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神々のふるさと・出雲の名湯「玉造温泉」に泊まる2日間の旅(後編)

前回は、私が旅行会社で働いていた時に添乗員として同行した山陰の島根をメインにした1泊2日の旅行コースの前編(1日目)を記事にしました。

今回は後編として2日目の旅行コースを記事にします。 

前回の記事をご覧になっていない方は、是非こちら(前編)をご覧下さい(^^)

 実は嬉しいことに、前回の記事もnote公式マガジンの国内旅行の記事まとめに選ばれました(^^)/
なんと4週連続です!!
これも、ご愛読をしてくださっている皆様のおかげです。
改めて御礼を申し上げます。
今後も皆さんに情報をお届けしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

では、まず前編(1日目)を簡単に振り返りたいと思います。

蒜山高原「ジンギスカン」「ひるぜん焼きそば」の昼食、アメリカの雑誌が選んだ日本一の庭園を持つ足立美術館「どじょうすくい」で有名な安来節が楽しめる安来節演芸館、美肌の湯として有名な名湯・玉造温泉名旅館『佳翠苑皆美』に宿泊という1日目でした。

今回は後編(2日目)を紹介したいと思います。
島根と言えば外せないあの場所に行きます(*^_^*)

今回も移動時間の距離感や滞在時間の目安として、時間を入れます。
道路状況により変わりますので、あくまでも目安と思って下さい。

是非、今回もお客さんになったつもりで、また今後の旅行の参考にぜひご覧下さい(^^♪

※写真が全然残っていなかった為、ほぼ各サイトから引用をさせていただいています


玉造温泉『佳翠苑皆美』

朝食ビュッフェのイメージ①(公式サイトより)
朝食ビュッフェのイメージ②(公式サイトより)
朝食ビュッフェのイメージ③(公式サイトより)
朝食ビュッフェのイメージ④(公式サイトより)

お宿のお楽しみ、朝食(^^♪
宍道(しんじ)湖で採れたしじみ汁や、炊き立ての仁多米等、厳選した地元の食材を中心に和洋50種類以上の皆美渾身のビュッフェです。
朝から老舗の味をお楽しみいただけます。
8:15出発です。

※朝食はプランや予約状況によって、和定食となる場合があります  

出雲大社

大しめ縄

9:10到着/10:40出発
縁結びの神様として知られる神々のふるさと出雲大社。

全国各地では旧暦10月のことを「神無月」と言いますが、出雲地方では「神在月」と呼んでいます。
これは全国の八百万の神々が、出雲へ集まり、全国各地の神々が不在になるという「神在月」の伝承からきています。
この時期はさまざまな神事や祭りが行われます。

4つの鳥居(しまね観光ナビより)
拝殿(公式サイトより)

神門通り入り口に立つ白い大鳥居から御本殿に至るまでに石、鋼、鉄、銅と異なる素材の4つの鳥居があります。
4つの鳥居を順番に1つずつくぐるごとに神様に近づき、4つ目をくぐると拝殿があります。
まずはここでお参りです。

御本殿①(しまね観光ナビより)
御本殿②(公式サイトより)

拝殿の後方には御本殿があります。
御本殿は大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式です。
1744年に建立されたもので、国宝にも指定されています。 
聖域のため、参拝客はもちろん、天皇陛下も中には入れません。

神楽殿(しまね観光ナビより)

また、神楽殿の正面の大しめ縄は長さ約13m、重さ5.2tあり、日本最大級の大きさは圧巻です。
テレビやネット等でよく映し出される大しめ縄は、この神楽殿のものです。
ここで豆知識‼
観光バス(大型バス)の長さは約12m。
大しめ縄は観光バスの長さよりも長いです。

宝物殿(しまね観光ナビより)

宝物殿では、貴重な文化財等が展示されています。

ムスビの御神像(阪急交通社より)
縁結びの碑(しまね観光ナビより)
ウサギの石像(しまね観光ナビより)

また、境内には石碑や像等が数多くあります。

神門通り①(しまね観光ナビより)
神門通り②(しまね観光ナビより)
神門通り③(しまね観光ナビより)
神門通り④(しまね観光ナビより)

