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ビジネスとボランティアのあいだ

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小さな図書館からみる 「場づくり」と「コミュニティ」

小さな図書館からみる 「場づくり」と「コミュニティ」

先日、一冊の論文を頂きました。

まちライブラリー提唱者である礒井純充さんの研究論文です。

まちライブラリーは、全国の小さな図書館を応援している団体で、本を介して、様々な場づくりの支援や、イベントなどを行っています。「星空の小さな図書館」もメンバーに入っています。

礒井さんとの出会いは、ちょうど、私が「星空の小さな図書館」をはじめて、半年ぐらいたったころ。友人が「こういう活動をしている人がいる

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小さな図書館の5周年。

小さな図書館の5周年。

星空の小さな図書館は、この12月で5周年を迎えました。

元々納屋だった場所を改装し「図書館」として、新たなスタートを切ったのは2014年12月のこと。

あれから5年が過ぎたのかと思うと、早いものです。

週に二日しか開いていない。1日の通行人は一ケタ。最寄駅から、もはや歩くことなどできず、唯一のバスは1日4本のみ。

こんな不便な場所にある小さな図書館に、わざわざやってきてくれるなんて。ほんと

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まだまだ使えるモノを、新しい持ち主へ。

まだまだ使えるモノを、新しい持ち主へ。

寒い…寒い…寒いしか言葉が出てきません。都内では雪がちらついていたとか。もうすぐ春かな、と思ったけれど、まだまだ先になりそうですね。

先日、ある方の紹介で、空き家になってしまった家のお片付けに行ってきました。星空の家も、星空の小さな図書館も、星空スペースも、空き家を活用して運営していることから、ご相談をいただくことがあるのです。

空き家活用といっても、長らく放置されていた状態から始まるので、そ

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「仕事」ってなんだろう。

「仕事」ってなんだろう。

「仕事って何をされているんですか?」

よく聞かれる質問です。古民家シェアハウス「星空の家」の管理人、「星空の小さな図書館」の館長、星空スペースの運営など、様々なことをしていると、「仕事、たくさんしていて大変ですね」とも言われます。

シェアハウスの運営できっと余裕があるんだろう、とか、旦那さんが稼いでいるんだろうとか、はたまた、ネットビジネスでがっぽり儲けてるんだろう、とか。いやいやいや…、そん

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月曜日のマーケット。

月曜日のマーケット。

今日も「Ever book street」で、移動図書館として出店してきました。

月曜日の開催ということもあり、お客さんがどれくらい来るのか予想がしづらかったのですが、最初こそ少なかったもののお昼ごろから増え、想像以上の賑わいでした。

こういったマーケットは、土・日・祝日の開催が多く、月曜日の開催はほとんどありません。いや、たぶん、私が知る限りでは、はじめてかも。

フライヤーを見た多くの方に

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本屋と図書館と、ブックマーケット

本屋と図書館と、ブックマーケット

今日は、冷たい風が吹く1日でしたね。ポカポカ陽気だったので、たまっていた洗濯物を干したのですが、風で飛ばされて大変でした。

さて、突然ですが、皆さんは、最近本を買いましたか?ある大学生に聞いてみたら「買わないし、読まない」と、そこにいた数人が同じ答えで、ちょっとびっくりしました。もはや、情報はスマホで見つける時代。本から何かを得ようという人がどうやら少なくなっているみたいです。

そういえば、町

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ビジネスとボランティアのあいだ。

ビジネスとボランティアのあいだ。

3連休いかがお過ごしでしょうか。

会社勤めを辞めてしまうと、曜日感覚がどんどんと薄れてきてしまい「今日は何曜日だったっけ?」とわからなくなることが増えてきます。
ましてや、いなか暮らしをしていると、「今日は何曜日?」よりも「今日天気は?」の方がよっぽど気になり、毎日チェックするのだから不思議。カレンダーではなくて、自然とともに季節の移り変わりを感じている、なんとも自然体な暮らしです。

さて、日

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