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スプロミッション#2 春の文化祭

こんにちは。カスタマーサクセス八木です。
少し前にご紹介したブログでお伝えした通り、現在当社では社内コミュニケーション活性化施策「スプロミッション」が行われています。9グループ中2グループ目の活動「春の文化祭」が6月7日(火)の19時より開催されました。

「スプロミッション」の開始の経緯を簡単に振り返っておきます。Sprocketはリモートワークが定着しています。働き方のメリットである一方で人数が増えることでコミュニケーションを取るにも接点の限られた人以外に接する機会が多くはないというデメリットも生まれます。

「どんなことをすれば豊かなコミュニケーションが生まれるのか、コミュニティが形成されるのか」、社会実験的なニュアンスも含め、コミュニケーション活性化施策に対しても費用を投じていく方針となりました。

Sprocketの社内には、実は部活動があります。部活動はちょうど1年前に開始しました。部活動導入の経緯についてはこちらの記事「部活動を始めました!」でご確認ください。今回のスプロミッションは、この「部活動」を交えて「春の文化祭」と銘打った内容となっております。

では、今回の施策実行を行ったグループの佐藤未里さんにインタビューして参ります。

春の文化祭の目的と概要

八木)
スプロミッションの第二回目は「春の文化祭」でした。冒頭でもお伝えした通り、社内で行われている部活動にフィーチャーしたオンラインでのコミュニケーション活性化施策となりました。「春の文化祭」をやろうと思った目的や企画背景を教えてください。

佐藤)
元々この企画は私が考案したものになるのですが、チームを跨いだコミュニケーション手段として部活動というものが非常に有用であると常日頃感じていたこともあり、もっと全社的に部活動を盛り上げたいという思いがありました。

今回の「春の文化祭」では、各部がそれぞれ活動内容のPRを行うことで、気軽に部活に入りやすい&新たな部活を立ち上げやすい雰囲気を作ることを目的としています。

八木)
これまでアンダーグラウンド(?)で活動していた部活動に着目した点は良かったですね。

昨年の部活動を開始した頃の社員数は40名、そして今は60名を超えました。私もいくつかの部活動に参加していますが、他にどんな部活動があるのか、それぞれどんな活動をしているのか、わざわざ情報を取りにいかない限りは耳にする機会もないので、特に昨年の部活動開始以降に入社された方にとっては良い機会だったのではないでしょうか。

佐藤)
そうですね、部活動については明確な仕組みや決まりは特になくふわっとした位置づけだったので、誰かから教えて貰わない限りはなかなか全容を知る術がなかったんじゃないかと。

全体的に出社する機会も少なくなった今、特に新人メンバーにとっては業務内外でのコミュニケーションが課題になってくると思いますので、ぜひ部活動を有効活用してもらえると嬉しいですね。

当日までの準備や役回り

八木)
今回のスプロミッションを開催するにあたって、グループに所属するメンバーで、当日までの準備や、当日の進行など、役割分担はされていましたか?

佐藤)
わりとまんべんなく全員が役割分担する流れに自然となっていましたね。
 ● 全体的な座組(進行の流れやスライド内容)を考える人
 ● 各部活との声掛けや窓口を担う人
 ● タイムキーパー ・司会進行
 ● 開会宣言(?)をする人

最後の開会宣言については運動会みたいな宣誓の言葉を言うパートがあったら面白いんじゃないかいうことで、美声のチームメンバー(インサイドセールス)にやってもらいました。狙い通りウケたので良かったです(笑)。

八木)
開会も閉会もなかなかシュールな挨拶でしたね(笑)。始まる気配もうっすら、閉まる気配もうっすら。あの緩さが場の雰囲気にマッチしてました。

今回の取り組みは、わりと早めに開催予告をされていましたし、おかげさまで当日の準備をするまでに十分な時間の余裕があった印象です。準備段階から各コミュニティの部長を中心に資料作成から盛り上がりを見せていました。実際に「春の文化祭」を実行するグループの皆さんは、開始前はどんな気持ちだったのでしょう?

開催までに時間がある分だけ緊張してしまったとか、盛り上がるかどうか不安があったりとか、実際のところはどうでしたか?

