見出し画像

偶発的な出会いが『最良の出会い』をもたらしてくれた話。

『サッカーを通じて”人と人が繋がれる環境”を創造する事へのチャレンジ』の運営記録を書き残しています。
今までの経緯や、企画の目的・意義などは、サードプレイス構築への挑戦録として『マガジン』にまとめております。

フットサル自主開催によって生まれた『新しい出会い』について書き残したいと思います。

結論から言うと『新しい出会い』は突然で、偶発的で、最良の出会いとなりました。

私は友人に誘われて、フットサルの2回目開催の1週間前に、横浜駅から車で15分ほど走らせた所にあるフットサル場が運営する個サルに参加する事にしました。
この個サルは、横浜では割と有名で毎回30名程の人が集まってフットサルをしていると噂で聞いていました。

車を所有していない私は、自分で自ら参加しようと思った事は今まで無かったのですが、今回友人が誘ってくれた事もあり、また、人気の個サルってどんな感じなんだろうなと体感してみたいとも思い、運営の勉強も兼ねて個サルに参加しました。

気づけば試合をしている不思議と違和感

受け付けで、個サルの参加申し込みを済ませ、せっせと準備を済ませると、時間になり個サルが始まりました。

この日は合計40名集まっているとの事で、その人数に大変驚きました。
最初の案内の中でこの日の内訳もアナウンスしてくれ、個人参加が20名、チーム参加が4チーム(20名)という内訳でした。
個人で参加の20人を5名4チームにまとめられ、チーム参加4チームと合わせると、この日は合計8チームになりました。

そして、2コートを使用して運営し、1コート4チームの総当たり対戦を楽しむという格好でした。

運営スタッフは、慣れた様子で手際良くチームを割り振り、気がつけば軍隊に配備される様に綺麗に5名1組のチームが出来上がっていきました。

そして、あれよあれよという間に試合が始まり、気がつけばコートでボールを蹴り始めている感じでした。

その間のチーム内の会話は『挨拶以外、ほぼ無し』のまま。。。

私を個サルに誘ってくれた友人とは、違うチームになり、同じチームの人は上手いのかも下手なのかも、どこのポジションが得意で、不得意なのかも分からないまま、自分も一体どこのポジションをすべきか分からないまま試合が始まり進んでいきました。

突然現る!気さくな若者!Z世代!

これは人間だけなのか、他の動物にも備わった能力なのかはわかりませんが、始まると不思議と自分のポジションを見つけ、適応していきました。

勿論、真の意味での適応とは言い難いですが、”それなり”の適応をして変に目立たない様にもして、色々な事に気を配りながらフットサルを楽しみました。

すると、2試合か3試合進んだ所で、偶然同じチームとなった若者が私に声をかけて来れました。

若者『あの〜、こんにちは。ここ良く参加してるんですか?』
『いえ。実は今回初めてで、友人に誘ってもらって今日は参加しているんです。』

若者『そうなんですね。実は僕も初めてで。というのも仕事の関係で最近こっちに引っ越して来て、フットサル出来る場所をWEBで探しててココに辿り着きました。』
『そうなんですね。実は私も今回初めてで友人に誘ってもらって今日は参加しているんです。以前は何処にいたんですか?』

若者『引っ越してくる前までは滋賀にいました。実は新卒で就職した会社で横浜配属になって今に至ります。』
『滋賀ですか!最近”成瀬は天下を取りに行く”という滋賀を舞台にした本を読みました。知ってますか?』

若者『いえ、知りません。スミマセン。。。』
『あっ、いえ、こちらこそスミマセン。。。あっ、僕たち試合ですね、行きましょうか。。。』

お互いが望む環境が一致した瞬間

こうして私と若者は、その後同じチームで数試合をこなしましたが、個サル終了の時間が来た事をキッカケにチームは解散となり、この日の個サルは終了となりました。

同じチームとなった他のチームメイトとは一言も話をしませんでしたが、この若者は最後帰る時も話しかけてくれました。

若者『今度、またここの個サル参加されますか?』
『ん〜どうでしょう。また友人が誘ってくれたら参加するかも知れません。』

若者『そうですか。僕も迷ってて、どこかホームグランドを見つけたくて・・・』
『そうなんですね。もし良ければ僕が友人達とやっているフットサル来てみますか?お試しで。』

その後、若者は二つ返事で『はい!』と気持ちよく答えてくれ、この日はお互いの連絡先を交換して今後はLINEで連絡を取り合うようにしました。

そしていくつかのLINEのやり取りを経て、その若者が実際に私が運営企画するフットサルに参加してくれました。

滋賀から新卒でこちらに来ている若者が参加してくれる事を友人達に事前に伝え『暖かくフットサルコミュニティに迎えてあげて欲しい』とコミュニケーションの活性をお願いした結果、若者の何事にも入り込んでいく気さくさと、そんな若者を気持ちよく迎えてくれた仲間達のお陰でお互いにとって良い出会いが生まれました。

お互いが望む環境が一致
・フットサルを楽しむホームグラウンドを探していた若者
・サッカーを通じて”人と人が繋がれる環境”を創造したい私

偶発的な出会いがもたらしてくれた『最良の出会い』

今回、友人が誘ってくれた”個サル”を通じて出会えた若者。
そして、若者を快く受け入れ積極的に若者とコミュニケーションを図ってくれた仲間達のお陰で、私が作り上げたい”人と人が繋がれる環境”の第一歩を踏み出せた気がしました。

この若者ですが、その後も引き続き参加してくれていて、今に至るまで皆勤賞です。
最初は遠慮がちだったプレーも、最近は大胆になって来て少しづつ自我を出して来てくれている事を微笑ましく見ています。

そして、1回目に引き続き現役高校生も参加してくれて、同世代のオジサンだけの集まりでは無く若者と会話をしながら一緒にフットサルが出来ている事を嬉しく思えていると共に、自分で開催して良かったなとも思えています。
最後までお読み頂き有難う御座いました。

お知らせ

このサッカー運営の記録は、私が自分を鼓舞する為に掲げた『【決意表明】今日から唯一無二の独自性を磨いていく努力を重ねていく事を誓います。』という記事に由来しています。
なぜ、何でも三日坊主の自分がサッカー運営を始めたのか?など、動機も書き残しています。
是非あわせて読んで頂けると嬉しいです。

この記事が参加している募集

私のスポーツ遍歴

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?