記事一覧
#32 - 「Consolation - Eccy Remix」配信開始にあたり――KiliKiliVilla与田・Strip Joint 岸岡・Magazine石川対談
「Consolation」に宿る時代感覚 https://youtu.be/r34DAlOsC2c 与田 なぜ俺がStrip Jointのアルバムを出したいと思ったか、というところから話すと繋がると思うんだけど…
#16 - 歌詞和訳とセルフライナー (09.Liquid)
https://youtu.be/0qNVDpyneNc 一言: ときどき気が緩むと自分がどこにいて何を今しているのかふっとどこかにすべて飛んでいってしまいそうな時がある。色々なことに追…
#15 - 歌詞和訳とセルフライナー (08.Oxygen)
https://youtu.be/SC4ZGUbQFkc 一言: 生きているというのは、A地点からB地点に進むなんてことではなく、A地点からふたたびA地点に虚しさを抱えながら戻ってくるとい…
#14 - 歌詞和訳とセルフライナー (07.I Used To)
https://youtu.be/iMe9K1G4Az8 一言: 二十代の今しか出来ないことを達成しなければ、とか、この自分にしかできないことをなんとしても成し遂げなければ、といった願い…
#73 - クラファン中盤!応援ありがとうございます。
写真:sekido
皆さんこんにちは、岸岡です。いきなりですが、もう七年になるStrip Jointの歴史を振り返らせてください。
最初の数年は、根拠のない焦燥感を胸に、闇雲に走り続けていた時期でした。バンドとして、ソングライターとして、いや、一人の人間としてのアイデンティティを打ち立てるために、何かを叩きつける。誰かにそれをぶつける。そういうやり方しかできなかった時代です。
その頃は短いス
#69 - 今年もありがとうございました
一年間を振り返ります。
2023年は、年の瀬に俺が忙しすぎて何もできなくなったことを除けば、大きなアクシデントもなく比較的コンスタントに活動出来たと思ってます。レコーディングはできたし、みんなのおかげでマガジンは軌道に乗ってオンラインでの活動が継続できているし、pot-pourriとの共同企画も良い形で実現できたし、西田が試験に合格したり、島本の仕事での活躍もあり、色々と各々の活動も充実してたか
#57 - Ry - 新しい太陽 レビュー
こんにちは、岸岡です。今日は先日リリースされたアルバム、Ry『新しい太陽』のレビューを書かせていただきました。ぜひお読みください。
ニューヨークで2000年代に活躍し、先日再結成を果たしたThe Walkmenというバンドがいる。知的な抑制に野生的な粗暴さを兼ね備えた魅力的なバンドである。『新しい太陽』と名付けられたRyの作品を聴いてまず思い出したのは彼らのことだった。二者に共通すること。そ
#55 - Night Kingsライブ映像
マガジンを読んで頂いているみなさん、どうもこんにちは。岸岡です。
今年2月のことなので少し間が空いてしまいましたが、DYGLのツアーに呼んでいただき、渋谷クアトロ公演に出演した際の映像を公開しました。
せっかくの大きな会場(これまでで一番のキャパ?)なので映像に残しておきたいと思い、「Consolation」のMVを撮ってくれたりしている谷瀬くんに撮影をお願いしました。映像はとっくの前にできて
#49 - 目覚めの悪い朝に聴きたいプレイリスト
この間ベトナムのハノイに行った。写真はハノイから一時間ほどのニンビンの風景である。
しばらく原稿を書いていない気がしたら思ったとおり一ヶ月以上書いていない。差し迫る理由がないとどうしても腰が重くなる。気合いを入れ直さなければならない。シリーズ化している、鑑賞録として何かの感想を書くような原稿は、少し後の自分に任せるとして、今日は石川くんについて書きたい。石川くんは、このマガジンの運営を任され
#39 - 鑑賞録(2023年1月)
三月に入ってしまった。最近Strip Jointのライブに来ていただいた方、知っていただいた方、ありがとうございます。ボーカルの岸岡です。
ときどき鑑賞した本や映画の記録と感想を残していこうという趣旨のこのシリーズ、二回目となる今回は、一月に読んだ本のうち、二冊について書こうと思う。一穂ミチ『光のとこにいてね』とジェームズ・ボールドウィン『ジョヴァンニの部屋』という二冊だ。ともに同性どうしの愛を
