身体活動と心房細動。適度な容量が重要そう
📖 文献情報 と 抄録和訳
運動と心房細動:用量が毒を作る?ナラティブ・レビュー
[レビュー概要] 多くのデータが、定期的な運動が心房細動の発症を予防する効果があることを強く示唆している。また、小規模ではあるが、よく実施された臨床試験のグループは、心房細動の治療における運動の有益な効果を示している。しかし、最近、大量の高強度運動が心房細動の発症確率に及ぼす有害な影響の可能性が、スポーツ心臓学的に注目されるようになった。この効果はエリートアスリートについてはよく報告されているが、一般集団に関するデータはあまり明らかではない。本総説では、心房細動に対する運動の保護効果、治療効果、リスク増強効果に関する最新のデータを紹介する。著者らは、その利点は明らかであり、潜在的な欠点を強く上回っていることを示している。
🌱 So What?:何が面白いと感じたか?
この論文の抄読に引用されていて、面白い引用があった。
すべてのものは、その容量によって毒にも薬にもなる。
アイントシュルツの法則というものがある。
今回の考え方は、これに似ていると感じた。
身体活動と心房細動の関係性を考えた時に、身体活動の容量は適度であることが重要で、少なすぎても多すぎても毒になりうる。
過ぎたるは及ばざるが如し、な世界観。
振り返ると、僕の身体活動は、多すぎてちょっと毒かもしれない。
ちょっと考えてみようと思う。
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