記事一覧
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第11回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
⑪まだまだある特攻文学映画 《インデペンデンス・デイ》《アルマゲドン》
Brave Storyが祖国を立ち上げる
★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》《インデペンデンス・デイ》《アルマゲドン》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ作品鑑賞後にまた読みにいらしてください。
《インデペンデンス・デイ》
人類絶滅の危機に命
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第10回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
⑩まだまだある特攻文学映画 《Fukushima 50》
★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》《Fukushima 50》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ作品鑑賞後にまた読みにいらしてください。
特攻隊が出てこない「特攻文学」作品もあるはず
坂元 本連載の第4回で《ゴジラ-1.0》における特攻文学的な要素は、特に
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第9回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
⑨まだまだある特攻文学映画 《あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。》
★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》《あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ映画鑑賞後にまた読みにいらしてください。
特攻文学が人を感動させるのはなぜか、改めて考える
坂元 特攻文学で人が感動するというの
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第6回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
⑥焼け跡で出会った他人同士がコミュニティーをつくるには
★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ映画鑑賞後にまた読みにいらしてください。
子どもを守るためにコミュニティーをつくる他人たち坂元 敷島にとって血の繋がっていない「未来」である明子とは、偶然に出会います。
典子が東京大空
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第5回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
【祝】日本アカデミー賞8冠、そして米アカデミー賞視覚効果賞の受賞おめでとうございます!!
⑤脱走兵・敷島、父になるってよ 生物的な父でなくても「おまえのお父ちゃんだ」★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ映画鑑賞後にまた読みにいらしてください。
敷島は特攻隊の生き残りらしくない!?
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第4回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
④特攻文学的な“刺さるポイント” キーワードは3つ!★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ映画鑑賞後にまた読みにいらしてください。
負い目から未来へと乗りゆく者たち坂元 《ゴジラ-1.0》のキーワードの1つは「未来」ということでしたね。
井上 山崎貴『小説版ゴジラ-1.0』(集英社
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第3回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
③《ゴジラ-1.0》の絶妙な時代設定とサバイバー・ストーリー
★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ映画鑑賞後にまた読みにいらしてください。
権力・武力の空白状態をつくりだす時期坂元 《ゴジラ-1.0》は第一作の《ゴジラ》の9年前の太平洋戦争の末期から敗戦後すぐという混乱の時代が舞
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第2回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
②ゴジラってなんだ? 井上のゴジラ、坂元のゴジラ戦死者への負い目がゴジラを目覚めさせる
井上 僕は、ゴジラ・シリーズを全く観てこなかったんです。『未来の戦死に向き合うためのノート』を書いたとき、戦死にどう向き合うのかを思考し続けてきた大先輩である、批評家の加藤典洋氏のゴジラ論(『さようなら、ゴジラたち―戦後から遠く離れて』岩波書店、2010年)を読んで、これは面白いと興味を
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第1回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
①イントロダクション 特攻文学とは何か 2024年は日本が誇るキャラクター「ゴジラ」の生誕70周年です。昨年11月、シリーズ通算30作目となる《ゴジラ-1.0》が公開されました。山崎貴(1964年生)VFX・脚本・監督による太平洋戦争末期から敗戦直後の日本を舞台とした作品です。
日本では公開後、2週連続で映画ランキング1位を獲得、24年1月12日には世界興行収入が140億