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記事一覧
僕は夢をゴミ箱に捨てたけれど
20歳、僕は夢をセブン-イレブンのゴミ箱に捨てた。重くって肩が凝ったから。大学2年生のころだった。
口に出した夢時は遡り、2013年。
「いずれは、放射性物質を吸収するマテリアル(材料)を開発する研究者になって、福島の力になりたいんです」。その後入学することになる、材料工学系の大学入試の面接で、僕はそんな夢を語っていた。
そんな夢を持つようになったキッカケは、その約2年前に起きた3.11 東
遠距離5年、恋人7年。無事結婚式を挙げました
10月に結婚式を挙げた。人生に一度っきりの経験だし、折角だから、今の感情をいつかの自分が振り返られるように文字でまとめることにする。
「式はどうだった? 」「良かったよ、めちゃくちゃ良かった」じゃ、味気ないし、洒落た感想の一言でも言えるようになっておきたいという狙いもある。
なぜこのタイミングで書くか、というと、式が終わって約一月、式場から「まずは」とGigaFile便で写真データが納品された
23年卒各位、後悔のない就活を!
明日は3月1日。
いわゆる、「広報解禁日」ってやつですね。
僕はこの1年間、4年間の別業界の仕事を経て就いた今の仕事で、いろんな大学を回って、ずっとこの3月1日を一つの区切りに、就活生に向けて「就活の進め方」なんて偉そうな話をする、という仕事をしてきました。
今日はその最終日であるので、ちょっとだけ、23年卒の皆さんにお伝えしたいことがあり、この記事を書いています。
「明日から頑張るか」「と
「君の書く文章が好き」と言われたから
僕は文章を書くのが好きだ。
そして、もっと上手な文章を書けるようになりたいと日々願いながら、タイトルと書き出しだけが記載されたnoteの下書きが、次第に増えていく。
下書きのまま日の目を浴びない記事群は、掲載に至った記事よりも多い。現在、僕のnoteアカウントには合計86本(下書き含む)の記事があり、そのうち掲載に至った記事は41本と、勝率は4割7分6厘。この記事が「下書き」から「公開中」にス
熊本のつけ麺屋「魚雷」は、上京した僕にとっての空母だ。
空母 : 航空母艦の略で、甲板に滑走路を持ち、搭載する戦闘機や爆撃機の離艦・着艦拠点となる。(日本経済新聞より)
故郷・熊本にて熊本はいつしか、「住む場所」から「帰りたい場所」にその姿を変えた。
24年も、というかまだ24年しか、というべきかもしれないが、私はこれまで年末年始は毎年熊本で過ごしている。
熊本の幼稚園、小中高、大学に通った。2年前に東京に出たが、毎年、年末年始は地元にいる。
ミッドナイト・イン・トーキョー
昔から、「あの頃は良かった」って言うのが嫌いだった。それは今の否定になると思っていたから。それでも、未来の自分にとって、今過ごすこの時間は「良かったあの頃」になるのかもしれない。深夜の東京で、ふとそんなことを考えた。
スマホを手放して一人で入った焼肉屋で、スマホの充電が切れそうなことに気づく。
「充電切れそうなんで、会計、先に済ませていいですか?」
そう聞いてPayPayを開く僕に、店員は「
想定外が起こることが想定内
特定のテーマについてではなく、「1500文字程度のnoteを書く」ことを目的としたnote。書きたいことが思い浮かばなくても、ひとまずは思う所をつらつらと書いていくことで、今の自分が考えていることを形に残していこう、と思って始めました。書き終わったあとで「noteの書き方」というテーマを見つけましたが、noteの書き方なんて、そんなゆるーい感じでいいのだと思っています。【文字数:1736文字、所要
もっとみるfacebookにポエムを垂れ流したあの日。そして僕はライターになった。
2015年6月20日。
虫混入事件を経たペヤングが販売を再開して12日、選挙権の年齢を20歳以上から18歳以上へと引き下げる「改正公職選挙法」が公布されて1日。そんな何でもない日、20歳の僕は、facebookにある文章を投稿した。
思い返せばその日は、今日までの僕の運命を作り上げるターニングポイントとなる日だった。
まずは恥ずかしながら、20歳の自分が書いた駄文を紹介させてほしい。
20
青春とオードリーのオールナイトニッポン
毎日、当たり前のように夜がくる。地下鉄直結の職場を抜け、中野駅でようやく見える外の景色には、すでに夜の帳が下りている。
毎日、気が付けば朝になる。地下鉄東西線直結の電車に乗り、中野駅で陽の光はその役割を室内灯にバトンタッチする。
上京して3年、東京の日が落ちるはやさにはまだ慣れない。気象予報士を目指していた先輩によると、僕の出身地である熊本県と東京では、日の入り時間が約40分違うのだそうだ。た
ポケットモンスター「囚われのハートゴールド」の悲運
田舎のゲーセンで思わず撮った写真があったので、まずはそれを見てほしい。
よくある、「クレーンやら何やらで『鍵』を取って、その鍵に合った箱を開け、景品をもらえる」というやつだ。写真はその「景品」の一覧である。その景品の中に、目を疑うものが入っていた。
そう、
『ポケットモンスター ハートゴールド』だ。
これにはかなり驚かされた。どう考えても、その場所にあるべきものではないだろう。
通常、こ