しろやん

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記事一覧

「美学」ってなんだ?

自らのスタイル、こだわりを指すことが多い単語なイメージあるけど 哲学・芸術学の中の1ジャンルが「美学」として確立されたのだろうか。 「美」など、それこそ時代や文…

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2日前
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活動家入門書?

客観性の落とし穴 Amazonのリンクは貼らん、興味あれば検索してくれい。 数値化への危険性を鳴らす本ではあるが、前半はまだ著者の「客観性」 が保たれてはいるが、後半…

しろやん
3か月前

危機察知能力?嗅覚?

世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4334044158/ 旅行記を想像するとあてが外れるかもしれん。著者が世界中の アングラな場所…

しろやん
4か月前

THINK SIMPLE 🍎を産み出す熱狂的哲学

Simple アップルを生みだす熱狂的哲学 https://www.amazon.co.jp/dp/4140815450/  これも古本屋の特価のコーナーにあったので買ってみた。 ビジネス書のあたりに「Think …

しろやん
4か月前

自己研鑽とか行動経済学とかセイバーメトリクスとか

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する https://www.amazon.co.jp/dp/4864105758/ 基本、自己研鑽の本は斜め読みや穿った読み方しかしないし 買って読…

しろやん
4か月前

リーマンショック(和製英語)

リーマン・ショック 元財務官の回想録 (毎日新聞出版) https://www.amazon.co.jp/dp/B07BKVMLZT/ リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) (ハヤカワ・ノンフィクショ…

しろやん
4か月前

2017の今頃読んだ2冊

ロシア 利権闘争の闇: 迷走するプーチン政権 https://www.amazon.co.jp/dp/4794220618/ 社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた https://www.amazon.co.jp/dp/44

しろやん
4か月前

ホモデウス感想文

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来 https://www.amazon.co.jp/dp/4309227368/ 前書き、序章がなくいきなり90ページな第一章から始まるあたり、 前作の「サ…

しろやん
4か月前

「美学」ってなんだ?

自らのスタイル、こだわりを指すことが多い単語なイメージあるけど

哲学・芸術学の中の1ジャンルが「美学」として確立されたのだろうか。

「美」など、それこそ時代や文化により全く異なるものであったことは

歴史が証明してくれているが、文明以前から普遍的原理があるのか?

そういうのを期待していろいろ読んではいるが…もやっとした概念は消えん…

やっぱり今までのスタイル・こだわりを指す「美学」の方がよ

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活動家入門書?

客観性の落とし穴

Amazonのリンクは貼らん、興味あれば検索してくれい。

数値化への危険性を鳴らす本ではあるが、前半はまだ著者の「客観性」
が保たれてはいるが、後半は著者の主観や思いが剥き出しになり、
完全に 活 動 家 入 門 書 と化してる。まぁ昨今のNPOに
よる公金不正横領が取沙汰されてることを嘆きからこうなるのかも。
行政が物事決めるときに「数値化」が基準になる、それは活動家が

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危機察知能力?嗅覚?

世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4334044158/

旅行記を想像するとあてが外れるかもしれん。著者が世界中の
アングラな場所や人と接してきての体験談と感想で占められている。

数年前、一橋大の学生が放浪の旅に出て、コロンビアかどっかの
南米の街でスマフォを引ったくられて取り返そうと追いかけて
殺される事件があった。殺

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THINK SIMPLE 🍎を産み出す熱狂的哲学

Simple アップルを生みだす熱狂的哲学
https://www.amazon.co.jp/dp/4140815450/

 これも古本屋の特価のコーナーにあったので買ってみた。
ビジネス書のあたりに「Think Clearly」や「Think Smart」
など自己研鑽の本売っているが、あれらとはちょっと違う、
むしろ最近出た「Think Distribution」の系統に近いかと。

 一度

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自己研鑽とか行動経済学とかセイバーメトリクスとか

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する
https://www.amazon.co.jp/dp/4864105758/

基本、自己研鑽の本は斜め読みや穿った読み方しかしないし
買って読むほどでもないが、近所の古本屋で安かったので
買ってみた。ポジティブ思考だ〜など暗示にかけて云々だけ
ではなく「エビデンス!」を前面に押し出しているらしい。
各章全て、起・承・転・結な流れで全体

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リーマンショック(和製英語)

リーマン・ショック 元財務官の回想録 (毎日新聞出版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BKVMLZT/

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上)
(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4150504016/

コロナショックで一時期株価も原油も急落し、こういうときに
各国の金融中枢はどのように意思決定し政策

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2017の今頃読んだ2冊

ロシア 利権闘争の闇: 迷走するプーチン政権
https://www.amazon.co.jp/dp/4794220618/

社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた
https://www.amazon.co.jp/dp/4492223770/

ε´ っ ー ω ー )っ
最近本屋でジャケ買いした本、ロシアを牛耳るのはプーチンでもメドベージェフでもなく

ガスプロムを筆頭とした石油カル

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ホモデウス感想文

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来
https://www.amazon.co.jp/dp/4309227368/

前書き、序章がなくいきなり90ページな第一章から始まるあたり、
前作の「サピエンス全史」を読んでいることを前提とするのか、
この前置きの長さはトールキン「指輪物語」に匹敵するくらいに、
ライトな読者を挫折させるかもしれん。
私は「サピエンス全史」は読んでないけど、そ

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