佐藤)
うーん、意外と実行チーム側での不安とか悩みはそこまでありませんでした。メインが各部活からのPRになるので、私たちの方ではそこまで準備することも多くなかったですし、参加者もある程度見込めたので多分勝手に盛り上がるだろうなと(笑)。

むしろ各部活の発表者の方が準備することも多いですし緊張されていたんじゃないかなと思います。協力してくれた各部活メンバーには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

八木)
なるほど。この取り組み自体がそもそも業務ではない。資料作成も任意でしたし、作りこみのレベルも各部活動に委ねられていました。

業務外の時間を使って資料を用意するのも大変だったと思いますが、各部活動の発表資料の熱量もすごかったですよね。私もある部活の発表用の資料を用意しましたが、せっかくなので盛り上げたいという気持ちはありました。

いざ本番!実施してみての率直な感想

八木)
そして迎えた6月7日(火)、19時に「春の文化祭」の開始となりました。結果として非常に盛り上がったのではないかと思いますが、グループの皆さんの実施した率直な感想をお聞かせください。

佐藤)
大盛況だったと思います。
発表内容のクオリティが予想以上に高かったのも盛り上がった一因かなと。各部かなり気合の入ったプレゼンで、新入部員獲得を本気で狙いに来ていた印象です(笑)。

普段のやり取りや活動内容がイメージできたことで、興味のある部活にも入りやすくなったんじゃないでしょうか。

大半が趣味指向に基づいた活動ですが、育児部とかは子育てあるあるやお悩み相談、お古の物の譲り合いなどママパパ同士の便利な交流の場になっているようです。子持ちメンバーはまず入部しておいて損はないんじゃないでしょうか。

八木)
確かに。学生の部活動とはだいぶ実態が異なりますよね。情報交換が主であったりするので、必ずしも何か行動が伴うわけでもないのが、大人の部活動なのかもしれません。

今回「春の文化祭」の一つの目玉として、ヨーガ部がデモンストレーションを行うパートがありましたね。リモートで参加者全員がヨーガを体験するというのは面白い試みだったと思います。あれはどういう意図で実施したんですか?

佐藤)
各部5分の発表だけだと味気ないかなと思い「体験コンテンツ」を入れてみようと思いました。リモートで誰でもすぐに体験できるという点でいうとヨーガが一番実施しやすそうだったので、ヨーガ部の部長に相談してみたところ快諾してもらえました。

ヨーガ療法士の資格を持つメンバーが、肩や首回りの悩みにアプローチする簡単なポーズを教える形で実施したのですが、ヨーガを初体験するメンバーからは「とても気持ちが良かった」「ヨーガへの興味が出た」という声もあったので大成功だったと思います。
(ちなみに今まで社内的には「ヨガ部」と呼んでいたのですが、正式名称は「ヨーガ部」ということもこの日初めて判明しました。)

全員で首の緊張を和らげるポーズを体験

八木)
「春の文化祭」の最後に、アンケートを取られていましたが、参加した皆さんの反応はどうでしたか?

佐藤)
回答者全員が好意的な感想でした! 「とても楽しかった」「活動実態が分かって入りたい部活が増えた」という意見が多かったです。「参加前よりも部活動に興味が沸いたか」という質問には100%がYESと回答してくれたので、大成功だったのではないでしょうか。

ちなみにマーケティングの会社らしくアンケート結果をテキストマイニングツールにかけてみました(笑)。ポジティブな意見が多いことが一目で分かりますねー。

User Local テキストマイニングツールのアウトプット

八木)
「知らなかった部活動」を知るきっかけはもちろん実現できたと思いますが、それ以上に各部の紹介方法そのものがユニークだったり、具体的な部活動の中身を知れたりと、聞いているだけでも十分に楽しめる内容だったと思います。活動自体がSlack内で完結しているにも関わらず、各部活の取り組みも興味深かったですよね。

春の文化祭にエントリーした部活動

八木)
では、今回の「春の文化祭」にエントリーした部活動を振り返ってみましょう。エントリーした部活は全部で10部、ほぼ全ての部活が参加しました。

Sprocketの部活動は、社内チャットツールで「club_xxxxx」という部屋を作って活動をすることが原則となっています。まずはSprocketにどのような部活があるのか、紹介をお願いできますか。

佐藤)
「春の文化祭」の発表順に部活を紹介すると、運動部が4、文化部が6、その内訳は以下の通りです。当日は運動部、文化部の順で発表をしてもらいました。

(運動部)
ヨーガ部、ゴルフ部、アウトドア部、テニス部
(文化部)
育児部、生物部、ディズニー部、ガンダム部、大喜利部、ゲーム部

各部活動の資料の表紙(発表順)はこんな感じでした。

各部活動の発表スライド

八木)
あくまでコミュニティ活動は「業務外」という建付けですが、各部活動の活動内容の報告が盛り込まれた発表資料もなかなかの力作でしたね。積極的に勧誘するというより、あくまで「どんなことしているのか」、「どんな人がいるのか」を中心に、興味があれば各部活動に参加する人も増えるのかな、という印象でした。

