2週間でITパスポート合格するための勉強方法 前編
先日、約半年間も資格受験を先延ばしにしてきた私が平成最後の4月に、ITパスポートを取得することができました!
「ITパスポートってどんな試験か知りたい」
「最短で合格できる効率的な勉強方法を探している」
この記事はそんな方へ向けて書いています!
実際に私がとった点数は1000点満点の合格点600点に対して、【775点】。
学習期間が4/13~4/26の2週間です。合計学習時間は、
【25時間】で、1日あたりの勉強時間は1時間48分になります。
勉強時間はだいたい15時間ほどの勉強で合格に必要な6割は過去問で取れるようになっていました!
そんな私が、今回は「ITパスポートを2週間の独学で合格したメソッド」について前編後編に分けて、話していきたいと思います!
前編ではITパスポートについてよく知らない方への概要説明と学習していて感じたことなど紹介し、後編では具体的な勉強方法を話します。
ITパスポートについて知っている方や、もしくは現在学習中で、勉強方法についてだけ知りたい方は、後編から読んでください!
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1. ITパスポートの概要
「情報処理技術者試験」の中で、最も簡単にエントリーできるレベルであり、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識を身に着けられ、証明できる国家試験です。
はじめに試験形式については以下になります。
試験時間 120分
問題数 100問 ( 分野ごとの内訳 ↓ )
ストラテジー(経営全般) 35問
マネジメント(IT管理) 20問
テクノロジー(IT技術) 45問
出題形式 CBT形式
CBT形式とは、コンピュータを利用して実施する形式のことで、ITパスポートの場合、4つの選択肢のなかから1つ選んでマウスでチェックを入れて進めていきます。
次は試験内容についてです。ITパスポートは大きく分けて3つの分野に分かれています。
ストラテジー(経営全般)
企業活動や、法務、経営戦略とシステム戦略について問われる分野です。
会計知識やマーケティングについての知識も問われます。
マネジメント(IT管理)
システムやソフトウェア開発プロジェクトのマネジメント(管理すること)方法についてを問われる分野です。
テクノロジー(IT技術)
ハードウェアやソフトウェア、ネットワーク、セキュリティ、データベースなどのIT技術について問われる分野です。
2. ITパスポート取得のメリット
1. 全社会人が持つべきITの知識が身につく
ちなみに、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構ではITスキルを以下のような試験体系で構築しています。ここで、すべての社会人が持つべきスキルとして、ITパスポートが挙げられています。
2. 就職、進学等で役立つ資格
この資格をとることによって、社会人としての基礎知識とIT力を兼ね備えていることを証明することができるので、自己アピールの1つの材料になります。
しかし、ITエンジニアを目指す場合は、就活でITパスポートを自己PRにするには少し力が弱いかもしれません。なぜならエンジニアにとって、これらの知識は知っていて当然と考えられているからです。
ですので、そのひとつ上のレベルの「基本情報処理技術者」という資格を取得する通過点だと考えて勉強するのがいいと思います。
実際にITパスポート取得後に、基本情報処理技術者試験の過去問をざっと見たところ被っている部分が非常に多かったので、勉強が楽になると思います。
3. 学習していて感じたこと
次に私がITパスポートを学習していて感じたことや難しかったこととそれに対してどのような対処法をとったか紹介していきたいと思います。
-モチベーションの継続を意識
まず勉強していて感じたことは、モチベーションを保つのが難しいなと思ったことです...
勉強中に「なぜITパスポートの勉強をしているのだろうか?」という自問自答する機会が多く、勉強していてもなかなか頭に入らない状況が多々ありました。
そこでとった対処法は【目標設定】です。なぜそのITパスポートを取るのか、そしてITパスポートを取ってどうしたいのかまでの【なりたい自分像】を明確にすると勉強をしていて、モチベーションが下がったり、ブレることが少なくなるとビジネス書で書いていたので実践してみました。
具体的に私の場合を紹介すると、ITパスポートをとろうと思ったきっかけが2つあります。
1つ目は2018年の夏にIT企業のインターンシップで自分のIT知識の無さに痛感したことです。そこでIT知識を身に着け、実用的に使えるようになりたいと思いました。
しかし、その後就活について悩む時期が長く、勉強するのが億劫になり約半年間も先延ばししてしまいました。
そこで2つ目のきっかけとして、2019年4月にIT企業から内定をいただき、エンジニアとしての道を歩むと決意したので、本格的にIT知識を身につけようと考え、受験に踏み切ました。
そして、【なりたい自分像】としては
ITリテラシーを高めることによってITに弱い人の役に立ちたい!
という目標設定をした結果、2週間あまりブレることなく学習できたと思います。
ー先延ばし対策には「強制力」
次は具体的な目標設定しても、勉強が億劫になり、先延ばしにしてしまう方におすすめな方法を紹介します。
私は「やる気」だけで勉強は続かないと考えています。一番勉強が続く方法としては勉強自体を「習慣化」させることです。しかし、人間はある行動を「習慣化」させるには3ヵ月かかるといわれていて、この方法だととても時間がかかってしまいませんか?
すぐに実践できる方法としては「環境」を作ることです!
やらなければならない環境を自ら作ります。
私の場合は、「ITパスポート取得できなかったら、友人にご飯をおごる」というやらなけらばならない環境を作りました。それなりの額がするお店を指定して自分にとってぎりぎり負担になるようなことを選び、言い逃れができないように友人に宣言しました。
そうすると、私はこの負担をなんとか回避するために必死で勉強時間を作り、必ず合格しないといけないというように追い込まれます。
これが勉強をやるという強制力になり、続けることができました。強制はそれなりにストレスがかかり大変だと思いますが、ぜひみなさんも試してみてください!
5. 最後に
ここまで読んで頂きありがとうございます。以上がITパスポートの概要と学習していて感じたことについてでした。大切なことは「強制力」です!
最近ではGoogleカレンダーに具体的な行動(予定)を入れておき、できなかったら消して、消えていたら自分の甘えが出てしまうという徹底した積み上げの仕組み化に取り組んでいます。
後編はITパスポートの具体的な学習方法についてです。
ぜひ参考にしてみてください!
ではでは!
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