本好き息子の自己紹介と本への想い
このアカウントでは、読書好きの子どもが自ら選んだお気に入りの本を紹介しています。
5記事ごとに本棚公開や本が好きになるまでの経緯などの記事を挟んでいきたいと思います。
まず最初の5記事を書き終えたので、自己紹介をさせてください。
最後の「本へ携わる方への想い」だけでも読んでいただけると嬉しいです。
息子のこと
ここで紹介している本好きの長男、小学3年生です。
赤ちゃんの頃から読み聞かせをよくしていました。今はしていませんが、小学校入学前までは寝る前に本を3冊読むというのを習慣にしていました。
現在の読書数 年間500冊
①学校の図書室で週に2冊借りてきます。
2冊×50週=100冊
②2週間に1回図書館に行きます。
家族全員図書カードを作っているので1度に40冊借りることができます。そのうち30冊分は長男が使ってしまいます。短い本なら数分で、児童書も2週間あれば読了します。
30冊×20週=600冊
③月に2回ほど書店に行きます。
お気に入りの本は購入します。
2×12ヶ月=24冊
④定期購読誌
長男は大の鳥好きで「日本野鳥の会」に入っています。季刊誌が年に6回きます。さらに月刊誌BIRDERをおこづかいで購入しています。
6+12=18冊
合計750冊近くなってしまいましたが、夏休みや冬休みなどを除くとだいたい500冊〜600冊となります。
好きなジャンル
・生物(とくに鳥)
・歴史
・城
・図鑑
・恐竜
・地理
鳥博士、鳥沼、鳥推しです。
今までに読んだ本の中で長かったもの
・真田十勇士
・モモ 時間泥棒
・三銃士
・ドリトル先生
この4作はなかなか時間がかかり、最後まで読了できなかったものもあります。真田十勇士に関しては「すっごくおもしろい!」と言いつつも全5部作だったのと、難しい言葉が出てきた為もう少し大きくなってからまた読みたいとの事でした。
いつ読んでるの?
平日は習い事ほぼありません。
学校から帰ってきて宿題をして、友だちと遊んで夕方帰る。
夕飯ができる前の小一時間。
夜寝る前の小一時間。
その隙間時間、暇さえあれば本を読んでいます。
本を読んでてよかったこと
めちゃくちゃあります。
とにかく物知りです。
そして社会問題や環境問題にも関心があります。
歴史を知る事で戦争について考えを巡らせ、自分の意見を持っています。
歴史書を読む時に両陣の本を読みます。
織田信長を先に読んで、明智光秀はなぜ裏切ったのか?明智光秀が悪なのか?と考えます。
次に明智光秀を読みます。すると、明智光秀にも裏切らなけばならない理由があったことが見えてきます。明智側から見れば織田信長が悪なのかもしれません。
長男はいつも両陣の主張を見てから自分の考えを言います。
今回のロシアとウクライナの戦争についても互いの主張を調べてからどうしたら戦争が終わるのか自分なりの考えを話していました。
ここまで深く物事を冷静に見て考えられるのは、これまで積み上げてきた彼の知識や経験の賜物だと思っています。
親バカながらすごいと思っています。
これからも息子が様々な世界を知っていけたらと思います。
最後に、本に携る方へ
いつもたくさんの本にお世話になっています。
ありがとうございます。
最近書店がどんどん減っています。
渋谷、神保町、神田の大型書店には珍しい本がたくさんあったので行くのを楽しみにしていたのですがなくなってしまい残念でなりません。
専門書やマニアックな本はネットを通してしか買えなくなってきました。
紙の本はこどもの宝物です。
実物を手に取って、その隣にある本も気になって、その隣にある本の背表紙に魅せられて。
そうやって本と出会ってきました。
こどもながら、本の手触りツルツルとかザラザラとか、写真の鮮やかさ、目次・さくいんまで全部楽しんでいます。
作家様、出版社様、書店様、本に関わる全ての皆様。
たくさんの楽しい本の世界をありがとうございます。これからも本がたくさん作られるように親子ともども心から応援しています。