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「こころの講座」

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米澤紗智江さんの「こころの講座(2024.1)」受講レポートです
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#思い込み

欠点は強み

欠点は強み

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第5回講座「強みや魅力を生かすには」の受講レポート〈前編〉です。

最終回の第5回。ひとつめは、自分の欠点・短所を違う角度から見てみる試みでした。ふたつめは「ありたい自分」になるために意識すべきことを学びました。

これまでの講義で、ついつい追い求めてしまう「欲しがる心」と、いつも避けてしまう「嫌がる心」、言い換えると、幸せと不幸せの条件がわかってきました。幸・不

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だから嫌なんだね

だから嫌なんだね

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第4回講座「欲しがる心と嫌がる心(接近と回避)②」の受講レポート〈後編〉です。

受講レポート〈前編〉はこちら。

私が今回取り挙げたエピソードをざっくり紹介すると

・父に怒られた
・父に怒られた
・母に怒られた

でした。4つ目もついでに挙げますと、母に怒られた、です。

前回のよかったエピソードと同じように、私自身で共通項を分析してみます……って、分析するも

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法則に則って感情的になっている

法則に則って感情的になっている

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第4回講座
「欲しがる心と嫌がる心(接近と回避)②」の受講レポート〈前編〉です。

第4回は、第3回に続いて、アドラー心理学「ライフスタイル分析」でした。自分の心理的反応の規則性、「心のクセ」を子どもの頃から自分がどうやって作り上げてきたか。これを分析する方法を学びました。

前回は「よかったエピソード」を取り挙げて、欲しがる心(接近)の側面から自分の行動を観察し

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ひとり芝居

ひとり芝居

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第2回講義でも、心の動きを客観視していく作業が続きました。

自分を客観的に見つめて気持ちの整理をしやすくするツールとして、認知療法の「コラム法」が紹介されました。

心が動揺した場面と、そのときの感情、自動思考などを一覧表に書き出していく方法です。自分が持っている思い込みを現実と照らし合わせて、それは客観的な事実とは違うかも、という視点を持たせてくれます。

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心の反応の方程式

心の反応の方程式

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第3回講座の受講レポート〈前編〉です。

第3回講義は、心のクセを自分がどうやって作り上げてきたか分析する、アドラー心理学の「ライフスタイル分析」が紹介されました。

ライフスタイルとは、簡単に言ってしまうと、心のクセ。ライフスタイル分析では、感情的に反応した複数のエピソードを細かく分析します。それらを一本の線でつなぐ共通項を見つけることで、自分の心理的反応の規則

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幸せの条件は、不幸せの条件

幸せの条件は、不幸せの条件

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第3講座の受講レポート〈中編〉です。

ライフスタイル分析で、よかったと感じた子どもの頃の記憶を観察しました。3つのエピソードに共通する条件を探しながら、接近(欲しがる心)の側面から自分の行動を観察しました。これで、自覚しないまま、自動ロボットのように、ついついそう反応してしまう、心のクセが見えてきます。

今回、私が取り挙げた3つのエピソードです。

・祖母が私

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こだわりは生き物

こだわりは生き物

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第3講座の受講レポート〈後編〉です。

ライフスタイル分析は初めてではなく、これまでにもやったことがありました。「よかったこと」分析に限ると、今回は多分3回目かな。3回目にして、心のクセの見え方に少し変化を感じました。

私のこだわりの中核は「大事にされたい」だと思っています。これは信念とも言えますね。

これまでの分析で挙げていたエピソードを振り返ると「ちゃんと

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思い込み、こだわりは自分では見えにくい

思い込み、こだわりは自分では見えにくい

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第1回講義の受講レポートです。

出来事そのものは単なる事実です。そういうことが起きた、という。

その出来事をどう受け取るかは、人によってそれぞれですよね。目の前で起こったことを、どう捉えるか、どう解釈するか、どういう意味を見出すか…いろいろな受け取り方ありますよね。

受け取り方はいろいろ…のはず…なんだけど、意外と「こうにちがいない」「こうなはず」「こうでな

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開示する相手は、まずは自分

開示する相手は、まずは自分

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第1回講義の受講レポートです。

思わず感情的に反応してしまう
本当はこうしたいのにどうしてもできない
ついつい、ああしてしまう
感情に振り回されてしまう

そういう場面は、自分の「思い込み」を知る良い材料になります。

第1回講義では、思わず感情的に反応してしまった出来事を思い出して、そこで自分が起こす感情と、それにまつわる思考を調べました。

出来事
そのとき

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