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カミーノ巡礼に惹かれて。
皆さんこんにちは!!そーまです!
今回は世界一周中に行った、カミーノ巡礼について書いていきたいと思います!!
このカミーノ巡礼で自分は本当に素晴らしい経験をしました。それを今回は皆さんに共有したく、この記事を書くことにしました。
カミーノ巡礼と何かや準備について、自分の歩いた道のりについて紹介したいと思います!
カミーノ巡礼とは?
そもそもカミーノ巡礼とは、サンティアゴ巡礼やスペイン巡礼とも言われています。
キリスト教のヤコブの遺骸がスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラあり、そこの大聖堂に祀られているため、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を日指してたくさんのキリスト教徒が巡礼旅行をすることです。
キリスト教徒じゃない人でも巡礼は可能で、エルサレム、ローマ、に並ぶ三大キリスト教の聖地で、巡礼の道が世界遺産にも指定されています。
ちなみに日本の熊野古道とも同じ「道」の世界遺産として、提携を組んでいます!次は熊野古道を歩こうかな!!
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やり方
サンティアゴ・デ・コンポステーラに続く道は幾つもあって、有名なので言うとフランス人の道やポルトガル人の道、銀の道、イギリス人の道があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1704473658824-QLNAqaEusX.png?width=800)
実際に私はポルトガル人の道を5日間かけて、約120kmを歩きました!
それぞれの道には下の写真のように貝殻のマークと黄色い矢印が描かれた像があり、それに沿ってサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指します。
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巡礼の最中に泊まるのはアルベルゲと呼ばれる巡礼宿。
ドミトリーとそこまで変わりはないですが、そこで巡礼者は体を休めて、次の日へ備えます。
クレデンシャル
また巡礼者はクレデンシャルという巡礼者のパスポートにスタンプを貰いながら歩いていくのが決まりです。
スタンプは教会やカフェ、アルベルゲ、観光案内所などで貰うことが出来ます。
1日1個がマストで、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで100km以内になると1日に2個貰うのがマストになります。
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自分は”日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会”という団体に発行してもらった。
もちろん現地での購入も可能。
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日本語での詳しい説明はこちらの”日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会という団体さんのHPがあるのでぜひ見てみてください!!
カミーノ巡礼の持ち物
カミーノをするにあたって気になるのが持ち物。
まぁ大抵のものは基本的にはハイキングとか登山で必要な持ち物で良いと思います。
また世界一周の準備で書いたものともそこまで変わらないので、その記事も載せておきます。
それプラス以下の物を用意すると良いでしょう↓
・クレデンシャル
・歩きやすい&滑りにくい靴
・トレッキングポール(使い慣れてる人のみ)
ただリュックは1つの方が絶対良いです。自分は前後にリュックを2つ背負い歩きましたが、普通の人にはおすすめしません。
必ず自分に合った必要なものを厳選して1つにまとめるのが吉です。
おすすめ巡礼アプリ
ここでは少し自分の利用していたアプリを3つ紹介したいと思います。
まずはBuen Caminoというアプリ。
正直これさえあれば何とかなるでしょう。具体的には巡礼の道や巡礼中にある街の情報(アルベルゲ、カフェ、スーパー、救護所など)が載っており、その日の自分のルート作成も可能。またここからbooking.comにも飛べるので、宿の予約も可能。言葉選ばずに言うと神アプリ。
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そして次に紹介したいのが、先程のbooking.comのアプリ。普通にサイトで予約しても良いのだが、使い勝手が良いです。会員登録すれば宿が安くもなったりするので、おすすめです。
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そして最後に紹介したいのが、WhatsAppというチャットアプリ。これは海外ではメジャーな連絡アプリで、巡礼中に出会った巡礼者と連絡を取り合ったり、アルベルゲとのやり取りもすることが可能。
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携帯にこれらのアプリさえ入って入れば準備は完璧。さぁカミーノを始めよう。
私の巡礼(ポルトガル人の道)
ここからは日記のような感じで、自分の巡礼について書いていきたいと思います!!
