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海と共に生きてみる|【石巻でインターンをコーディネートする大学生_17日目】


今日やったこと。

フォトジェニック雄勝

今日の午前の天気は晴れ。というとで大輝丸水産のインターン生はECサイトに必要な画像の素材を撮りに行きました。軽トラの上、カゴの上、船の上、実際に大輝さんが活動しているこの場所でECサイトの写真を撮りました。自分自身は、初めて漁船に乗りました。この写真、実際のECサイトで使われるかもなので今後のインターンの活動に注目です。

軽トラの2台でも写真をパシャリ。軽トラに板、そしてワイングラス。映えの写真の裏側には産地でしか見れない要素がひっそり隠れているのかも。

牡蠣の向き方の様子も撮影。殻がついてる牡蠣って案外開けるの難しいんですよ。貝柱がどこにあるかとか、どうこから開けるのかとか。初めて牡蠣を手に取る人にもおいしく食べていただける工夫を学生視点で作り上げています。水産の町の人にとっては当たり前なことも、学生にとっては「知らなかった」の連続です。学生の「知らなかった」視点からの意見をを水産業のプロの知見に共有する、学生にとっては水産業への理解を深めるきっかけに、プロにとっては外からみた水産業の魅力を知るきっかけに。このインターンでは、「そうなんだ」が連続して起こる素敵な場面がたくさんなのです。

海の上で食べるかき

漁船の上で牡蠣をいただきました。これは、産地直送を超えてもはや産地です。これ以上の新鮮さはもうこの世には存在しません。これ以上を求めるのであれば我々はもはや土を喰らうしか残されていないのです。
海水の塩味を感じますが、とても良きなのです。

ビバ・気仙沼

本日は気仙沼にも行きました。こちら、朝ドラの「おかえりモネ」の聖地です。去年も来たんですけど、何回きても気仙沼は良きです。天気が良ければなおよろしです。

気仙沼名物「いちごのババロア」

今日は気仙沼巡り。町の名物「喫茶マンボ」のいちごのババロアを食べに行くと、気仙沼でインターンのコーディネートをしている「合同会社気仙沼の人事部」の岩本さんにお会いしました。

今の時期、全国の地域団体に大学生が入っていてたまたま会うこともしばしば。素敵な出会いです。

田中浜

気仙沼の大島にも行きました。ここも「モネ」の舞台。非常に海が綺麗。天気が曇ったり、晴れたり不安定でしたがそんなの関係ないくらい海がきらい。

田中浜には古びた船が一隻。こちらは3.11の際に津波で流されてきたとのこと。モネの舞台になっただけでなく、紅白でBUMP OF CHICKENが「なないろ」を歌った場所です。自然が綺麗なこの場所で、自然の恐ろしさも知れます。

自然ってなんだろってなる。

今日のご飯

漁師飯
ホルモン


わかめのしゃぶしゃぶ

今日の気づき

海と生きてみる。

今日は漁師さんの元にお伺いしたり、気仙沼で海を見たりといつも以上に海に接することが多い1日でした。いや、フィッシャーマン・ジャパンの人なので普通の大学生よりは比較的海に近い人間だとは思うのですが、今日はより海。めっちゃ海。

水産業の街にいると、恵みの海を起点に市場があり、加工会社があり、販売店がありと一次産業から、二次産業、三次産業も追随している様子を実感します。海や山から離れた都会にいるとITだとかコンサルとか三次産業が稼げてこの国を支えているような認識になる時がありますが、一次産業こそ国を支える産業なのだと海のまちでは感じます。いや、三次産業も当然のように大切です。ただ思うのは、産業間・職種間の隔たりは少ない方が人は豊かに暮らせるかなと。

大きい会社で何千万円のプロジェクトを動かす、ITの会社で何万タップ取れたか否か、社会を動かす指標はたくさんありますが人の心を簡単に動かすのは「綺麗」「うまい」「また来たい」といった自然の魅力だけなのかなって思う。

同時に、自然の恐ろしさや儚さも忘れてはいけません。「よく生きる」ためには自然とうまく暮らすこと、恐れすぎないこと、利用しすぎないこと、大事なことはたくさんある。そんなことを思った一日・


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