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愛するということ


結局、自分を愛する人が、愛されるのでは?

ふと、そんなことが頭に浮かんだ。

ーー

「愛される人の特徴」といった記事は多くあるし、そこで挙げられる特徴も様々だ。


例えば、

  • 元気で明るい

  • いつも笑顔

  • ポジティブ思考

  • 人の悪口を言わない

  • 人に頼ることが出来る


などなど。


ただ、もちろん
全てが愛されるために「必須」の条件ではない。


上で挙げた特徴のように、
「元気で明るく」なくても、愛される人はいるし、
「いつも笑顔」じゃなかったら愛されない、なんてことも、絶対にない。


一方、上のような特徴が、的外れだとも思わない。


ひとつ言えるのは、
「愛される人の特徴」に共通しているのは、
自分を愛していること」だと思った。


「自分のことを愛するからこそ、自然と出てくる言動」として、例のような「明るさ」や「笑顔」などがあるのでは。



……本当にそうか?

一見「自分を愛すること」とは無関係に見える「愛される人の特徴」を探す。



例えば、「人の悪口を言わない」はどうか?

悪口は「劣等感の表れ」と言われる。

やはり、自分を愛し、満たれていると、
人を悪く言おうとは思わなくなる気がした。


それに「自分を愛すること」にも
時間とエネルギーが必要だ。


だから「自分を愛すること」に集中していると、
他人の悪口をいうエネルギーなんて余らない。


ーー

そもそもの話、
愛されたいなら、自分から愛そう。

何かを求めるなら、まず自分から」というのは、人間関係の基本だと思っている。


例えば、

一緒に遊びに行きたいなら、
待っているのではなく、自分から誘う!

中学生くらいの時には、これが苦手だった。


でも、仮に断られたとしても、
「一緒に遊ぼ」って言われて、嫌な気持ちになる人って少ないな、と気がついた。


だから、勇気を出して、声をかけてみると、
喜んでもらえて嬉しくなったり、
今度は、相手から誘ってもらえることもあった。


愛す、愛されるの話も、それと同じだと思う。


ーー

ただ、愛することについては、
その程度に「ある制約」があるらしい。


ここで、
F・フロム-ライヒマンの有名な言葉を紹介する。

人は自分を愛する程度に応じてのみ、他人を愛しうるのである。

F・フロム-ライヒマン


つまり、

人は、自分を愛するよりも多くの愛を
他人に注ぐことは出来ない
」ということ。(!)


前向きに捉えると、
自分に深い愛情を注げば、他人を深く愛せるようになる。



大好きな人には、愛情深く接したい。

だから、自分自身のことも
これ以上ないくらい、大切にしたい。




そんなことを考えてたら、
ずっと気になっていた、この本を思い出した。


読みはじめたので、
気づきがあったら、また書きます✍️

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