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心の拠り所

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文章を書くとは…という振り返り場所。心の拠り所、目指したい人たちのnoteを集めました。
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#インタビュー

「読むと書く」のコミュニケーション

「読むと書く」のコミュニケーション

そろそろ大学の授業も最終回(後期)。

言葉のやり取りの場に何が起こるのか。
書いて、読んで、シェアして……。

人の話を聞いて、感じたことを書く。

その繰り返しで、ほんとにわたしも思いもよらなかったところに辿り着いた気がします。

最初の頃の感想レポートでは、「読むのも書くのも苦手です」と書いていた何人もの学生たちが、どんどん伸び伸び好き勝手に書いてくれるようになって、また話がめちゃくちゃ面白

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「余裕」とは何か。 哲学研究者・永井玲衣さんと水中に潜る1時間の哲学対話

「余裕」とは何か。 哲学研究者・永井玲衣さんと水中に潜る1時間の哲学対話

 「ボドゲしません?」

業務時間中、誰かのかけ声で唐突に始まるボードゲームの時間。モノグサは、忙しくても「ボードゲームを楽しむ余裕を持つ」ことを心がけている会社です。

でも、そもそも「余裕」ってなんでしょう。余裕がある状態ってどういうこと?そんな問いから始まる新連載「あいだ学」。この連載では、毎回ゲストをお招きし「余裕とはなにか」について考察を深めます。

第1回目に登場するのは、哲学研究者の

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書く仕事は、おそろしい。

書く仕事は、おそろしい。

大学を卒業してから就職もせず、ずっとライターとして書く仕事をしている。
そのくせ、おそろしくてたまらない。年々、書くことへの恐怖が増している。

インタビューをして、人の思いを記事にしてまとめ、世に届けること。こうして、自分の胸の内をつづること。どちらにしろ、誰かに何かを届けるために、文字にして残そうとすると、自然と呼吸が浅くなる。

書くことは、海での遠泳のようだ。書き上げない限り、書いていない

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少なくとも、僕より長生きしてほしい。書いてきたもの備忘録

少なくとも、僕より長生きしてほしい。書いてきたもの備忘録

2008大学でお世話になっていた先生の紹介で、編集者さんにOB訪問。その縁がきっかけになって、週刊誌でライター業を始める。大感謝。

2010就活失敗を機に、ライターとしての仕事が増える。

2011就職留年をしたのに、結局いろいろ乗り切れず、見栄でフリーランスの道へ。

2012あの地震の後、取材という口実を得て、初めて被災地に行った。技術云々の問題ではないところで、どう書いていいかわからない話

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