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濃密・濃厚・濃縮な名文を書ける人は天才だから、彼ら彼女らの文章や作品を重宝した方がいい

NHK英語関係者の中に杉田敏さんという天才がいます。彼のことを天才と呼んでいる人間は私ぐらいかもしれませんが、彼をそう呼ぶ理由にはそれなりに根拠があるのです。

今回は、「濃密・濃厚・濃縮な名文を書ける人は天才である。だから、彼ら彼女らの文章や作品を重宝しよう」ということについて書きます。


昨日の記事はこちらです。マガジン経由の方がお得です。





名文とは何か?

「名文」の辞書的な意味は上の画像のようになります。ここでは私が考える名文について簡単にまとめておきます。

何度も読みたくなる文章

名文は何度も読みたくなります。私が大好きな杉田敏さんの実践ビジネス英語のテキストも、私は何度も何度も読んでいます。

なお、杉田敏さんのNHK実践ビジネス英語は2022年4月に担当者が変わっています。担当者は柴田真一さんに変わったのですが、彼のテキストは名文とは程遠いです。

<追記>編集協力者8名?(笑笑笑)

記事を書き終わってから気が付いたのですが、実践ビジネス英語には編集協力者が少なくとも8名はいるようです。ですから、あれらの名文は、杉田敏さんお一人の力とは言えないかもしれません(汗)。
<追記ここまで>

小学生や中学生が読んでもある程度理解できる文章

名文が難文とは限りません。むしろ平易な日本語で書かれていることも多いです。そして、多くの日本人、少なくとも日本人の半分には理解されるような難易度です。

語彙力が高まる文章

上の「子どもたちが理解できる文章」とは矛盾するようですが、そうではありません。名文には適度に少し難易度の高い表現が含まれていた方が、その文章が映えるのです。この場合の「映える」とは、「調和して一段とよく見える。引き立つ」という意味です。

それゆえそれらの文章は、私たちの知的欲求を満たしてくれて、その作家のファンになりやすくなります。

つい暗唱・暗記したくなるような文章

最近の私は日本語よりも英語に接している時間が多いです。そのため、英文を読む機会が多いです。

それらの英文の一部は、私にとっての名文に相当します。それゆえ、つい暗唱・暗記したくなります。

日本語同様に、それらの名文がいつか自然と口から出て来るようになる日も近いかもしれません。

感動・感激・感銘を受けた文章

日本語や英語の違いに関わらず、読書でもネット記事でも、感動・感激・感銘を受けた文章は、その人にとっての名文だと思います。

名文は、人によって異なると思います。それでいいと思います。

また、私の過去1,000個以上の記事の中に、読者の皆さんに「感動・感激・感銘」を与えられるような表現や文章があったならば、それに勝る喜びはありません。安心してあの世に行けます(笑笑笑)。

その文章に出会って思わず感謝したくなるような文章

この文章に出会えて良かったと思える名文に対しては、思わず「ありがとう」と言いたくなります。そのような文章に頻繁に出会える人は、幸運かつ幸福だと思います。

最近の私の場合は、これが英文で頻繁に起こります。やはり、杉田敏さんが書いた英文は凄いです。

印象深い文章・記憶に残りやすい文章

名文は印象深いものです。そのため、文章そのものを暗唱・暗記できなくても、記憶に残りやすいものです。

私は30~40年前の本の内容を断片的に覚えていることが多いです。それは、その部分だけがとても印象深かったからです。

それゆえ、意識して覚えようとしなくても、自然と頭に残っていたことになります。

最後に noteクリエイターの使命? 名文鑑賞

最後に、名文と私たちnoteクリエイターを強引に結び付けて(笑)、私なりの結論を書いておきます。

私たちは、趣味や職業というレベルに関係なく、日々文章に接しています。そのため、必然的にその量は増加して行きます。

それらの積み重ねにより、あまり努力をしなくても私たちのレベルは上昇し続けます。なぜなら、私たちは文章に接することが大好きだからです。

ということは、私たちは、名文と普通の文、そして駄文の違いに徐々に敏感になることが考えられます。

その結果、私たちは知らず知らずの内に批評家になっているのです。

実は、私もその一人になっています。毎日毎日出くわすnoteクリエイターの記事やネット記事を無意識にレベル分けしています。

これが悪いとは一言も言っていません。むしろこの現象は望ましいのではないでしょうか。

お互いがお互いの文章を読み合っている内に、お互いの文章が刺激になって、私たちの文章のレベルはその量とともにレベルアップするのではないででしょうか。

その行き着く先がnote全体のレベルアップに繋がるのであれば、それは日本と日本人の財産・資産になると思われます。

もしnoteの世界で名文を見つけたならば、自分のマガジンに少しずつ加えて行くことをお勧めします。そして、時々それらを読み返すのです。それにより、自分のレベルの変化にも気が付くはずです。

<追記>詩や短歌も名文に含まれる?

私はそう思います。そもそも、詩や短歌は、自己表現を可能な限り短縮したものです。余計な語句や表現を省いていますから、まさに「濃密・濃厚・濃縮」された名文になりうるのです。


私が杉田敏さんを天才と呼ぶ理由

私は2016年4月から、NHK実践ビジネス英語に取り組みました。それは杉田敏さんの任期が終える2021年3月まで続きました。

私がこれに取り組むようになった理由は、日本語訳を読んだだけでも非常にためになったからです。そのため、自分の英語力を高めるためという目的は二の次でした。

しかし、それらを真面目に取り組んている内に、それらのテキストの内容の質の高さに驚愕してしまったのです。

とにかく織りなす英文が、「濃密・濃厚・濃縮」の三拍子揃ったものでした。それゆえ、何度読んでも奥深いのです。これはある程度英語が好きな人にしかわからないと思います。

ちなみに、杉田敏さんは、NHKのビジネス英語を33年間も継続したそうです。さすがです。超一流の人はすべてにおいて飛び抜けています。

現在は、下のムック版で「現代ビジネス英語」を継続しています。これにラジオ放送はありません。私も4回(春・夏・秋・冬)だけテキストを購入しましたが、自分には合わなかったのでその後は購入していません。


濃密・濃厚・濃縮な名文を書ける人は天才である。だから、彼ら彼女らの文章や作品を重宝しよう

私の文章は名文とは程遠いと思います。しかし、出来る限り平易な表現を使用し、小学生にも理解できるような文章を書いているつもりです。

また、難しい言葉を使用した時は、その説明をできる限り補足や画像で取り上げています。

それにより、多くの日本人に読まれやすい易しい文章ではないかと予想しています。

そう言えば、少し前に小学生の方とコメント欄でやり取りした時に、その方も私の文章を理解できていると言っていました。その点では大成功と言える文章レベルかもしれません。

ただし、私の文章は長い割には「濃密・濃厚・濃縮」とは言えません。その点が今後の大きな課題になりそうです。

<今日の3行日記>

昨夜はあまりにも肩凝りが酷いので、サロンパスを左肩に2枚貼りました。そうしたところ、今日はずっと肩凝りと頭痛が緩和しています。もう少し早くやれば良かったです(汗)。

イラスト素材:パンダ2

いつものサイトで「パンダ 文章」で検索したところ、下のイラストがヒットしました。正直なところ、記事に合ったイラストはありませんでした。それで一番インパクトがありそうな下の画像を選択したのですが、意外と「濃密・濃厚・濃縮」には合っているイラストかもしれません。

今日の記事はここまでです。
文字数は3,100字を超えたぐらいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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