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クーリエジャポンの記事から考察

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世界が驚く日本独自のランドセル文化「なんでそんなに高いんですか?」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.88】

世界が驚く日本独自のランドセル文化「なんでそんなに高いんですか?」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.88】

毎年4月になると日本では新しい学年が始まり、小学生はランドセルを背負って通学する。そんなランドセルだが、調べによると、6割の保護者は5~7万円でランドセルを購入しているようだ。

江戸時代末期、幕府がオランダから輸入したRanselがランドセルの始まりとされている。その後、次第に独特の形になり、通学用ランドセルとして全国に普及し、日本の小学生のトレードマークになった。

小学生のほとんどが使うラン

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ピザの上のパイナップルが許せない? 人はなぜハワイアンピザに過剰反応するのか【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.47】

ピザの上のパイナップルが許せない? 人はなぜハワイアンピザに過剰反応するのか【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.47】

ピザの上のパイナップルの話となると、人はなぜかムキになる。嫌う者、好む者、どちらの反応も仰々しい。しかも、このピザの上のパイナップルを支持するか否かの議論に人は自ら進んで参入する。

このピザの上のパイナップル論争は、40年以上前からあったようだが、インターネットの出現により、事あるごとに論争の的になるようになってしまった。

ネット上での議論が異様なまでに白熱してしまったきっかけは、2017年に

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知らない人の名前がなんとなく「顔」でわかるのにはわけがある【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.46】

知らない人の名前がなんとなく「顔」でわかるのにはわけがある【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.46】

「人格と社会心理学ジャーナル」に掲載された論文は、社会が名前に対して持つ「イメージ」が、その名前の人物の「顔」に影響を与えることを示した。簡単に言うと、「私たちは自分の名前に似てくる」ということだ。

人々は、面識のない人物の証明写真を見せられても、その人物の名前を偶然以上の確率で当てることができる。

たとえば、クレールという人物の写真を見せられたとしよう。写真の下には、クレール、シャルロット、

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「賛同者」だけと群れたがる私たちだから──アダム・グラントが説く“批判的なネットワーク”の重要性【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.5】

「賛同者」だけと群れたがる私たちだから──アダム・グラントが説く“批判的なネットワーク”の重要性【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.5】

今回は批判的な繋がりの重要性について説いた記事を紹介する。

ウォートン・スクール経営学教授のアダム・グラントは、成功は「自分の意見を批判する」人たちに囲まれた状況からよく生まれる、と語っている。

しかしその事実に反して、私たちは自らの周りを「賛同者」だけで固めがちだという研究結果もある。それなので、批判的なネットワークを構築することがすごく大事だということになるのであるが、この記事では、それを

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インターネットが変えた“カミングアウト”─若者に知識を与え、人々をつなぐ【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.7】

インターネットが変えた“カミングアウト”─若者に知識を与え、人々をつなぐ【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.7】

今回はLGBTについて、インターネットが果たしている役割について解説をしている。

最近、ニュースやSNSを見ると、自らの性的指向や性自認をあきらかにする「カミングアウト」をする人が増えてきた。

LGBTの人々のなかには、自らのアイデンティティについて、友人や家族にはけっして話さない人もいるものの、ピュー研究所の調査によれば、アメリカ人のゲイ男性4人に3人が、人生において大切な人全員、あるいはほ

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「理想的なパスタがない」未経験者がゼロから作った新型パスタが大売れ!一体どんな形?【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.8】

「理想的なパスタがない」未経験者がゼロから作った新型パスタが大売れ!一体どんな形?【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.8】

この世にはさまざまな種類のパスタが存在する中で、アメリカで人気のポッドキャスト・フードショー「The Sporkful(ザ・スプークフル) 」のホスト、ダン・パッシュマンは新しいパスタの形の開発に乗り出した!という記事を今回は紹介する。

「料理人だったことは一度もない」という彼が、新型のパスタを発案し、今年3月に商品化されたのだが、オンライン上で販売を開始するやいなや完売が相次いでいることが話題

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「キットカットの旅」で「分断の時代」のアイデンティティを考える【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.6】

「キットカットの旅」で「分断の時代」のアイデンティティを考える【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.6】

今回はキットカットを題材にフィナンシャルタイムズが食べ物のアイデンティティについて解説をしている内容だ。

一般的に食べ物や飲み物って、自らの独創性(もしくは民族的な一体感)を明確にするものだと言われている。たとえば、ホットドッグは「アメリカ的」で、スシは「日本的」など。

しかし実際問題、どこの国のものかという「ラベル」が強い場合はあるけれども、飲食物自体は世間が考えるほど固定的ではないらしい。

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慢性的に自分は不幸だと感じている人が「幸せを実感するための処方箋」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.4】

慢性的に自分は不幸だと感じている人が「幸せを実感するための処方箋」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.4】

 今回の記事は幸福に慣れるためのノウハウを紹介している記事だ。アメリカのアトランティックという記事から抜粋されていた内容を紹介する。

人間の共通する人生のゴールは?と聞かれたら僕は間違いなく「幸せになること」と答える。もちろん、幸せの定義は人それぞれかもしれないけど、少なくとも幸福感を得ているかどうかというのはすごく大事だと思っている。

そんな中、記事の中で、人は自分が不幸なときでさえ他人に喜

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