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Strip Joint magazine.

Strip Joint magazineは、Strip Jointとその友人による群像マガジン。月5本程度更新。200円/月で全ての記事が読めます。 初月無料、あなたもStrip… もっと読む
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記事一覧

#73 - クラファン中盤!応援ありがとうございます。

写真:sekido 皆さんこんにちは、岸岡です。いきなりですが、もう七年になるStrip Jointの歴史を振り返らせてください。 最初の数年は、根拠のない焦燥感を胸に、闇雲に走り続けていた時期でした。バンドとして、ソングライターとして、いや、一人の人間としてのアイデンティティを打ち立てるために、何かを叩きつける。誰かにそれをぶつける。そういうやり方しかできなかった時代です。 その頃は短いスパンで何度もアイデンティティの破壊と再生を繰り返していて、それは主に僕一人の個人

#72-定住と遊牧の狭間でーー『Golden Days』の世界

Strip Jointが、2月21日に、新譜『Golden Days』をリリースした。 彼らの曲では初めて、日本語歌詞だということで、僕はそれを聴き、読むのを楽しみにしていた。 もちろん、それは作詞の岸岡の言葉の感覚を、話しているときから興味深く感じていたからでもあるのだけれど、彼らの曲が日本語の言葉と合わさることで、この日本の風景や現実味とどんな距離感を図ることになるのか、その事後的な現象にもとても興味があったからだ。 それはこれまで、彼らの紡いできた世界が、どこかフィクシ

#71 - BYWEAR×Strip Joint コラボTシャツにあたって 「日本のミュージシャンのマーチャンダイスを変える。大好きなインディーから始めていく。」

この度Strip Jointは、新しい形の国内音楽シーンのマーチャンダイスを提示するTシャツを作成しました。 オーガニックコットンの活用と、幅広い生地とデザインを提示し、国内音楽シーンのマーチャンダイスの質の向上を目指すストリートD2Cブランド「BYWEAR」とタッグを組み、デザイナーにYosuke Tsuchidaを迎えて製作した、流行に左右されないシンプルなデザインです。 今回は「BYWEAR」の水津さんにStrip Jointとのコラボレーションのきっかけについて、

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「世界不思議発見。アトラクションです。」nagnnya&ameー Strip Jointから生まれたb2bユニット

Strip Jointのキーボード、Aya Tominaga(nagnnya)、トランペットのMomoka Amemiya(Ame)が結成したb2bユニット、”nagnnya & ame”。昨年末、バンドとは全く異なる色のステージを終えた彼女たちに、話を聞いた。 彼女たちのステージのプレイリストはこちら石川 今日はお二人のDJユニット"nagnnya&ame"について、お話を伺えますでしょうか。 まずは、どういう経緯で結成されたか、伺っても良いでしょうか。 nagnnya

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#69 - 今年もありがとうございました

一年間を振り返ります。 2023年は、年の瀬に俺が忙しすぎて何もできなくなったことを除けば、大きなアクシデントもなく比較的コンスタントに活動出来たと思ってます。レコーディングはできたし、みんなのおかげでマガジンは軌道に乗ってオンラインでの活動が継続できているし、pot-pourriとの共同企画も良い形で実現できたし、西田が試験に合格したり、島本の仕事での活躍もあり、色々と各々の活動も充実してたかなとおもいます。 皆、各々に頑張ってきたと思うので、年末年始はゆっくり心身をね

#68_「呑気と "Baby Blue"」

ふとマガジンに文章を記したくなった。 冬のベッドで目覚めるときのような、くたっとしたムードについて。 ● テレビの仕事をしている。 どうしても結果を残さないわけにはいかないので、配信数を競うにあたり、Xでの広報活動などに腐心しているうち、 自身を世の中に明け渡している気分と同時に自身のペルソナが解体されていく気分に陥って少し調子が悪くなる。この仕事は実は不向きかもなと思ったりする。 何かと言われたら、実生活を生きている実感が乏しいのである。 見えない大勢を相手に正体を晒す