やろうと思ったキッカケ
カミーノ巡礼。こんなものがあるとは巡礼を始める1年前は知らなかった。ただとあるキッカケですぐにやろうと決めた。
それはオランダ留学中の3月のことだった。先輩がヨーロッパに来てくれて、その時にある本を貰った。
それは小野美由紀さん著の"傷口から人生。"という本。
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簡単に説明すると、パニック障害により就活を失敗し、カミーノ巡礼などを通して、過去・現在・未来の自分と向き合い、前に進んでいこうとするお話。ノンフィクション。
この本で出てくるカミーノ巡礼がとても印象に残っており、またヨーロッパに行ったらやろうと決心した。
まさかこんな早くヨーロッパに帰ってくるとは思わなかったけど。
実際この本をお守りとして今回の世界一周兼カミーノ巡礼に持ってきた。
留学中に読んだ思い出の本であり、同年代の子にはぜひ読んで欲しい本である。
この本との出会いに感謝。
0日目(ヴァレンサ)
12月20日ポルトガルのリスボンに着いた。メキシコのカンクンから飛行機で9時間。遅延もあったので少し疲れた。が、そこから今度はカミーノ巡礼出発の地であるヴァレンサという街にバスで向かわなければならない。バスの時間まで待ち、14時にバスに乗りヴァレンサへと向かった。
その時間約7時間。
カンクンからヴァレンサまで総移動時間19時間近くかかりながら、カミーノ巡礼の始まりの地へと着いた。
1日目(ヴァレンサ〜オ・ポリーニョ)
出発地:ヴァレンサ🇵🇹
到着地:オ・ポリーニョ🇪🇸
歩いた距離:19km
始まりの地はそんなポルトガルのヴァレンサ。スペインとの国境にある街。前日の移動で疲れていたが、ここをスタート地にして大正解だった。
朝起きて、朝ご飯を食べているとアルベルゲのオーナーさんが宿に来た。とても元気なオーナーさん。
「せっかくヴァレンサから始めるなら少し散策するといい」と言ってくれたので、ヴァレンサの街を1時間程度散策。
ヴァレンサは城壁に囲まれた要塞のような街。
そんな街の先端からはスペインとの国境つくる川も見えて、スペインの街トゥイやスペインとポルトガルを繋ぐ橋も見えた。日に照らされてとても美しかったのを覚えている。
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奥に橋とスペインの街であるトゥイが見える
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そんなカミーノ巡礼1日目。「ブエン・カミーノ!!(よい巡礼を!!という意味)」とアルベルゲのオーナーさんの大きな声と共にカミーノ巡礼がスタートした。
1日目は20kmを歩いた。まずは黄色い矢印を頼りにまずはポルトガル~スペイン間の国境を超えた。
EU圏内なので、パスポートとかの提示や手続きもせずに歩いて国境をまたぐことが出来る。
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手前がポルトガル、奥がスペイン
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そして実際に歩いてみてどんな体勢なら歩きやすいかや、どうしたら歩いている時に荷物を直ぐに取り出しやすいかを思考錯誤しながら歩いた。
またスタンプがどこにあるかや、実際にカフェや教会に入ったりもした。
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手前は巡礼者を模したもの。
小さな街を越え、小さな山を越えの連続。途中「こんな道も歩くのか」という所も歩き、歩くのに慣れていった。1日目はオ・ポリーニョという町へと向かった。
今回初めて滞在するスペインの街。小さいながらも素敵な街だった。ちょうどクリスマスの時期でイルミネーションも綺麗だった。
アルベルゲは普通のドミトリーのような感じ。しかも俺以外誰もいない。
冬のカミーノは巡礼者が少ないことでも知られている。カミーノ巡礼者は夏に多い。
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ご飯はレストランにハンバーガーを頂いた。
そこのお店のオーナーさんもカミーノ巡礼経験者であった。お会計の時に「頑張ってな!」って言われた。
その言葉が僕を後押ししてくれる。
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この豪快さが最高。
2日目(オ・ポリーニョ〜ポンテペドラ)
出発地:オ・ポリーニョ
到着地:ポンテペドラ
歩いた距離:36km
2日目。特に目的地は決めておらず、「とにかく前に進もう」とだけ思っていた。朝9時から歩き夕方の18時まで約9時間歩き続けた。その距離何と36km。
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ヨーロッパの冬は日の出が遅い
この日の出はとても印象に残っている。
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道にはこんな感じのが多くあって、そんなのを眺めながら歩く。
歩いている途中小さな街のカフェに入り、「今日この街に泊まってもいいな」と考えてもいたが、とある大きな街があと10km弱のところにある事を知り、そこまで目指そうと歩き続けた。
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スタンプもゲット