各部活動の発表の持ち時間5分も、蓋を開けてみたら5分で終わったところはなかったのではないでしょうか。紹介も盛り上がりましたが、そこから派生して当日はごく自然なコミュニケーションも発生していました。

実施前後の各部活動の参加人数の推移

八木)
Sprocketの部活動は掛け持ち(兼任)OKで、上限も設定されていないので、いくつでも入ることは可能です。今回は「春の文化祭」の名の元、こうして各部活動の紹介をする機会を作れたわけですが、この文化祭を行う前後の各部活の参加人数は果たして増えたのでしょうか。

佐藤)
今回の取り組み前に、各部活に所属しているメンバー数(Slackに参加しているメンバー数)は事前に確認していました。「春の文化祭」の開催中にも部活動への参加宣言も見られましたし、その後も新たに参加される方も増えたようです。開始前後の各部活動の人数の推移は以下の通りでした。殆どの部活において人数が増えています。
※カッコ内が春の文化祭開催後の参加人数

● ヨーガ部:7名(→16名)
● ゴルフ部:6名(→9名)
● アウトドア部:7名(→12名)
● テニス部:2名(→2名)
● 育児部:13名(→16名)
● 生物部:9名(→13名)
● ディズニー部:7名(→8名)
● ガンダム部:9名(→14名)
● 大喜利部:12名(→14名)
● ゲーム部:25名(→26名)

テニス部は開始前も開始後も人数に変わりありません(笑)。

八木)
テニス部はね・・・(苦笑)。代表の深田さんと中鶴さんの二人きりの部活動で、開始当初からずっと二人。もうこれはネタみたいなものですからね。

なかなか増えない、永遠に増えない、それ自体をネタに2人のままで良い気がします(笑)。いや、テニス部の現メンバーは真剣に部員を欲しがっているのかもしれませんけど。

テニス部の悲痛な叫び

会社の経費負担ゼロ

八木)
コミュニティ活性化施策に対して、会社からの活動費用の負担が認められていますが、今回は特に経費は発生してないですよね?

佐藤)
そうですね、無理に経費をかける必要もないかなと思ったので今回は発生しませんでした。

ただアンケートでは、メンバーの会食費をかけた部対抗部費争奪戦をやったらどうかという面白い意見もあったので、次回があれば経費負担も視野に入れてさらに盛り上げられそうなやり方を考えようかなと思います。

八木)
スプロミッション第一弾の「ライトニングトーク」に続き、今回も会社の経費負担ゼロ。使って良いと言われても、オンラインで全員参加できるような取り組みとなると、お金の使いどころはなかなか難しいですよね。でも結果として大盛況に終わったように思います。

ちなみに今回は「春の文化祭」とありましたが、部費争奪戦の企画も含め「秋の文化祭」や体育祭の開催もあると期待しても良いのでしょうか?

佐藤)
そうですね、アンケートでは定期的に開催してほしいという意見がとても多かったので、次回も前向きに検討できればと思います。

応募検討者へのメッセージ

八木)
せっかくの採用ブログなので、この場で改めてSprocketへの応募を検討をされている皆さまにメッセージをお願いします。

佐藤)
既にある部に入るもよし、自分で新しく立ち上げるも良し。自分にとって居心地の良いコミュニティを自由に設計できるというのもSprocketの魅力の一つかなと思います。

ご興味のある方はぜひお気軽にカジュアル面談にご応募ください!

八木)
スプロミッション第二弾、お疲れさまでした!
文化祭があるってことは体育祭もあるのかな?とか色々と期待もしていますが、まずは既存の部活動の活性化に期待ですね!

編集後記

社内コミュニケーション活性化施策『スプロミッション』の第2弾が終わりました。各グループ最低でも1アクションを実施となっているので、少なくとも近々7個の施策が行われることになる予定で、各グループの準備も粛々と進んでおります。

今回の「春の文化祭」開催後から数日が経過しましたが、私の所属しているいくつかの部活動も開催前に比べるとコミュニケーションの総量も増えてますし、活性化を目的とした施策としては大成功ではないでしょうか。

6月に入り、私自身も何度か出社をしているのですが、出社することで偶発的に発生するコミュニケーションの大切さを実感しています。リモートワーク中心だと、偶発的に対人コミュニケーションは発生しづらいのですが、興味・関心のあるコミュニティが身近にあることで、普段接点のあまりないメンバーとも話す良い機会になると思います。

絶賛採用活動中の当社ですが、この先もっと人数が増えてもコミュニケーション密度が薄まるどころか、むしろ濃くなるかもしれませんね。

次回のスプロミッションにもご期待ください!

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