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日記

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心に映りゆくよしなしごとをそこはかとなく
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老活としての知的活動

老活としての知的活動

友達と話していて、もうずっと、つい簡単なものばかり読んでしまっているけれど、まだそれなりに先が長いので、それを生き抜くための知力を維持するためには、ちゃんとしたものを読まなくては!という危機感をお互いに抱えていることがわかり、大いに共感した。

たくさん読むのももちろん大事なことなのだけれど、おそらく、若くて何の素地もない時に大量のインプットをするのと、色々、少ないながらも知識や経験がついた今、き

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ラジオ体操第一という叡智

ラジオ体操第一という叡智

弓道を二十数年ぶりに再開した。
ありとあらゆる動きに、謎の問題が生じる。
首をきちんと180度左に回すだけで、右の肩や脇腹に少しのひきつれが起こるなど。
つまりわたしの体は倉庫に寝かされてきた錆だらけの機械と変わらないのだろう。

まずは起こすところからだ。
夜のストレッチと、毎朝のラジオ体操を日課にすることにした。

House warming 1

House warming 1

高校3年生の時、同級生になったのがきっかけでお友達になった友人が、お家に遊びに来てくれた。
いい意味で、昔から変わらず軸がぶれない彼女は、変に焦らなくても一緒にいられて、ありがたい。
猫たちを可愛がってもらいながら、簡単なごはんとデザートと軽くCAVAを飲んで、延々喋り続ける昼下がり。

F&Mの紅茶で締める。

こういうつながりを持ち続けられたら、いい人生だなあ。

二兎を追うものしか二兎を得ず。

二兎を追うものしか二兎を得ず。

というスローガンの元に、お酒を作っている蔵があり。
友人が大ファンで、飲む機会があって、私も好きもなったのだけれど、東京では割と買いにくい。
それでも通販等を利用して、日本酒好きの友人たちと持ち寄り飲み会。

もちろんね、自分から求めなければ、望む幸せはやって来ないけれど、一人で好き放題生きれるわけではない以上、現実を見極める力も必要なんだろうな。と思うなど。

体が心を支えている

体が心を支えている

土曜日に奥多摩へトレッキングに行き、長時間山を歩いて、日曜日にKアリーナ(横浜の新設ライブ施設)で飛び跳ねた結果、土曜時点では内外側広筋と僧帽筋だけだった筋肉痛が、月曜時点では腹筋にまで広がって、立ち上がるたびに「うぎゅ」って言ってる。😂

Kアリーナ、音響良いって謳い文句だったしみんなそう言ってるけど、舞台近くの音の戻りがまたエグくて、扇状に広がる上の方から拍手の音が物理で重さ感じるくらい、森

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少しずつ

少しずつ

お家の中が整っていくのは楽しい。
最終的にはやっぱり仕事部屋が一番、面倒くさいことになりそうだけれど、あとはやっぱりお洋服捨てないとだけど、徐々にものがあるべき場所に収まっていく。
春夏秋冬で1つずつ、引き出しを用意して、日用品、部屋着、スポーツ用品、くらいが理想なんだろうなあ…適正なお洋服の量、ってどんなんだろう。
後はアホほどある毛糸と編みかけのものを…なんとかしないと。
積読とか、編んでない

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色んなコトがつらすぎて、

色んなコトがつらすぎて、

急に、
わたしはちゃんとする。
グダグダ遊んでいないで、このクソみたいな世界にきちんと対峙する。
見てろよ、少しはマシな世の中になるように貢献してやる。

という気分になりました。
できる事をする。
そして、どんどん勉強して、出す。

モノを捨てる

モノを捨てる

引っ越しの準備をしている。
ずっと住むつもりで溜め込んでおいたモノたちが、従量課金の引越しで、全てゴミになる。
時限制なので時間的猶予も少なく、なんの躊躇もなく多くのものを捨てることになる。
物を買ったからには対価を払ったはずで、今、そのものの対価と感傷的価値と物理的価値を運搬代価に変えていく。

自分の愚かさが悲しい。

成長を期する

成長を期する

MBAが終わった当時は結構、自分が期待外れだったので、落胆が大きくて何もする気になれなかったのだけれど、2年経ってみて、慮外に学びが大きかった事を折りに触れて知り、ちょっと持ち直した。
そうしてみると、自分に落胆していた期間に、総括したり、改良のために適当に続けていた学習よりもちゃんとしたことをしたくはなる。
仕事に真剣に対応しつつ学びを継続するために必要なのは、むしろ効率のいい精神的なストレスの

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友達と会った話

友達と会った話

【夏休みの絵日記風に】わたしは友達が本当に少ないので、ひと月に一度あるかないかですが今日は久しぶりに友達と会いました。

私から見ると、彼女はすごく魅力的で、独特で、一緒にいると気持ちがいい人なのだけど、話してて印象に残ったのは、韓国のDJの人のセクハラ事件の話で。
仲良くなるきっかけのバンドのベースが、ライブ中放浪するのが好きな人なんだけど、前回のライブの時、アリーナに来てパフォーマンスした事が

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港湾のキリン

港湾のキリン

湾岸の倉庫地帯で働く鉄骨のクレーン、鋼鉄のキリン。
これを見るたびに香港を思い出す。
なんともいえない思い出と記憶。
香港に行く時は大抵、出張やワークショップで挑む気持ちと緊張を感じていたから、反射的に心がちょっとソワソワする。
そして、本物のキリンの群れよりも大量の、絶えず上下する金属のクレーンがなんとなく愛おしくなる。

もしかしてこれかなあ?

もしかしてこれかなあ?

わたしは大人になってから走るのが嫌いになった。
昔は選手したりもしてて、走るって純粋に体と結びつく楽しい時間だったのに、大人になってから走ったら、嫌なことばっかり考えてしまって、思考を止めるのが大変で、鬱陶しかったのだ。
そしたら先週、しいたけ. さんがこんなエントリをあげておられて。

もしかして私の走る時の嫌な思考もコレかもしれない…?
そう思ったら少し走ってもいい気がしてきた。
悪魔が名前を

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らぐじゅありー

らぐじゅありー

わたしにとってのLuxury は、古くて手入れのいい日本の平屋の家屋の縁側から見るイロハカエデの新緑とか、Tate Britain のお気に入りの絵の前のカウチで気が済むまでその絵を見ている時間とか、お友達と手の込んだおいしいごはんを食べるとか、そういうこと。

そういう、時間を構成するもの、が「贅沢」な価値のもので、値段とか希少性とかは二の次な気がする。

昔少し、たっかい方の「ラグジュアリーブ

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今年の目標

今年の目標

2週間に一度、図書館に行く。
徒歩でしか行けない不便な図書館だけど、しいたけ.さんのいう小さな目標として、自宅の本を減らすのと、知らない世界に出会うために。