神門通り(1つ目と2つ目の鳥居の間のエリア)を中心に出雲そば店をはじめ飲食店、カフェ、ぜんざい等の甘味屋、土産屋等さまざまなお店があります。
お土産の特徴は、縁結び推しのものが多いということです。
縁結びにちなんだ食べ物や雑貨等多く販売しています。
参拝後は、ぶらり散策をお楽しみ下さい。 

宍道湖

宍道湖のしじみ漁(しまね観光ナビより)

出雲大社から松江へ向かう途中に車窓から宍道(しんじ)湖が見えます。
国内で 7 番目に大きい湖で、真水と海水の混ざり合った汽水湖です。
宍道湖のしじみは全国の湖沼の中で1 位の漁獲量を誇ります。
朝食のしじみ汁も、ここ宍道湖で採れたしじみです。
「小泉八雲」はじめ、「芥川龍之介」や「島崎藤村」、「志賀直哉」等の有名な作家達もこよなく愛したと言われる宍道湖の景色。

宍道湖の夕景(松江観光協会)

『日本夕陽百選』にも選ばれている宍道湖の夕景の美しさは絶景で水都松江の象徴です。

松江観光

松江城

11:20到着~13:00
島根の県庁所在地の水都「松江」でフリータイム。
何といっても外せないのは国宝天守を持つ松江城(別名:千鳥城)
高さ30mの天守は1611年の築城当時のままの姿が今も残っています。

堀川めぐり(島根観光ナビより)

城を囲む約4kmの外堀、内堀を小舟でめぐる「堀川めぐり」を楽しむこともできます。

興雲閣①(しまね観光ナビより)
興雲閣②(しまね観光ナビより)

城の敷地内には明治時代に建設された迎賓館「興雲閣(こううんかく)」があります。
明治天皇の御宿所として建設された建物は、西洋風のレトロな外観と内装を特徴としており、近代以前には見られない味わいを感じられます。
明治天皇の巡幸は実現しませんでしたが、1907年に皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰道行啓にあたって、御旅館となり迎賓館としての役割を果たすことができました。

小泉八雲記念館(しまね観光ナビより)
京町商店街(島根フィルムコミッションより)
武家屋敷(しまね観光ナビより)

また小泉八雲記念館、グルメや工芸等の老舗の名店が建ち並ぶ「京町商店街」武家屋敷等の城下町の雰囲気を感じさせる建物がいくつもあり、散策しながら歴史情緒に触れることができます。

皆美館

 外観(公式サイトより)

13:00~13:45出発
昼食場所は、明治21年創業の皆美館です。
宿泊場所の『佳翠苑皆美』の本館に当たります。
「皇族方」がご宿泊され、その他にも「芥川龍之介」、「川端康成」、「岡本太郎」、「小泉八雲」、「志賀直哉」、「島崎藤村」等多くの著名な文化人、政財界人、芸術家が訪れている老舗中の老舗の名旅館です。

 庭園(公式サイトより)

庭園はアメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、全国4位に選ばれています。

鯛めしイメージ(公式サイトより)
御膳イメージ(松江観光協会より)

そんな皆美館で、皆美家伝で名物の「鯛めし」をお召し上がり下さい。
松江七代目藩主の松平治郷公は、「汁かけご飯」を好み、多くの献立にも消化を促進する「そば具」の調味料を添えて愛用していたという言い伝えを基に、皆美館の初代板前長西村常太郎が考案し、「鯛めし」として御殿料理に仕立てたのが始まりと言われています。
以来家伝料理として脈々と伝承され今日に及んだもので、皆美館渾身の自信の料理です。

鯛めし御膳として、予算に合わせて、ごま豆腐や茶碗蒸し、カレイ煎餅揚げ、もずく、お造り、天ぷら等も付いてきます。
ご満足いただけること間違い無し。

お菓子の壽城

外観(米子観光ナビより)

