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#演劇

楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-

楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-

この勢いで連続投稿できたらなあと思いますがどうでしょう。
そんなわたしです。

今回も読んだもの記録。
清水邦夫の戯曲『楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-』(以下、『楽屋』)です。

私が製作としている(らしい)花色もめんは、今は人数が増えたり休業したりしていますが、これを読んだ当時は、女性4人、男性3人のユニットでした。
そして女性4人への稽古の練習戯曲として挙げられたのがこの『楽屋』だっ

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源泉の感情

源泉の感情

みなさんおはこんばんちは。
結果書くのを放置する.…

今回は読書記録です。
三島由紀夫対談集『源泉の感情』を読みました。

先日といっても3月頃だったか、これもちょっと忘れちゃったんですが、とにかく大学時代の友達とウン年ぶりに会って飲みに行ってきました。
なんかアリスのレストランとかいうすごいキラキラしたところだったんですが、そこで三島由紀夫の話になり、この対談集を勧められました。

この対談集

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Waiting for Godot

Waiting for Godot

みなさんおはこんばんちわ。
さおりさんです。
今回は読書記録です。

タイトルでおや、と思われた方もいるかもしれません。
読んだ本というか戯曲ですね、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』。
その英語版を今回教授にお借りして読みました。

わたしが『ゴドーを待ちながら』を知ったのは大学の時。
新聞部の部長だった友人が当時バンドをやっていて、そのTwitterでお気に入りの文学紹介なるものをや

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チェーホフ・イクスカーション

チェーホフ・イクスカーション

みなさんおはこんばんちは。
いかがお過ごしですか。
また投稿の頻度が落ちてしまいました・・・
下書きがどんどんたまっていく・・・

前の前のnoteくらいで、三浦基さんの『現代演劇考』を読んだ話を投稿しました。

んで、こちらに書かれている三浦氏のチェーホフ批評や読み解き方を参考にしつつ、チェーホフの戯曲を読んでみることにしました。
.…といってもとりあえず四大戯曲だけだけど。

三浦氏は、チェー

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おもしろければOKか?現代演劇考

おもしろければOKか?現代演劇考

みなさんおはこんばんちは。
いかがお過ごしでしょうか。
最近下書きが解消されているのでちょっと嬉しい。・・・と思いきやいきなり貯めてしまいました。

今回は読書記録です。

前職を退職してから、大学時代の教授にもお世話になっているのですが、お家のテーブルにふと置いてあったのがこの本でした。

私「先生、三浦基さんお好きでしたっけ」
先生「いえ全く」
私「何で買ったんすか」
先生「以前彼の(演出した

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