マガジンのカバー画像

理科系のぼくとスピリチュアルな父

53
スピリチュアル系男子である父と、理科系博士のぼくの成長記録。
運営しているクリエイター

#幼少

はじめまして

ぼくと父の会話の備忘録をマガジン(理科系のぼくとスピリチュアルな父)にまとめていこうと思います。
もともとは別のブログサイトで書いていましたが、移転させました。

思い出せる限りのエピソードを書こうと思います。

今回はこのマガジンに登場するであろう人間を紹介します。

登場人物家族


スピリチュアル、オカルトが好き。
ラジコンが好き。

現在何をやっているのか聞くのが怖くて聞けない。

座右

もっとみる
父の英語勉強法について

父の英語勉強法について

#幼少〜小学生

父は昔から英語をやけに勉強している。

なぜそこまで英語に執着すると言えば、
父の名前には英語の英が入っているから、らしい。
幼少の頃は英語の勉強をしているなんて、凄いなあと思っていた。

しかし残念ながら、父の勉強法はお世辞にも効率がいいとはいえない、
それは、父が未だに英語のリスニング・トーキングに関してカナリ低レベルだからだ。

一方で父の兄、つまりぼくの叔父は海外に出張し

もっとみる
ぼくの股関節脱臼を労ってくれた父

ぼくの股関節脱臼を労ってくれた父

#幼少〜小学生

ぼくは小さい頃股関節が弱かった。

あんまりない症状だと思うが、よく脱臼していた。

脱臼するときはいつも寝ているときだった。
横を向いて就寝してしまうと一定確率で外れた。

初めて脱臼したのは小学校三年生の頃だった。

朝目が覚めると、
何が起こったのかわからないくらいの痛みを足の付根に感じた。

ぼくは起きた途端に泣き叫び、立ち上がることができなかった。

泣き叫んでいるとや

もっとみる
ノストラダムスの大予言をめぐって

ノストラダムスの大予言をめぐって

#幼少〜小学生

皆さんは覚えているだろうか。

前世紀末の重大事件。

そう、ノストラダムスの大予言だ。

ぼくはまだ小学生だったが、
今でもその年のことは、かなり鮮明に覚えている。

テレビではノストラダムスの大予言の特集を毎週のようにやっていた。

その年までのぼくは、父の影響かオカルト・スピリチュアル的なものを普通に信じていた。

特にノストラダムスの大予言には執心した。

なにより、世界

もっとみる
テレビでエッチなシーンが流れた時の対処法

テレビでエッチなシーンが流れた時の対処法

#幼少〜小学生

家族でテレビを見ている時、
ふいにエッチなシーンが流れることが有る。

ぼくが小さい頃、
ぼくの家族の場合はこんな感じだった。

母は心を無にしていた。

兄はどこか気まずさを感じているようだった。

ぼくは普通に見ていた。

父はぼくを見ていた。

なんなら父はぼくに話しかけてきた。

「どう?」

ぼくはそれがもの凄く嫌いだった。

もし自分に子供が出来たら、こんな時に話しか

もっとみる
蝉取り

蝉取り

#幼少〜小学生

父は小さい頃から蝉取りが好きだったらしい。

そのせいか、ぼくらが小さい頃、
夏になると必ず父に連れられて、蝉取りに行った。

そのときの父は色々教えてくれた。
「桜の木によく居るんだよ。」

「大きいのはクマゼミ。」

「この鳴き声はニイニイゼミだ」

「ここにはアブラゼミが多いんだよ」

「ツクツクボウシ、ヒグラシは割と珍しい」

「ほらあそこにいるよ」

「とれそうだよ」

もっとみる
遺伝

遺伝

#幼少〜小学生

ぼくにはコンプレックスがある。

足だ。
扁平足なのだ。

もう真っ平ら。

温泉やプールサイドでつく足跡は人間のソレではない。

走ればすごく疲れるし

靴もほとんど合わないし

いいことは特にない。

父の遺伝だ。

治療法もたくさん試したが効果はなかった。

タオルを足の指でつかむ

テニスボールを握る

サポートを試す

裸足で過ごす

サンダルで過ごす

きっと効果が出

もっとみる
兄の飛行機

兄の飛行機

#幼少〜小学生

ぼくが小学校低学年、兄が小学校高学年の頃
クリスマスプレゼントに兄は組み立て式飛行機のラジコンをもらっていた。

兄は、すごくラジコンが好きな少年だった。

プレゼントでもらった飛行機は、グライダー型で、
接着剤を使う必要があったり、バランスを測り微調整をする必要があったりと、小学生にとっては少し難しいキットだったが、冬休み、春休みを使って、兄はせっせと作っていた。

ぼくは製作

もっとみる
野球の試合の応援に来た父

野球の試合の応援に来た父

#幼少〜小学生

ぼくは小学生の頃、
リトルリーグという硬式野球リーグのチームに入っていた。

始めた理由はあまり覚えていないが、
ぼくは野球を観るよりもやるのが好きな子供だった。

所属していたリトルリーグのチームでは、
基本的に各々親御さんが車を出し、練習場所や試合まで集合していた。

しかし、ぼくはコーチと近所であったため、いつもコーチが車を出してくれて、近所の何人かと監督をピックアップして

もっとみる
サンタクロースが居なくなった日

サンタクロースが居なくなった日

#幼少〜小学生

みなさんにとって、サンタクロースはいつ居なくなりましたか?
まだ居る方もいらっしゃるかもしれませんね。

ぼくの場合は小学校3年生のときに居なくなりました。

ぼくはきっとわりと恵まれた環境で育っていたためか、
小学校3年の冬までサンタクロースを信じ切っていた。

4つ上の兄は半信半疑という感じだった気がする。

冬休みも近づき、サンタさんにお願いするプレゼントを考えてたぼくにと

もっとみる
ゼルダ好き

ゼルダ好き

#幼少〜小学生

ぼくはテレビゲームが好きだ。

これはおそらく父の影響だ。
というのもテレビゲームを教えてくれたのは父だったのだ。

初めて教えてくれたのは

名作である。
とにかく問題を解く面白さに取り憑かれた。
それからと言うもの、様々なゲームをやり尽くした。

父はNintendo64が出た時点でゲームをやらなくなったが、
ぼくは今でも、ゼルダの伝説シリーズがでると楽しくプレイしている。

もっとみる
聖水の作り方1 (念編)

聖水の作り方1 (念編)

#幼少〜小学生

自宅でも簡単にできる聖水の作り方のご紹介1。

ぼくが小学生の頃、父は特別な水の作り方を教えてくれた。

ある日のリビング。
コップ2つ用意し、水と思しき液体を、真剣な表情で飲み比べている父が居た。

当時のぼくは、まだ幼く、怖い事など無かったので、
何の抵抗もなく父に何をしているのか聞いた。

優しい父は丁寧に教えてくれた。
「念を送ると水が甘くなる。しかもその水にはすごい効果

もっとみる
父がスケボーを教えてくれた日

父がスケボーを教えてくれた日

#幼少〜小学生

ある日、父がスケートボードを買ってきた。

家の前の坂で乗り方を教えてくれた。

父はスグに転んだ。

足首を骨折していた。

スケボーは辞めておこうと思った。