14:30到着/15:00出発
島根を出て鳥取に入っています。
最後の立ち寄り場所、米子城をモデルに築城されたお菓子の壽城で、ショッピングタイムです。

見た目は、立派な天守閣を持つ近世風城郭として名を馳せた米子城(本物)そっくりで、石垣は一部旧米子城から移築するほどの拘りです。
大山を背景に栄華を誇った当時を偲ばせてくれます。

店内(米子観光ナビより)

鳥取のさまざまな土産が売っていて、山陰の特産品等も多数取り揃えています。
いつも城内は賑わっていました。

すなば珈琲①(公式サイトより)
すなば珈琲②(公式サイトより)

城内には鳥取のご当地コーヒーショップ「すなば珈琲」も入っています。

福々兎(とっとりコンベンションビューローより)

私のオススメは福々兎というお菓子です。
地元産牛乳たっぷりのカスタードをふかふかのスポンジでくるんだやわらかい蒸しケーキで何個でも食べられます\(^o^)/

天守からの景色(日刊WEBラズダより)

展望天守からは大山(画像左側の山)や弓ヶ浜半島等の景色も見られます。
入場料は無料です。

最後のショッピングタイムも終え、大阪へ帰ります!!
途中、お手洗い休憩を2回程入れて、3時間40分位で到着予定です。
 

天王寺(帰着)

てんしば公園の夜景

18:40頃到着
2日間の長旅も終わり、無事に天王寺へと帰ってきました。
あっという間の2日間でしたね。
夜景が美しいので、てんしば公園で少し一休みしてから帰るのもいいかもしれないですね。
 

まとめ

前編(1日目)と後編(2日目)に分けて、私が旅行会社で働いていた時に、添乗員として同行した山陰の島根をメインにした旅行コースを記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか?

玉造温泉&出雲大社のコース以外にもオススメがあり、鳥取の米子市にある皆生(かいけ)温泉に泊まるというのもオススメです。
トライアスロン発祥の地でもある皆生温泉は、国内でも有名な温泉地の一つで、行って満足すること間違いない旅館も多くあります。

 漫画家の「水木しげる」の出身でもある境港へも行きやすく、水木しげるロード「ゲゲゲの鬼太郎」のモニュメント探しや水木しげる記念館、山陰で取れた新鮮な海の幸のショッピング等も楽しめます。

江島大橋(ベタ踏み坂)① 境港管理組合より
江島大橋(ベタ踏み坂)② しまね観光ナビより

車のテレビCMの題材に使用され、その急勾配から通称「ベタ踏み坂」として有名になった江島大橋もあります。
最上部は高さ約45mに達し、コンクリート製の桁橋としては日本最大です。
松江市八束町の江島と境港市とを結ぶ中海にかかる橋です。

牡丹の花と高麗人参で有名な中海に浮かぶ大根島にある本格的な日本庭園「由志園」もオススメです。

本当にオススメの場所がいっぱいあり、考えるだけでワクワクしてきました。
 是非、今回の記事を参考にして、山陰方面を訪れてみてはいかがでしょうか?

さすがに車で島根まで行くのはしんどい・・・という方!!
他の方法を参考に記載します(^^)/
①新幹線で岡山まで行き、特急「やくも」に乗り換えて松江へ(約3時間40分)
②高速バスを利用し松江へ(約4時間半)
③伊丹空港から出雲空港へ(約50分とあっという間のフライト)
→連絡バスで松江まで約35分

 今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また、次回も宜しくお願いします(^^)/

※阪神タイガースがオリックスバファローズとの激闘を制して、日本一になりましたね(^^)
おめでとうございます!!

オリックスバファローズは本当に強くどちらが日本一になってもおかしくない戦いでした。
弱かった暗黒時代からタイガースファンなので、日本一というのが初めてで不思議な感覚です!

岡田監督の胴上げはもちろんですが、岩崎投手が横田慎太郎選手のユニフォームと一緒に胴上げされてる姿を見て、本当に感動しました。
横田選手もきっと喜んでくれているはずです!!

来シーズンは他球団のマークも一層厳しくなると思いますが、セ・リーグ連覇、そして日本一連覇を目指してほしいものです。

まずは、ゆっくり休んでほしいと思います!
本当にお疲れ様でした。
感動をありがとうございました\(^o^)/

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