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違う意味の「きのう」

バツイチ子持ち京大卒元メガバンカーで現在プログラミングスクールに通っている総一郎(人生2周目)です。


今日も娘DAYなので備忘録を
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▼違う意味の「きのう」
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ことばを覚えたての頃というのは間違った意味で記憶して、間違った意味で使ってしまうことがよくある。

娘のことば遣いについて理解が深まった今、もっと小さかったころの動画を見返すと、

「そう言ってたのか!」と逆に発見することがある。

動画で子どもの成長を納め見返せるという今の時代に生まれてきて良かったと、こういう時に改めて思う。

口の中に入ったゴミを一生懸命取って後ろにいる僕にそのゴミを手渡すという動画で、

「どぅじょ」
「ポイポイ、ポイポイ」

と言っていた。

「ポイポイ」=「ゴミ」という意味なので分かりやすく当時も理解していたが、その前に「どうぞ」と言っていることに最近気がついた。

たしかに「どうぞ」ということばも、「取って」ということばも、同じ「ものを渡す」という動作に紐づいている。

だが、「どうぞ」ということばは相手が欲しがってもいない、ゴミのようなものを渡すときにはあまり使わない。

大人である自分はそういう先入観があるから聞き取れていなかったのだが、きっと「取って」という意味で使っていたのだ。

子どもはことばの意味を一つ一つ細かい違いを教えられて覚えるわけではなく、使用されるシーンを記憶してその違いから意味を推測していっているはずだ。


だから、今4歳になった娘も今度は別の意味で「きのう」ということばを使っている。


「"きのう" お腹痛かったの治って良かったね」

と言うから、

「昨日お腹痛かったの?」と僕は聞き返した。

「違うよパパだよ!」と言うから僕は困惑した。

この会話は昨日のもので、昨日の昨日は娘に会っていなかったし、お腹など痛めていなかったからだ。

「昨日?パパはお腹痛くなかったよ」と言うと、

「この前抱っこも痛そうだったじゃん」と娘。

ここでようやく理解をした。

ちょうど1ヶ月ほど前に娘を預かった前回、たしかにぎっくり腰的なものになり抱っこなどがあまりできずにいたのだ。

娘は「前回」の意味で「きのう」という言葉を使っていたのだ。

たしかに両方とも過去の話をする時に使う言葉だ。

きっともう少しすると、この二つの言葉の違いもだんだんと分かってくるのだろう。


娘の言語能力の成長に感心するとともに、

「良く覚えてたなぁ」と記憶力の良さにも感心し、

そして、僕の身体が治ったことに良かったねと言ってくれる優しさにも感心した。

優しい子に育ってくれて嬉しい限りだ。


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