今振り返ってもよく前後16kgのバックパックを背負い、小さい山をいくつも超え、こんな距離を歩いたなと思う。よくこんな体力あったなと。小さな頃から14年くらいサッカーをやってきたのが、功を奏したのかもしれない。
過去の自分に感謝。
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とある大きな街の名前はポンテペドラ。
この巡礼の中でも非常に印象に残る街だった。美しいクリスマスのイルミネーションに美しい教会・街並み。家族や友達で暖かく賑わうレストラン。素敵な街だ。
今日は神様がここに導いてくれたんだと本気で思った。そんな日だった。
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そんなポンテペドラではまだ買えてなかったカミーノ巡礼者の目印であるシンボルの「ホタテ貝」を購入した。(写真参照)
これで自分もやっと巡礼者になれたとかなとも思った。形から入るタイプ。
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ホタテ貝
3日目(ポンテペドラ〜カルダス・デ・レイス)
出発地:ポンテペドラ
到着地:カルダス・デ・レイス
歩いた距離:21km
3日目。流石に前日の疲れが残っていた。全身筋肉痛の中、とにかく自分のペースで進んだ。休憩もこまめにとって、山を超えた。
結局20km近く歩いたが、正直大変であまり記憶に残ってない。
実際このnoteはカミーノ巡礼終了後に書いているのだが、巡礼中の写真もほとんど撮っていなくて、見返してもあまり記憶に無く、当時は本当に疲れていたんだなと思った。
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海を見ながら歩く"海の道"と
元々あるオリジナルルート
自分はオリジナルルートを選択
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着いたのはカルダス・デ・レイスという街。
カミーノ巡礼中唯一個室のアルベルゲを予約していた。これが大正解。ゆっくりと体を休めることが出来た。
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また夕食では冷凍食品をスーパーで購入して食べた。スペインらしいパエリアとトルティージャ。これが本当に美味しかったのだけは鮮明に覚えている。
それとその日この街で見た朝日や到着した街の夕焼けとイルミネーションと教会の共演は非常に元気を貰えた。
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4日目(カルダス・デ・レイス〜パドロン)
出発地:カルダス・デ・レイス
到着地:パドロン
歩いた距離:19km
4日目。クリスマスイブ。
パドロンという街を目指した。その距離約20km。
このパドロンという街は伝説によると、この巡礼での最重要人物聖ヤコブの遺骸を乗せた石の舟がパドロンへ辿り着"とある石"に舟を括り付けたとされている場所。
つまりカミーノ巡礼にとっても大切な場所。
思いの外足取りは軽くあっという間にパドロンという街に着いた。
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歩いている途中に素敵なおじいちゃんからネックレスを購入した。自分で作っているそう。
巡礼者の印であるホタテ貝のマークのネックレス。
ちなみにこのネックレスは今の旅中もずっと付けている。一種のお守り。
またふと入ったカフェではこのカミーノ巡礼で初めて他の巡礼者と交流した。それくらい冬のカミーノ巡礼は巡礼者が少ない。
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そんな出会いがありつつ、パドロンに着いた。
目当てはその"とある石"。オーラが凄かった。実際伝説な上、ただの石と言ったらそれまでである。ただその石を実際に目にした時のなんとも言えぬ力強いオーラを感じた。
あれはカミーノ巡礼でパドロンを訪れた人しか分からないだろう。
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ただならぬオーラを感じる。
そしてパドロンで有名なレストランにも足を運んだ。有名人も訪れるというレストラン。幸運にも予約無しで入ることが出来た。
ここではガリシア料理を堪能。パドロン名物のピーマンは食べることが出来なかったが、有名なタコとガリシア風スープを頂いた。
最終日の明日に向け英気を養うことが出来た。
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クレデンシャルを添えて
5日目 / 最終日(パドロン〜サンティアゴ・デ・コンポステーラ)
出発地:パドロン
到着地:サンティアゴ・デ・コンポステーラ
歩いた距離:25km
5日目。最終日。12月25日。クリスマス。
24kmという距離だったが、非常に非常に長く感じた。あと少しでゴール、サンティアゴ・デ・コンポステーラが目の前というのに全然足が進まなかった。
それでも前に足を進めた。
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半分くらい差し掛かったところだろうか、ブラジル人家族に会った。昨日カフェでお会いした家族。「一緒に歩こう」と言われ一緒に歩いた。色んな話をした。
そしたら以外にもあっという間にあと数kmのところまで歩いていた。
