の茅場町編↓

実際、生まれ故郷では正確には19日間しか過ごしていないらしいので(しかも生まれた病院は新宿区)、
私に茅場町成分は、ほんのひとっ垂らしくらいしかないけれど。

小さい頃は、
「あんたは日本橋の橋の下に流れて来たんだよ…」
と、よく母に冗談言われていた。
モーゼか?

それでも私は茅場町で生まれた。と、最近自分で自分に言い張っている。

そこは、産院から帰って来て「さあ、ここがオ

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「自分が死んだら燃やしてほしいけど、死ぬまで手元にいてほしいですよね日記ってやつは!」
という、つる・るるるさんからとき子さんへの言葉に頭がもげるほど頷いています。。
思わずここでつぶやいてゴメンナサイ…(^.^;

5年日記の1年目まだ3日目

5年日記の1年目まだ3日目

私が買った5年日記は、1日分の行数が3行しかない。
1行の長さは5、5センチ。

まあこんなもんかなと思ったけれど、実際はじめてみたら
やっぱりスペースが足らない!!
それで、1日目と2日目は、自ずと1行目の線の上と3行目の線の下にも書いて、全部で無理矢理5行になった。

始める前は「今日の出来事のトピックをふたつみっつ書けばいいのか、簡単簡単!」などと思ってたのに、
ついいつもの調子でダラダラと

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5年日記

5年日記

今日から5年日記を始めました。

きっかけになったのは「水琴鈴」に続き、つる・るるるさんのnoteです。

連用日記というのがあることは知ってたけれど、
そんな3〜4行に1日のことを詰め込めるワケがないとずっと思っていた。
その昔、祖母がその日の出来事を一言二言書いていた家計簿をみつけた時も、
私は日記(毎日は書かない)には、うだうだとよしなしごとを際限なく書き散らかすので、こういうのは簡単でいい

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私は最強。

私は最強。

一昨日、ものすごい雷でテレビがバチっとなり、外付けハードディスクが壊れてしまった。3年分くらいの録画が全部消えた。
羽生君関連も北京オリンピックから記者会見、ファンタジーオンアイスから単独アイスショーまですべての映像が無くなった。うぅ…

ある意味思い切りよく潔い?? かも?
これこそが聖なる一回性となって、これからは自らの記憶の中に留めるのだ。
…意味わからないけど。笑

それらは無くなってしま

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ワセダの夢

ワセダの夢

少し前、
ワセダ大学の架空のサークル「ひもの研究会」の部屋の前から「アジのひらき」を取って来る…というヘンな夢を見た。

何故ワセダなのかどうして干物なのか、その謎は今となってもますますどうでもいいのだけれど、、
(ひもの(干物)研究会の略称はひも研じゃなくて干研の方がカッコいいな…と、もっとどうでもいいことも今思いついた)

現実のワセダについてはちょっとだけ、今でも何となくひっそり紐解きたい思

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小さなギターのゆくえ

小さなギターのゆくえ

あれから3年…
(♪縁切寺じゃありません)

「ミニギターで楽していたらちっとも上達しない」と、
クローゼットの中にミニギターを封印して大きなギターで練習(と言うほどの練習もしてないが)を始めて、いつの間にか3年です。

けれどもあまりに指が痛くて、指先がタコになるほど練習すれば痛くなくなると言うそのタコができるまでも練習出来ない。
これはどうもギターのせい??

そりゃ大きいギターはカッコ良いし

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地下鉄のタイムトンネル・茅場町編

地下鉄のタイムトンネル・茅場町編

広いニッポン、まだ見ぬ景色はいっぱいあるから、未知の場所にも行ってみたい…

などと言ってるそばから、また地下鉄のタイムトンネルで懐かしい故郷?に行きたくなって、
今回は、日本橋茅場町へ。

でも、私はここで生まれてほんの20日くらいしか住んでいないので記憶は全然無い、未知といえば未知の場所。

小学生の頃までは、この界隈には曾祖母の家や父の仕事場があったのでよく行ったけれど、
まだ子どもだったか

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ここではない何処か、或いは「ああ〜日本のどこかで〜♪」スピンオフ(仮)

ここではない何処か、或いは「ああ〜日本のどこかで〜♪」スピンオフ(仮)

ある記事を偶然みつけて、思わずちょっと大きめの声でひとりごちてしまいました。

ココケイ!(古虎渓)
ジョーコージ!(定光寺)
コーゾージッ!(高蔵寺)

これらはまだ記憶に新しい(ホントか?もう殆ど忘れてるような気もするけど…)、
今から2年くらい前に私が突如はじめたJRの駅名暗記のうちの【中央西線】の駅名だった。

コロナ渦が少しだけ収まっても何となく手持ち無沙汰だった日々に、壁に貼ってある路

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「森は生きている」は生きていた

「森は生きている」は生きていた

「森は生きている」とはロシアの童話で音楽劇にもなった物語のあれです。

でも私はそんなに説明できるほどは詳しくない。
全然、殆ど?知らない、というか忘れていた。その存在さえも。
もう何十年も読んでも見てもいなかったので。

先日、能戸高校の「校歌」を考えていた時、ふと埼玉のある中学校の校歌を思い出した。
そこの卒業生ミュージシャンが、自分のアルバムの中で歌っていたので知ったのだけれど、
作詞が谷川

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能戸高校ここにあ…った!?/【春とギター】私のフィナーレ

能戸高校ここにあ…った!?/【春とギター】私のフィナーレ

PJさんとにゃんくしーさんの企画「春とギター」がもうすぐフィナーレだそうです。

この企画で、りみっとさんのnoteから生まれた【能戸高校】の「校歌」(りみっとさん作詞)と、そして積読部の「部歌」(むつら作詞)にメロディーと歌唱(しかもコーラスも)をつけて頂き、素敵なイラストもつけて下さって、
「能戸高校ってやっぱり本当にあった!?」
という気持ちがますますつのってきます。

能戸高校の生みの親、

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鈴が来た!

鈴が来た!

あれは去年、酷暑の夏にやって来た涼し気な「鈴」の音色が忘れられなくて、
それがもしかしたら、つる・るるるさんのnoteで読んだ『水琴鈴』というものかもしれないと目途がつきそうだったものの、
ためしにyoutubeで聴くその音は、あの音とは全然別物のような気がしてならず、(るるるさんも「現物の方が良い音!」と仰った)
来る日も来る日も「またあの鈴来ないかな〜」と想い焦がれて幾星霜、いや8ヶ月くらい?

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雪解けアルペジオ

雪解けアルペジオ

【春とギター】繋がりで【毎週ショートショートnote】に初めて参加します。
なんと裏お題です。
よろしくお願いします。

中高年向けギター教室は今日も盛況。
中でも人気の初心者コースのグループレッスンは、
先生も生徒も還暦過ぎなので全体的にゆったり和気あいあいとしている。

今月の課題曲『おお牧場はみどり』の練習が始まった。
簡単コードの単純なストロークはみんな調子よく習得出来たので、
先生はちょ

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