#32 - 「Consolation - Eccy Remix」配信開始にあたり――KiliKiliVilla与田・Strip Joint 岸岡・Magazine石川対談
「Consolation」に宿る時代感覚
https://youtu.be/r34DAlOsC2c
与田 なぜ俺がStrip Jointのアルバムを出したいと思ったか、というところから話すと繋がると思うんだけど。ライブを見て、とてもユニークなことをやってるし、音楽としてもすごく良かったんで、〈KiliKiliVilla〉から出しませんか、という話になった。既にずいぶん活動していたから、アルバム
#27 - 鑑賞日記(2022年12月)
あけましておめでとうございます。元旦に書いています。
今年の冬はあまり寒くない気がします。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
これから続きものとして僕の個人的な鑑賞日記をお届けします。映画や本などから、ジャンルは何でも、なるべく新作を選んで鑑賞したものについて、つれづれに感想を書いていきたいと思います。今回はこちら。
映画『ケイコ 目を澄ませて』★★★★☆
#21 - 「Sonic Boom」の制作メモ
VINCE;NTとのスプリット・シングルに収録されている曲「Sonic Boom 」を制作したときに作った色々を公開してみます。
この曲は、
・ピアノで作った
・DAWを変なふうに使って作曲に生かした(曲全体でなく一部のセクションで調を写してみた)
・ディミニッシュトというコードを使ってみた
など、個人的には新機軸の曲でした。
やり切ったという感じではなくて、これから書くだろう曲にこの曲で
#20 - 書評『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』
巷でよく聞くアドバイスに「成功者の話をよく聞いてその真似をしよう」というものがある。既に確立された、上手くゆくとされている方法を謙虚に受け入れ、その通りにやろうということだ。その考え方からすると、グレイトフル・デッドというバンドの原則は、ちょっと型破りかもしれない。それはとにかく「人と違うこと」をやろうというもの。本書では、この稀有なバンドのさまざまな戦略が、ビジネスの視点から読み解かれている。
#17 - 歌詞和訳とセルフライナー (11.Suddenly I Loved You)
10曲目のConsolationについては以前のnoteにいろいろ書いたので割愛。
今日は最終回です。
一言:
Taylor SwiftのAll too wellのロングバージョンが良すぎて、触発された。バンドでやるにはどうするかなと思って、結局TV on the RadioとかThe Nationalみたいな曲を目指した。
なるべく何が起こったかわかりやすいような感じで、具体的なことをも
#16 - 歌詞和訳とセルフライナー (09.Liquid)
https://youtu.be/0qNVDpyneNc
一言:
ときどき気が緩むと自分がどこにいて何を今しているのかふっとどこかにすべて飛んでいってしまいそうな時がある。色々なことに追われている時に偶然友人と出会ってコーヒーを飲み、喫茶店を出てまた日常に戻ろうとした時に吹いてくる暖かい風に意識が持っていかれる時とか。そういう瞬間って、ちょっぴり泣きたくなって、でも気づかなかったふりをして前に
#15 - 歌詞和訳とセルフライナー (08.Oxygen)
https://youtu.be/SC4ZGUbQFkc
一言:
生きているというのは、A地点からB地点に進むなんてことではなく、A地点からふたたびA地点に虚しさを抱えながら戻ってくるという行為でしかない気もする。その循環運動が、ほんのり熱を帯びているといいなと思う。
いちばんみなさんが気に入ってくれているらしい感じがあって、そういう曲をかけてよかったと思うし、今のメンバーで新録できたのも
#14 - 歌詞和訳とセルフライナー (07.I Used To)
https://youtu.be/iMe9K1G4Az8
一言:
二十代の今しか出来ないことを達成しなければ、とか、この自分にしかできないことをなんとしても成し遂げなければ、といった願いがあって、それ自体は大事だと思うけれど、それが空回りして必要以上に焦ったりそれで疲れたりしていた。その全てを過去のものとして、優しく包み込むように記憶していこうという決意でもある曲。
R.E.M.のNight