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#ランニングシューズ
ナイキ「ヴェイパーフライ3」のレビュー【ZoomX Vaporfly Next% 3】
3月6日にナイキ直営店やナイキオンラインで先行発売され(3月中旬にも再び販売)即座に売り切れとなったナイキのヴェイパーフライ3(ZoomX Vaporfly Next% 3)のレビューを以下に。
ナイキ直営店の1つである原宿店では東京マラソン翌日ともあり、出場後の海外ランナーがヴェイパーフライ3(以下VF3)を購入していく姿が目立った。また、オンラインでは“いつも通り”数秒で完売してしまった。
多くのカーボンシューズを長期間履き比べながら考えたこと
近々、「各メーカーのカーボンシューズ計25足の比較(2022-2023年新作:21足)」というnoteを公開するが、その前にこれだけ多くのカーボンシューズを長期間かつ幾度も履き比べながら考えたことを以下に記す。
ヴェイパー4%とアルファフライの衝撃
この2つシューズを初めて履いた時(2017年秋と2020年春)は、衝撃的だったのを今でも覚えている。
ヴェイパーフライ4%が画期的だったのは、ミ
今後、ランニング用カーボンシューズの評価項目で「価格」と「重さ」を重視するのがいいだろう。
2020年は本当に多くのメーカーがカーボンプレートを挟んだ新製品をリリースして、ランニング界が盛り上がりのあった1年だった(一部違う素材のプレート内蔵の製品もあるが)。
それでも、王者ナイキの牙城は崩されず、ネクスト%、アルファフライがロードレースや12月までのトラックレースでは選手たちの足元を支えた。
また、来年には東京五輪を控え、アシックスの厚底シューズ(プロトタイプ多数...メタフライな
なぜホカやリーニンの「厚底シューズ」の厚さが世界陸連のシューズリストで25mm未満なのかを細かく解説します。
2020年8月に発表された12月1日以降の公認トラックレースでの25mmルール。いわゆる厚底シューズが12月1日以降の公認トラックレースで履けないというものでランナー界隈で大きな議論が起きた。
10月や11月になって世界陸連は認可されたシューズリストを更新しており、それらのシューズの厚さが25mm未満なのか、それ以上なのかが一眼でわかる。ここに、元祖厚底のホカオネオネのシューズで25mm未満とな
各メーカーの厚底カーボンシューズ計30足の比較(2021年新作:11足)
2017年の夏にナイキがヴェイパーフライ4%をリリースしてからはや3年。
各メーカーがこぞって厚底カーボンシューズの新製品をリリースし始めたのが2020年になってからだった。今や、メジャーなブランドだけでなく世界中のシューズブランドがこのシステムのシューズをリリースしているので、今回は19足+2021年の新作11足の比較を“各ジャンル”ごとに行うことにした。
シューズの重量は各26.5cm、各
それでもナイキは超えてくる。
1/31に世界陸連はレギューレーションの変更を発表した。
(内容は以下です)
今後の見どころとして、4/30以降のプロト使用不可を受けて、ナイキのαFLYやプロトスパイクが今後どうなるか(発売されるとしたらいつ発売されるか?)というところである。
キプチョゲが履いていた「αFLY初期版」は、ミッドソール50mm、カーボンプレート3枚という構造でどちらもレギュレーションに反しているため1/31