最後のご飯を一緒に食べ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂まで残り1km。意外とあっという間だったなんて思いつつ、大変だったなとかも思いつつ歩みを進めた。
着く前にこんな事を言われた「あなたに勇気を貰った」と。22歳の若者が前後に計16kgのバックパックを背負い、疲れを見せず淡々と歩いている姿に勇気を貰ったらしい。
その言葉が本当に嬉しかった。
そして遂にその時が訪れた。夕日に照らさせて輝きを放つ、大きな大きなサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂。自分はここを目指していたんだ。遂にここに辿り着いたんだ。
それはそれは素晴らしい景色だった。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂着いた時、一緒にあるいたブラジル人の家族泣いていた。彼らも大変だったんだろう。
でもそれを見て自分もこの5日間のことを思い出して泣いていた。それでもこの瞬間は最高の気分だった。やり遂げたのだから。色んな感情の涙だった。
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その後のお話
巡礼証明書GET!とまさかの、、
到着した12月25日はクリスマスの為巡礼事務所はお休み。
なので翌日、巡礼証明書を貰うために巡礼事務所へ。事前にネットで手続きをしていた為すぐに巡礼証明書を受け取る事が出来た。
一応申請フォームのサイト載せておくね↓
クレデンシャルに最後のスタンプが押され、巡礼証明書と距離証明書を受け取った。これでやっとカミーノ巡礼は終了。
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1個1個に思い出がある。
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左のが距離証明書
かと思いきや、何と自分はその日に証明書を貰った最初の10人らしく、該当者は無料でレストランでガリシア料理のコースを頂けることに。それはそれは本当に有難く頂いた。前菜からガリシア風スープ、メインの牛肉料理、そしてデザートという豪華な内容だった。
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一緒にランチを頂いた巡礼者達は強者揃いだった。
・6回もカミーノ巡礼をしているハンガリーの人
・800キロを歩いたパラグアイ人のカップル
・サンティアゴに着いてもなおまた別の場所を目指し歩く日本語が少し話せる韓国の3人組
などなど、、
そして世界一周をしている俺。
とても元気を貰えて楽しい食事だった。
最後に韓国の方から日本語で「これからも安全に旅してください」って言われたのが、凄く嬉しかった。ありがとう。
その言葉が今の俺の力になります。
俺も韓国語勉強しようかな。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
そして最大の目的地の聖地:サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂にも訪問。
美しいの一言に限る。
パイプオルガンの音色が疲れを癒し、金色に装飾された祭壇は美しく輝いていた。
今まで見た中でトップクラスの景色。
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この一言に限る。
詳細は次回の世界一周ヨーロッパ編で詳しく紹介する。
カミーノ巡礼を通して
実際この巡礼で自分の中の何かが変わったかは知らない。これで人生が変わる訳でもない。ただ人生で1番自分に向き合えた気がする。ただそれだけ。でもそれが良かった。
色んなことを考えた。この世界一周のこと、今までの人生のこと、今後の人生のこと、大学生活のこと、就活のこと、人間関係のこと、そして家族のこと、幸せとなんだろうかと。
別にここにそれ以上の事は書かないけど、とても頭が整理された。
とてもいい時間だった。
神様はいる?
自分は別にキリスト教徒でも無いし、神道や仏教を信じてるかとそうでも無い。ただ無宗教でもない。
ただ今回のカミーノ巡礼においては、ヴァレンサという美しい街からスタートをすることができ、2日目にはポンテぺドラという素晴らしい街に導かれ、パドロンでは聖ヤコブのオーラを感じ、クリスマスにサンティアゴ・デ・コンポステーラに着き、最初の10人に選ばれガリシア料理をご馳走することが出来た。
そんな良い事の連続があるだろうか?別にあえてこの日程や選択を自分が選んだ訳ではなく、本当に神様が導いてくれたと思う。
もしも神様がいるならば、感情を申し上げたい。ありがとう。
俺はアグノスティックな人間だな。
アグノスティック / Agnostic
不可知論者。人間は神の存在を証明することも反証することもできないと唱える人。神がいるか分からないと考えている人。
高校時代。世界史の先生が「もし海外で宗教の話になったら、" I'm Agnostic " と答えなさい」と言われたことがある。
その理由がようやく分かった。
まとめ
さぁ今回は自分自身のカミーノ巡礼について振り返ってみました。皆さんはいかがだったでしょうか?
日本に帰ったら今度は熊野古道を歩きたいです!!
次回はヨーロッパで訪れたポルトガル🇵🇹とスペイン🇪🇸について紹介したいと思います!
それではまた👋
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