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青砥(あおと)
2024年5月21日 18:27
高校2年か3年の時。私の学年に教育実習生がいた。ここで学年がふわふわしているのは、私自身はその教育実習生の授業を受けていなかったからだ。同じバンドを組んでいた同級生が鼻の下を伸ばして「教育実習生が可愛い」と言っていた事だけが鮮明に頭に残っている。高校1年生の時は、私のクラスに教育実習生がいたからよく覚えている。その実習生は保健体育を担当していた。保健の授業でやたらと班を組ませた
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2024年5月19日 23:47
あなたが私の瞳を見て「きれい」と言ったとき、瞬きをする一瞬さえ惜しかった。その言葉のあとで笑うことを知っているから見ていたい、目を離せない。愛しくて恋しくて、でもそれを言葉にするとどれも嘘っぽくて真実味がない。だから触れる、逸らさずに目を見る。彼が笑うとき、私もつられて笑う。そんなことの繰り返しのなかで、ただひたすらに、笑うことも忘れてしまうくらい見惚れてしまう瞬間に出会う。あなたが私に触