愛は「どう生きるのがよいか?」に対する答えらしい
「愛するということ」読了した。
なかなかボリューミーだった。
文章量もだが、内容が濃密だった。
本書を大胆(すぎるほどに)に要約すると、
……難しそう。
実際、愛について、ここまで真面目な文章を初めて読んだ。
読了後、まず思ったのが
「私は、愛について”半分正解(学校の先生風)”くらいの感覚しか持てていなかったかもしれないな」だ。
半分正解でも、もしかしたら自己評価が甘いかもしれない。そのくらい、ずばり愛に関する(一般的な)勘違いを見事に覆してもらった。
Kindleで大事だと思った箇所に、マーカーを引くのだが、多すぎて、全部書いたら論文になりそうだ。
心を鬼にして、特に印象に残ったことを書く。
上の文をわかりやすく言うと、
・「愛」とは、外側の世界と、どう関わるかを決める「姿勢」のこと。
・そのため、自分のパートナーや家族「のみ」を愛することは、あり得ない。
・自分の周囲だけを愛そうとするのは、愛ではなく「自己中心主義の人数が増えただけ」。
鋭すぎる指摘で、
なるほど……と思った(言葉を失った)。
〜
また、愛とは「能動的で生産的な行い」らしい。
これを夫に話したら、
「記念日に手紙を書いたこと」
「帰宅時間に合わせて、パスタを作ったこと」
を「これは間違いなく愛だったね」と振り返った。
じゃあ
「2人で食べてたお菓子(ドンタコス)を、相手に多めにあげたのは?」
私としてはこれも愛に思えるが、
「生産的な行い」とは言いにくい気もする。
うーん、まだまだ理解が浅いようだ。
だれか「相手にお菓子を多めにあげること」が愛か否か、分かる人がいたら教えてください。
参考書籍:
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