#69 - 今年もありがとうございました

一年間を振り返ります。

2023年は、年の瀬に俺が忙しすぎて何もできなくなったことを除けば、大きなアクシデントもなく比較的コンスタントに活動出来たと思ってます。レコーディングはできたし、みんなのおかげでマガジンは軌道に乗ってオンラインでの活動が継続できているし、pot-pourriとの共同企画も良い形で実現できたし、西田が試験に合格したり、島本の仕事での活躍もあり、色々と各々の活動も充実してたかなとおもいます。

皆、各々に頑張ってきたと思うので、年末年始はゆっくり心身をねぎらってほしいです。

俺は、会社で働き始めたのが大きな変化でした。やりたいこと（事業の立ち上げに関わること）を早い段階から一貫して伝えてたので、わりと希望通りの部署で、わりと裁量権のあるポジションをいきなり任せてもらっており、期待されてるぶん重圧もあり、責任もあり、負担もありつつ、でもやり甲斐を感じている日々この頃です。

若手に与えられる機会が大きいところなので、目の前のことを大事に成果が出せるようにと前向きな気持ちでいます。

俺は、会社で働くことも、音楽を作り続けることも、そのほか諸々、全部最高に刺激的な遊びであり、最高にやり甲斐のある仕事であり、ストイックに一流を目指して一歩ずつ進んでいきたいと思っています。そういうふうに生きていたいと思ってます。でも、それにしては全然ダメだなと思うことばかりです。

だから曲作りももっとしたいし、歌う機会ももっと増やしたいし、バンドとして、チームとして新しい境地に常に向かっていたい。

音楽をつくることそれ自体も、ライブやビデオなどの発表含めてバンドとして活動することも、マガジンやその他、何かできないかな？とただのバンドではなくもっと複合的な動きをすることも、全部、ゼロからイチの価値を生んで、それを世の中に届ける仕事だと思っていて、そういう仕事をすることが、生きるということだと思っています。

そして、俺自身の個人としての満足のためではなくて、関わっている人たちみんなで、お互いに得意分野を活かして進んでいくことで、振り返ってみると自分ひとりでは来れない場所に来れたな、とみんなで感じられると良いなと思っています。一年後、二年後に、これを読んでる方もそう思ってくれると嬉しいですし。

それが、少なくとも俺にとっては、日々生きてる上での喜びだし、エネルギーの源泉なんですよね。

2023年、後悔があるとするなら、強い気持ちがあるばかりに空回りしたところもあったかなというところです。

メンバーのライフやワークの状況も刻一刻と変わるなかで、バンドとして今までのやり方のままでは持続可能ではない部分もあるので、そこはとても難しいし、でもやり甲斐もあるところです。自分たちが大人になっていく中で、バンドとか音楽が、生活の中で、人生の中でどういう意味があるのか。

適切な目標設定をすること。長い目でのビジョンを持ちつつも、きちんと現実的なタスクに分割してやるべきことを決めること。適度にみんなで色んなことを分担すること。

そういうことをきちんとやって、本当の意味で持続可能なチームを作っていきたいと思ってます。

そして、まずはバンドメンバーに、そしてマガジンを支えてくれている、サポートしてくれている方々にも、俺のビジョンを時々伝えて、Strip Jointの力になってもらい、新しい世界をみんなで見たいです。

俺は出会いは偶然であり、偶然を大切にして生きたいと思っています。バンドメンバーもチームメンバーも、応援してくれている方も、末長く良い縁が続けば良いなと真剣に願っています。

2023年に制作した作品については、主に中塚と西田が事務的なところをまとめてくれていて、今リリースに向かって色々と進めています。

ここ1ヶ月、実は活動が少しスローダウンしていたのですが、その分、今のうちに2024年、一年間の動き方について、これからみんなでしっかりまとめて、具体的なところに落とし込んでいきます。

年明けすぐ、キリキリヴィラのレーベル主催ライブがあり、そのあと沖縄遠征があります。

その後、しばらく中塚が海外に行ったり、春から西田と富永が東京を離れる可能性があったり、と色々あるので、なかなか難しいところもありつつ。でもそんなに悲観はしていません。

音楽を作り続けるよ、関わってくれてるみんなを大事にして進んでいくよ、そういう思いが確かなコンパスとなって自分の胸にあるからです。

マイペースなStrip Jointですが、一歩ずつ進んでまいります。マガジンともども、2024年も応援よろしくお願いします。作品を楽しみに待っててくださいね！