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雨林たけのこ
2022年12月18日 21:59
FGO第7章は南米が舞台。ということで物語を楽しめるよう、先にマヤとアステカについて学んでおこうと思い、『古代マヤアステカ不可思議大全』という本を購入。そして先日読了した。人を選ぶ内容だと思った。理由は後述する。先にこの本の中身について話そう。アステカ文明といえば、『人身御供』やら『生け贄』といった物騒な話題で有名だ。だが大抵の人は、『アステカは物騒って聞くけど、具体的にどんなことをしてい
2022年11月25日 17:33
10000年と少しとたぶん何100000年もの時を超えて、やっと、やっとフォスに幸福がきたんだね…。まずは感謝から。98話で完全におしまいと思わせてからの、99話のタイトルに『はじまり』を持ってくる市川春子先生のセンス、素晴らしいね。久しぶりにゾクっときました。『月の葬式』でも思ったけど、この人はラストにあまりにも綺麗などんでん返しを持ってきてくれる。そういうところがあるから、どれだけ鬱っ
2022年11月24日 22:13
11月24日、ついに私も宝石の国12巻特装版を手に入れた。ワクワクしながらページを開いた瞬間、目の前にビキニのパパラチアが飛び込んできた。『グラビアの巻頭ですか?10000年連続トップ飾れそうですね』と思いながら読み進めるとまあでるわでるわエモいシーン笑えるシーン泣くシーン。特にシンシャのところはね、ほんとに泣いた。花が触れても傷まなくなって嬉しいって言ってるところはもちろんだけど、芋虫が
2022年11月22日 12:31
11月22日、宝石の国12巻がついに発売された。2年以上待たされたが、フォスがたっっっっっっっぷり味わった孤独に比べればなんてことはない。早速購入。まあ内容はちょくちょく更新されていた電子版を読んで知ってるからパラパラ読んで、あとは四コマでも楽しもうかなー…とか思っていたら、ちょっと信じられないものを見てしまった。第93話『約束』。フォスとシンシャの戦いの決着、そしてお別れが描かれている、
2022年11月3日 17:30
私は普段実用書や道徳本、シェイクスピア作の劇やファンタジー物ばかりを読んでいる。だが今日はたまにしかない祝日だったので、普段読まない『世界史』に関する本を読んでみることにした。形式は読みやすいマンガにした。気分を変えるため部屋から出て、近場のカフェで読み始めた。読み進めていくと、学校の授業や物語の中で見た単語がいくつもでてきた。アレクサンドロスやアルキメデス、坂本龍馬にアッティラにビスマル
2022年10月24日 08:14
オセローを読むのは2回目になる。私はシェイクスピア作品を基本2回読むようにしている。2回読まないと作品を半端にしか理解できないからだ。それはあまりにもったいない。オセローはシェイクスピア四大悲劇に数えられる傑作だ。オセローを恨む旗手イアーゴーの奸計によって、オセローが自分の妻の不貞を疑い、嫉妬し、破滅していく様を描いている。この作品で語られるのは『嫉妬』である。七つの大罪の一つにも数えられ
2022年10月23日 09:17
・水滸伝(上)FGOのイベントは基本、原作を知ってるとより深く楽しめる。今回のハロウィンが水滸伝がらみと知り、それならばと原作の水滸伝に触れてみることした。中身は百二十回本である。最初に108の魔王が世に解き放たれるくだりで、この世界の『お偉方』がどんな輩かだいたい察し。これはさぞ血湧き肉踊る物語だろうと思い、ワクワクしながらページをめくった。読了。この本やばい。一部を除いて無頼漢と悪
2022年10月22日 07:53
読んでいるうちに燕青、史進、呼延灼が出てくることがわかり、中盤までとても楽しく読むことができた。特に燕青が活躍するシーンはとても良かった。とある山で行われた相撲の試合で、自分より遥かに大きな相手にほんの少しも臆せず、取っ組み合いのあとあっという間にひっくり返してしまうシーンはまさに『好漢』と呼ぶに相応しいものだった。燕青は強いし顔も良いし頭も良い。だが主である盧俊義には信頼されずにぼろぼろ
2022年10月18日 08:01
人肉まんじゅう!酒酒酒!カモがきたぞ!肉にも米にも痺れ薬をぶち込め!とりあえずひん剥いて縛ってからが本番!獄にぶち込まれても金ありゃ天国!暴れるぞ酒をだせ!殺しかけてすみません土下座土下座の土下座3連!梁山泊入りさせるためなら村も焼くし家族も人質だー!!!……。水滸伝(中)はこういう感じの内容だ。『いきなり何?』と思った方がほとんどだと思う。申し訳ない。とりあえず一変全部吐き出さないと、冷
2022年10月17日 07:28
FGOのイベントは基本、原作を知ってるとより深く楽しめる。今回のハロウィンが水滸伝がらみと知り、それならばと原作の水滸伝に触れてみることした。中身は百二十回本である。最初に108の魔王が世に解き放たれるくだりで、この世界の『お偉方』がどんな輩かだいたい察し。これはさぞ血湧き肉踊る物語だろうと思い、ワクワクしながらページをめくった。読了。この本やばい。一部を除いて無頼漢と悪代官と任侠者と普通
2022年10月16日 09:24
・私は7割の転生ものが苦手である3、4年ぐらい前からアニメ化もしだした転生ものというジャンル、私は正直これが苦手である。嫌いではない。だが好きで読みたい、見たいとは思えないという話だ。理由はたくさんあるが、我慢できないのは2点だけだ。一つ目は異世界人という言ってしまえば部外者が、世界の秩序とかルールをしっちゃっかめっちゃかにぶち壊して得意げになっている様が気に食わないこと。もう一つは人を
2022年10月15日 05:47
『これからいろんな経験をし、年月を重ね、肉を貫き、血を浴び、戦と血風に酔いしれていれば、必要なことくらいは思い出すだろう。』これは物語の序盤、主人公が自分の記憶を思い出せないということに気づいた時のモノローグである。色々とおかしいが、前世が『英雄』らしい彼女ならそういうこともあるかも知れない。『良心の痛まない拳とは気持ちいいものだ。 それをふるえる相手が、あと四人もいるわけだ。 時間は
2022年10月13日 11:00
舞台は異世界。貴族の家の娘の体に、主人公が転生させられるところからが始まりである。この世界には反魂術という、死者の魂を生者の体に移す技がある。主人公はその技によって、病弱で死にかけていた娘に魂を移された。詳細は省くが、主人公は1、2日経つと死んでしまう体を術で復活させ、周囲にはそれを隠したままニア・リストンとして生きることになる。元のニアは病弱で生きているのが精一杯の4歳の幼女だった。激し
2022年10月12日 13:31
3、4年ぐらい前からアニメ化もしだした転生ものというジャンル、私は正直これが苦手である。嫌いではない。だが好きで読みたい、見たいとは思えないという話だ。理由はたくさんあるが、我慢できないのは2点だけだ。一つ目は異世界人という言ってしまえば部外者が、世界の秩序とかルールをしっちゃっかめっちゃかにぶち壊して得意げになっている様が気に食わないこと。こいつ何様なのと思ってしまって嫌悪感が湧く。も