3文字の違いなのに、残念になったり、嬉しくなったり。
こんにちは。
お元気ですか?
今日は、
「人を動かす」という本からの学んだアウトプットです。
本「人を動かす」
(遠回しに注意を与える)項目
誰かに注意したい事がある時に、まずはいい部分を褒めてから、
その後に、注意したい部分を伝えるといった順序をとる人も多いですね。
私も、あります。
この項目では、「しかし」と「そして」が違うだけで、印象が全く変わってくる事を学びました。
例文では、
子供に
「代数をもっと勉強してほしい!」
と言う事を伝えるために、まずは一旦誉めています。
この2つの文の大きな違いは、「しかし」を使っているか、「そして」を使っているかです。
自分が子供だったとしたら、どちらが言われて頑張ろうって思いますか?
例文の(代数)の部分を自分の苦手分野に置き換えて読んで見て下さい。
本では、
と書かれています。
子供と一緒に国語を勉強していると、
小学生の問題でも、よく出てくる接続語ですね。
「そして」に関しては、前の文が続いていくイメージですが、
「しかし」に関しては、事柄が「逆」になる接続後ですね。
ですので、
前半に誉めているのであれば、「しかし」を使う事によって、今から誉める事と逆になるよ!との宣言とも言っていいのかな?
誉められて、嬉しかった気持ちが「しかし」の言葉が出てきた瞬間、
テンションが下がる、そんなイメージでしょうか。
それに対して、
「そして」は、前半誉めているので、「そして」で、まだ意味合い的には「誉める」が続くのかな?または、誉めるの先にあるものかな?といったイメージでしょうか。
日常では、「しかし」はあまり私は使いませんが、
「でも」をよく使っています。
「でも」を例にした方がわかりやすいですね。
ゲームでタイムが遅いからもっとタイムを頑張ってほしい!
事を伝えたい場合。
例1、
「すごい動きよくなったね!アイテムも2倍くらい取れるようになったし!
でも、タイムがもっと早かったら記録更新だったね!」
例2
「すごい動きよくなったね!アイテムも2倍くらい取れるようになったし!
そして、タイムがもっと早かったら記録更新だったね!」
「例1」の「でも」の場合は、
前半誉められてる分、タイムが「残念だったわ」って言うイメージで聞こえてしまう。
それに比べて、「例2」の「そして」の場合は、
そうか、あとはタイムだけか!頑張ろう!って気持ちになります。
「しかし」「でも」は、今から反対の事を言うよ!の接続語なので、
最初に誉める場合は、接続語なくてもいいのでは?
「すごい動きよくなったね!アイテムも2倍くらい取れるようになったし!
タイムがもっと早かったら記録更新だったね!」
うん、これくらいライトな文章なら、接続語なくてもいいかも。
習慣になっていたり、癖もあると思うので、
何気ない会話で、よい意味合いの後に「でも」って続けてしまう時ってあるなと思ったので、気をつけたいと思いました。
逆に、
最初に嫌な事を言ってしまった場合は、「しかし」や「でも」などの接続語を使って、意味合いが逆になる宣言をしてから、明るい内容に切り替えると、雰囲気もパッと変わるかもしれませんね。
言葉を1つ変えるだけで、受け取った側の印象って、本当に変わるものですね。
本「人を動かす」(遠回しに注意を与える)項目のアウトプットでした。
ご訪問くださりありがとうございました。