#67_Live Report_2023/11/22_”NEW VIEW” -EXTRA-「ELEVATION!」

”NEW VIEW” -EXTRA-「ELEVATION!」 渋谷パルコ10FComMunE にて11/22.22:15より。 文:新居進之介 写真:桑原陸 11月22日は、寒い夜だった。そのせいか、祝日前夜というのに、渋谷の街に人はまばらだった。 公園通りをパルコへ向かって歩きながら、コロナが一応の終わりを見せてからも、夜の街に人通りは以前のようには戻ってこないな、という、いつもの雑感を、また手元で弄んだ。 渋谷に初めて来たのは、8歳の頃だ。2004年。 その時はまだ

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#66 -「夢の時間って一瞬なのだ。」 Yosuke”YOKKE”Tsuchidaから視た「ELEVATION!」 @渋谷PARCO

11月22日 渋谷PARCOで行われた渋谷クアトロ35周年イベントのエクストラ企画、「ELEVATION!」にStrip Jointが出演。ブッキングを担当されたYosuke”YOKKE”Tsuchidaさんに、イベントについてのコメントをいただきました。 文:Yosuke”YOKKE”Tsuchida 写真:Riku Kuwahara 2023年9月上旬、渋谷PARCOさんからお声掛けいただき11月に開催する渋谷クアトロ35周年イベントのエクストラ企画をお手伝いすること

#65 NO BUSESとフィリピン旅

文:Strip joint (Ba.)中塚 先日、No Buses自主企画『I’m With You』に呼んでもらった。 昨年にアルバムを出して、今年二月にはDYGLと渋谷クアトロでライブをし、今回は No Busesに声をかけていただいた。東京でインディロックをやっているものとしてはこの上ない光栄な事である。 自分がNo Buses を初めて聞いたのはSound Cloudに上がっていた音源だった。その時は数多あるバンドの一つであったが、あっという間に人気者になっていた

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#64 - 「不必要なものを削いで削いで削いだ先のビートに、どうしても消せないドラマーの自我がある。そこが面白いところかなと思ってる」 - 〈Hibiki(Tō Yō)とNishida(Strip Joint)対談〉

こんにちは、Strip Joint magazineです。 今回は、Tō YōのドラマーのHibikiさんをお招きし、Strip Joint 西田と「ドラム」という楽器について、そして「ドラマー」という存在について、さまざまな観点からお話を伺いました。 ロングインタビュー、是非お楽しみください。 ー 本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をいただいてもよろしいでしょうか? Hibiki Tō Yōのドラマーの、Hibikiです。 他に何か言うことはあるかな… 絵は昔

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#63 - Strip Joint×Pot-pourri「風船/翌朝」楽曲公開&写真レポ 

 こんにちは、Sawawoでございます。  先日11月4日(土)、落合soupにてStrip Joint×Pot-pourri共同企画「風船/翌朝」が行われました。改めてたくさんの方にご覧いただけて、この場を借りて、お礼申し上げます。  今回の記事では、当日行われた岸岡くんと私のセッションのなかで、お互いの書き下ろした歌詞(#62に上がっています)に対して、それぞれ制作した楽曲を公開させていただきます。楽曲をまだ聴いていない方はもちろん、当日お披露目した演奏とは、楽器編成や

#62 - Strip Joint×Pot-pourri「風船/翌朝」歌詞

 こんにちは! Sawawoです。  #60でもお知らせがありました通り、Strip Jointと、私の所属するバンドPot-pourriによるツーマンライヴイベント「風船/翌朝」が今週末11月4日(土)に落合soupで開催されます。  当日は2バンドはロングセットの演奏を行うほか、そのあいだにはStrip Jointの岸岡くんと私がそれぞれの歌詞にお互い書き下ろした曲を弾き語りで演奏するセッションがございます。今回の記事ではイベントに先んじて、歌詞を公開いたします。  実

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#61 - the weekend with Strip Joint

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♯60-Strip Joint×Pot-pourri 「風船/翌朝」開催にあたって

みなさん、こんにちは。2023/11/04 (土)落合soupにて、Strip JointとPot-pourriのイベント「風船/翌朝」が開催されます。 本イベントではStrip JointとPot-pourri、両バンドのパフォーマンスだけでなく、Strip Joint 岸岡とPot-pourriのSawawoさんが互いの作詞に曲をつけたものを演奏する、そんな試みも行われます。 Sawawoさんは普段からこのマガジンにもライター・インタビュアーとして参加してくださっています