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読み聞かせは「読み聞かせ」じゃなかった。

こんにちは。
お元気ですか?

今日は、ふと気がついた読み聞かせの事についてnoteにメモします。

読み聞かせは無意味だよ、しなくていいよ。
なんていう人には誰にも会った事がありません。

特に、読み聞かせが得意な方ではない私も、
こんなにいいものならばと、子供が寝る前には
たくさんの絵本を読みました。

所が、
私は読み聞かせというものを、
ただ「読み聞かせをしているだけの状態」になっていたという事に気がついた時がありました。

目的が「読み聞かせをする」という事になっていたのです。

あれ?
私、なんのために読み聞かせしているんだっけ?


目的が「読み聞かせ」の場合
母「そして、うさぎさんはこう言いました!こん・・・」
子「お母さん!うさぎはね、白色だけじゃなくて茶色がいるんだよ!」
母「そうだね!白だけじゃないね。よく知ってるね!」
母「そして、うさぎさんはこう言いました!こん・・・」

目的が「コミュニケーション能力を身につける」の場合、
母「そして、うさぎさんはこう言いました!こん・・・」
子「お母さん!うさぎはね、白色だけじゃなくて茶色がいるんだよ!」
母「そうだね!白だけじゃないね。よく知ってるね!どこで覚えたの?」
子「うん!図鑑で見たよ!」
母「ヘ〜図鑑でみたんだね!よく覚えてるね!」
子「うん!他にはね!猫はね白と茶色と・・・」

目的が「読解力を身につける」の場合、
母「そして、うさぎさんはこう言いました!こん・・・」
子「お母さん!うさぎはね、白色だけじゃなくて茶色がいるんだよ!」
母「そうだね!白だけじゃないね。よく知ってるね!」
母「この白うさぎさんは、どうしてここにやってきたんだろうね?」
子「う〜ん。分からない。」
母「お腹がすいてたのかな?うさぎさん今までどこにいたんだっけ?」
子「公園!公園から家に帰ってきたんだ!おやつがほしいのかな?」

こんな感じになるのでしょうか?


目的が違えば、会話の内容も違ってきますね。

そして、目的が「読み聞かせ」になっている場合は、
読み聞かせ途中での子供の発言も広げず、絵本の先に進もう進もうとしてしまいます。
「読み聞かせ」が目的なので、とにかく、本を読み終える事(ゴール)へ向かいます。

しかし、目的が「コミュニケーション能力を身につける」だったり「読解力を身につける」だったりした場合は、本を読み終える事がゴールではないので、たとえ絵本が最後まで読めなかったとしてもいいんですよね。

絵本の内容から、別の話になってもいいし、絵本の内容の一部分に注目してさらにその一部分を子供と一緒に考えてみたり、想像してみたり。

子供の想像力や発想力は、大人では考えられないようなものがポンっと出てきたりするので、逆に大人の方が学びになる事も多いです。

私は、「読み聞かせ」が目的になっていた事が多いなと思ったので、
余裕がある日は、会話を広げる読み方も楽しもうと思いました。


ただ、母の私も無理はしない。
ただ「読むだけ」でもいい!!!

別に目的とか難しい事は考えなくても、
ただただ絵本を楽しむ。
それでいいんですけどね。

余裕がある日は、「ただ読む読み聞かせ」に少しトッピングして、
同じ絵本でも、目的を変えて会話を楽しむ。

そんな感じにしようかな。


我が家では、久しぶりに懐かしい絵本でも読もうかなと思います。
主人公の視点が別のキャラクターだったら?

なんてのも面白いですね。


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今日は、お昼に投稿する事ができました。
午後も、素敵な時間でありますように。

このページを開いてくださり、ありがとうございました。


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