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地下トン時間旅行

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「地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街」略して地下トン。 時間を遡れそな気がして地下鉄で故郷へ行く普通の街歩き日記。 色々思い出して妄想炸裂…していないでもありません
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地下鉄のタイムトンネル・茅場町編

地下鉄のタイムトンネル・茅場町編

広いニッポン、まだ見ぬ景色はいっぱいあるから、未知の場所にも行ってみたい…

などと言ってるそばから、また地下鉄のタイムトンネルで懐かしい故郷?に行きたくなって、
今回は、日本橋茅場町へ。

でも、私はここで生まれてほんの20日くらいしか住んでいないので記憶は全然無い、未知といえば未知の場所。

小学生の頃までは、この界隈には曾祖母の家や父の仕事場があったのでよく行ったけれど、
まだ子どもだったか

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「地下トン」後記

「地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街」、略して「地下トン」(←今思いついた)の街歩きから帰って来て、昔住んでいたところの風景が変わり過ぎていて全然ナツカシくなかったので、、
でも、それが故郷の「今」なんだよね、と思っています。

底の薄いコンバースで歩き疲れた足が帰宅後もあまりにジンジンと痛かったから、その日たくさん歩いて「時間旅行」しに行ったつもりが、最後は足の痛さで現実に戻ったみた

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地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街だった③

地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街だった③

さらにつづきです。
長いです。

多摩川までの道の途中、
せっかくなので一本脇道の中原街道旧道へ。
ここは図書館に行く時に歩いて(またはバスで)時々通った道で、夏休みには葉桜の木陰を歩くと気持ちがよかった。
この切り通しの桜坂は後に有名になったけれど、
「あっちが桜坂よ!」と、坂下の交差点をお喋りしながらおばさん連れが歩いていたのと、あとはジョギングや散歩する地元の人達とたまにすれ違うくらいで、今

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地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街②

地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街②

①のつづきです。

連休のその日は初夏のような良いお天気で、帽子なしでは歩けないほどの陽射しだった。
あっちもこっちもとワクワクウロウロしながら先を急ごうと思っていたのが、暑さで次第に歩みが重くなって来た。
こ、こんなはずじゃ、、
10年ほど前には雪が谷大塚から池上(4駅目)まで歩いたのに!
10歳年取るとそりゃ体力も落ちるんですね。コロナで3年も引き篭もりがちだったからという言い訳は無用さ。 

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地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街①

地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街①

5年か10年に1度くらい(すごい大雑把)ひょんと行きたくなる街へ、今回は12年ぶりくらいで行って来た。

生まれた処ではないが私が0歳から20歳まで住んでいたその街へは、埼玉から私鉄と地下鉄とまた私鉄を乗り継いで2時間ほどで着くけれど、

敢えてJRに乗らないで行くのは地下鉄の方がタイムトンネルを抜けて行くみたいな気分になるから。
大田区へ行く時はいつも時間旅行…のつもり。

「体力のある今のうち

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