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ターニングポイントなんて君次第

自分で決めてしまえば、どんな経験だって「ターニングポイント」になる。

「人はそんなにあなたに興味がないから」。なんて簡単で、冷たい結論で終わる気はないよ。だって、僕はそれでピンと来なかったから。

「考え方が変われば、生き方が変わる」。なんて簡単で、ありふれた言葉で納得して欲しいとは思ってないよ。だって、そんなに人生簡単じゃないから。それが正しいなら、自己啓発本読んだ人は全員が幸せな人生を送れているハズだ。

でも少しだけ、「こんな考え方で、頭のモヤモヤがなくなる人がいいな」なんてことを思ってるんだ。何より、僕はこの考え方で、少し人生が楽になるような気がしているから。

映画「LIFE!」がキッカケで、アウトドア派になった

「映画『LIFE!』がキッカケで、インドア派からアウトドア派になった」

この前、本屋さんで見つけた素敵な写真集のプロフ欄で、こんな文章に出会ったんだ。「そんなんアリかよ」って驚いて、笑っちゃった。彼女は、南極で素敵な写真をいっぱい撮っていた。

そのちょっと前には、「UVERworldのライブがキッカケで、世界中を旅するようになった」ってツイートにも出会った。これにも、「すげー行動力だな」って驚いた。彼は、自転車一つで楽しそうにいろんな所に行っていた。

「LIFE!」も「UVERworld」も、僕が大好きなものだったし、それがキッカケになって旅を好きになったし、価値観も少しは変わった。

でも、それが「ターニングポイントだ」なんて言えなかった。うーん、実際には考えた事もなかったんだけど。それって、なんだかスゴい言葉だと思ってたんだ。もっと、母子家庭で育ったとか、出会った事のない妹がいるとか。そんな自分が体験してない、「それは苦労しただろうな」ってことが、その人の人生を位置付けるものだと思っていた。

でも、上の2人を見て思ったんだ。「ターニングポイントなんて、自分で決めてしまえばいいんだな」って。

あなたの「好き」は必ず正しいよ

「好きな映画は?」と聞かれたら、僕は一番に「LIFE!」と答える。

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その後のよくある返答はこうだ。「え、知らない」「面白いの?」。その度に、「面白いので是非!!」とゴリ押しするところまでがいつものパターンなんだけど。

一度、「その映画は面白くない。もっと良い作品、例えばこんなのを見たらどうだろうか」なんてことも言わたこともあった。その時は、「確かに、あんまり映画をめちゃくちゃ見てるってワケでもないから、もっと面白い作品はあるんだろうな」って思ったんだけど、でもそれと「面白くない」は違うよね。だって、面白かったんだから。

僕の「好き」は、僕の感情だし、あなたの「好き」はあなたのものでしかない。誰も僕の「好き」は奪えないし、あなたの「好き」は"あなたにとっては”必ず正しい。

そんな好きなものがいっぱいあるのって、きっと素敵なことだ。そして、それがあなたの人生にちょっとでも影響しているなら、(たとえ、ほんの少しスパイスを与えている程度でも)それはあなたにとってターニングポイントの一つだ。

今度、「好きな映画は?」って聞かれたら、ちょっと答え方を変えてみようかと思う。

「『LIFE!』って映画!僕の人生のターニングポイントになった映画なんだ」

特に就活生とかって、「人生のターニングポイント」に悩むこともあるかもしれない。でも、そんなの勝手に決めちゃえばいいんだと思う。どんなことを言われても、少なくとも僕は、「スゲーな」って言うよ。

「なんだよ、寒いな。別にいいよ」とか言われちゃいそうだけどね。


でも、悪い話じゃないでしょ?

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